ゴミ袋有料化で呼び起された、消費のリアリティ

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令和2年葉月25日  今日もクルクル通信737号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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レジ袋が有料になってもうすぐ2ヶ月が経ちます。

今まで「無料」だったものが、「有料」になった途端にいきなり意識が変わったのは私だけでしょうか?

もともと、不必要にもらうタイプではなかったですが、妙にそれを大切する意識が湧いてきてしまいました。

カバンに、予備のビニール袋を入れるようにすらなりましたからね笑

さすがに、例えば、デパ地下で焼き鳥を買ったときに、裸で持ち運びをするのも気が引けますから笑

たかだか3円であっても「買った」となると、そこそこ惜しくなってしまう。

この気持ちは、金額の多寡ではなく、実際に「買った」という行為に紐づくのでは?なんて思っています。

私が貧乏性あるいはケチなだけかもしれませんが笑

このビニール袋有料化が改めて私に呼び起こしてくれたことは

手触り感の大切さ

です。

本当に、日常生活でこれって失われてしまっていますよね?

ちょうど、最近もスイカを忘れてしまって、切符を買ったんですが、

地下鉄であれば初乗り170円。

これって、オートチャージやモバイルスイカでは意識することなんてないですよね。

全てがデジタルで処理されている。

実際に支払いがあるにもかかわず、その処理はスマホ上でデジタルに数字が動いているだけ。

お金を使っている実感が皆無なんです。

実際のお金も銀行口座から出て行っているのに、これもまたデジタルな数字が減っていくだけ。

全てがスマホ上の数字が動いているだけ。

リアリティが皆無。

手触り感ゼロなんですよね。

キャッシュレスになって、デジタルの処理が増えれば増えるほど、生活はどんどん便利になっていきます。

でも、便利になった分だけ、手触り感が失われていると感じます。

 

支払うという行為のリアリティがなくなっているんですよね。

実はこれって、かなり怖いことです。

その恐怖を、今回のレジ袋有料化がリマインドもしてくれました。

そこで、その怖さを忘れないためにも大改革を行いました!!

第一弾として、モンストのゲーム内課金をデジタル上で処理しないようにしました笑

ここでも書いてきた通り、私はモンストのかなりのヘビーユーザーで、そこそこ?に課金もしております。

今までは、その課金をGpayでやっていたので、1クリック&指紋認証で完了していました。

その瞬間に、「チャリーン」って1万円が消費され、1万円分のオーブ(ゲーム内通貨)がチャージされます。

これが本当に危ないんです笑

チャージされた瞬間に、すぐにガチャを回すことが出来てしまう。

キャラがゲットできれば、テンション上がって、

ゲットできなければ、再び1クリック&指紋認証。再チャレンジがすぐにできます。

全てがデジタル上で行われます。

デジタルだけに、ノンストップでいけてしまうのです。

一切の実態を伴わないから、本当に危ないんです。

そこで、それをディフェンスするために、Gpayをやめて、Google playカードをコンビニで購入することにしたのです。

「手触り感」でリマインドです笑

日常的に数百円しか使わないコンビニで、万単位のお金を使うとなると、

「めちゃめちゃ使っている感」が出ます。

リアリティーがめっちゃ出るんですよ。

今までだったら、欲しいキャラが出なかったら、1クリック&指紋認証でバンバン追いかけてしまっていたところが、

Google playカードを削って、その番号を入力するというひと手間によって、

「おい、ちょっと待てよ?」

って一泊置けるようになったんですよね。

ゲーム運営側にとっては、

「いやいや、今まで通り、立ち止まらずに、そのまま使ってくれや!」って話なんでしょうけど…

このひと手間が、想像をはるかに超える抑止効果を生んでくれました。

リアルな手触り感は、行動意識変容にとって大きなインパクトを与えてくれる

ってのが今のところの実感です。

リアルって大事なのです。

 

この週末、MISIAのライブが初めて、LINEライブで配信されました。

本来であれば会場のブルーノートまで行きたかったところなんですけど、

テクノロジーの進化を実感しようとLINEライブで見ることにしました。

いや、これはこれで素晴らしかったです。

自宅でゆったりしながら、日曜日の夜に、MISIAの歌声に酔いしれることができましたから。

こんなの、今までになかった経験です。

不謹慎極まりないですが、ぶっちゃけ、「コロナ、ありがとう」って気持ちも湧きました。

でも、一方で、その配信を見ていて、

「やっぱリアルがいいなぁ」とも思ったんですよね。

もちろん、これはこれで全く新しい経験の価値があるとは思うのですが、ライブがやっぱりいいですね。

そんな気持ちを呼び起こされました。

このご時勢ですから、ライブやリアルイベント活動はしばらく自粛が続くと思います。

どこかで特効薬が生まれるのか?

それとも、

インフルエンザみたいに、毎度おなじみの風邪として常態化されるのか?

いずれにしろ、何かしらの改善によって、イベント活動が復活したとしたら、

この手触り感を求めて、多くの人がその場に殺到するのではないか?

リアルな交感を求めるのではないか?

そんなことも思いつつ、リアリティーの重要性を、改めて噛み締める今日この頃です。
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【今日のうねり】
リアリティを伴わない、デジタルな消費は怖いものだ。
実感が湧かないため、価値の実感も歯止めも難しい。
便利さの追求も大切だが、一方で、手触り感の注入も大切なのだ。
世の中がデジタルにシフトする一方で、リアルの価値もしっかり噛み締めたい。それを実感できる仕組みも生活に取り入れるのだ。