「衝動買い」を考える。

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令和2年9月3日  今日もクルクル通信746号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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ファッションが好きです。

今でこそ、購入量も頻度も激減しましたが、

高校生の時は、「裏原宿」に行ったり、「スマート」や「メンズノンノ」を読んだり、大学生や社会人の時は「LEON」を読んだりもしていました。

初めてのボーナスで買った商品は、「マッキントッシュのダンケルド(紺)」でした。

てか、今サイトを見て、値段が、当時の1.5倍になっていることにビビりました。

なんというインフレ率!

マッキントッシュは、三陽商会がバーバリーの代わりにライセンス契約をしてから、かなりポピュラーになりました。

しかし、当時は今ほどの知名度はなく、買える店も限られていましたし、当然WEBサイトもありませんでした。

ダンケルドは、着心地が最高でしたが、耐久力が弱いのが難点でした。

でも、めちゃ愛着があったので、手首や首回りがボロボロになるまで着ました。

イギリス人に言わせると、この商品は、「レインコート」らしいので、そもそも耐久力はあるわけないようです笑

ダンケルドは、後に、出張でロンドンにいた時に、フラッと入ったお店のセールでもう一着買いました。

その激安ぶりにびっくりしました、確か40,000円だったと思います。

そちらは今でも愛用しています。

社会人になってからはスーツや革靴にけっこうハマりました。

今でこそ全く着ることがないスーツですが、当時は仕立ててもらっていました。

生地選び、裏地選び、ボタン選び。超楽しいんですよね、スーツを作ってもらうのって。

もっとマニアックな人は、ラペルやポケットの形までこだわるのだと思いますが、さすがにそこまでの手を出しませんでした。

 

物を選ぶ時に、ちょいちょい訪れるのが、

どちらを買おうか?と悩むことです。

どうして買う時に悩んでしまうのでしょうか?

そもそも、お店に行ったものの、「何が欲しいのか?」が明確ではないと、商品を見た時に悩みますよね。

それが明確にも関わらず悩む時の代表例は、

欲しいと思っていたものとは別モノが欲しくなってしまった場合です。

もちろん、色や形、サイズといった仕様で悩むこともあるとは思いますが、それらは一つ階層が下。ものが決まった後の話だと思います。

実際に私自身が直面した、革靴を買う時を例に考えてみます。

この日本は、ご存知の通り、梅雨もあるし、結構雨が降る国です。

今朝も、突然ザーッとスコールがありましたね。(熱帯雨林気候かよって感じですよね)

地面は基本的にアスファルトです。

そんな日本の特性を考えると、

「靴底はゴムに限る!」と思っています。

雨には強いですし、アスファルトで滑ることもありませんからね。

ですので、仕事用の革靴を買う時は、

ゴム底であること

を必須条件にしていました。

ところが、革靴の本場イギリスに行ってみると、

靴底の基本は、革なんですよね。

確かにこの革の方が通気性は良いから、気持ち良いんです。

しかも、歩いたときの音が良い。

アスファルトだとあんまり感じませんが、石畳を歩くと「カッ、カッ、カッ」って音が鳴るんですよね。

出来ることなら、オール革が良いんですが、実用面を考えると、ゴム底にならざるを得ないと思っています。

実際に、イギリスの革靴の老舗、クロケットアンドジョーンズのセールに行ったことがありました。

本場で、「ゴム底を買うぞ」と意気込んでいったのですが、ほとんど用意がないんですよね。

基本は、オール革。あるとしたら、ストレートチップなど、本当にスタンダードな形だけなんです。

色も黒のみで、既に所有しているものと何ら変わり映えもしません。

そんな時に、ふとセール品に目を向けると、

靴底は革なんだけど、シルエットがめっちゃオシャレでかっこいい靴が置いてあります。

その瞬間、「超かっこいい!欲しい!」ってなっちゃいました笑

実際に、試着をしてサイズがあることも確認すると、

悩み始めるのです。

何に悩んでいるのか?と言えば、

実用性なのか? vs おしゃれなのか?

そのどちらなのか?ってことです。

でも、ビジネスでは、このセクシーな靴は使えない。買う必要がない。

仕事用であれば、たとえ、セールで安くなっていても、意味がないのです。使えないのですから。

そうなると、どうするのか?

今度は、

ビジネスじゃなくて、プライベートだったらありなんじゃないのか?

って、「使用の前提」を見直し始めるんですよね。

仕事みたいにガシガシ歩くこともないから、革でも大丈夫だろう。

プライベートだったら、実用性よりもおしゃれ重視っしょ!

って。

さらに、追い打ちをかける要素として、

「日本よりも圧倒的に安い」という、価格という別軸も加味されます。

こんな感じで、結局私は買ってしまいました。

そのセクシーな靴を。

これを、「衝動買い」っていうのでしょう笑

それを今、使っているのかどうか?ってのは聞かないでください笑

 

このように客観的に、意思決定のプロセスを書いていますが、全部後付けです笑

当時は、

「欲しい!でも、買う予定のものではない。これをどう自分に説明をつけるのか?」

しか考えていなかったと思います。

そんなもんですよね。普通。

だから「衝動買い」なんですから。

AとB。どちらにするのか?に悩んだ時は、

悩んでいる理由は何なのか?を整理できると良いんですよね。

これは、プライベートの買い物といった小さな意思決定だけではなく、結婚や就職といった大きな意思決定でも大切ですよね。もちろん仕事においてもです。

 

AとB、どちらを選ぶのか?という時は、

何が評価基準なのか?を明確にすることが大切です。

加えて、それぞれに惹かれる理由は何か?を明らかにする。

その理由をその評価基準で判断すると、意思決定がしやすくなります。

良いも悪いも、その評価基準によって決まるのですから。

実際に悩んでいるときに、こんな風に整理が出来れば良いのですが…

ついつい気持ちが先行してしまってできないのが人間なんですよね。

言うは易く行うは難し」ではありますが、

自分らしい選択が出来るように、明解な整理の方法は技術として持っておきたいと思うのです。
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【今日のうねり】
何かに悩んだ時は、何と何が対立しているのか?
という思考ができると良い。(二項対立)
それぞれの良い点を抽出し、それが自分の評価基準と合致しているかどうか?
シンプルに考えれば、それで結論は出るはずだ。
そりゃそうなんだけど、そう簡単に出来ないってのも人間なのだが、
整理は技術として磨くのだ。

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