「立場が人を作る」を考える。

==========
令和2年9月4日  今日もクルクル通信747号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
=========

後輩を持つ。部下を持つ。

言い換えると、先輩になる。上司になる。

ということは大変なことです。

人を指導することになるのですから。

「指導をする」ということは、

出来ていないことを指摘をしたり、

間違っていることは「間違っている」と言わなければならない。

既にできていることをより良くするには?

などをアドバイスもしなければなりません。

時に業務内外の相談に乗ることもあります。

仕事で、こんなことに悩んでいる。

あの人と上手くいっていない。

こんな仕事はもうやめたい

と言った仕事の話から、

恋人が出来ました。

失恋しました。

結婚しました。

離婚しそうです。

などなど、プライベートのことまで笑

自分のことで手一杯なんて言っていられません。

 

指導することはツライことでもあります。

もちろん、それは、「相手の気分を害することを言う」というメンタル負荷のかかる行為でもありますが、

それだけでなく、

自分の言ったことがそのまま自分に返ってくる

これがツライと思うのです。

相手の耳の痛いことを言っている最中から、

「果たして、自分はそれが出来ているのだろうか?」

と自らに問いかけることにもなるんですよね。

「こんな偉そうなことを言ってるけど、実は俺自身にも言ってるんじゃないか?」

そう錯覚することすらあるのかもしれません笑

自分ができていないにもかかわらず、そのできていないことを棚に上げて、偉そうに指導する人もいるとは思います。

でも、それは響かないんですよね。

と言いますか、むしろ逆効果。

「いやいやさー。あなたはそういうけど、自分も出来てなくないっすか??」

って、言われてる最中から思っているんですよね、言われた方は。

本当に後輩(部下)って、よく見ているんですよね、先輩のことを。

で、こう思われたら最後。

後輩はその先輩のことを信じることができなくなるんですよね。

で、一度生まれてしまった溝は簡単に埋まらないんですよね。

たった一個や二個、そういう出来事があっただけで、別のことを指摘した場合でも、

「何、偉そうに言ってんだよ、あれ、できてなかったじゃん」

って、思われてしまう。

揚げ足取りと言うのかもしれませんが、指導される側は、やっぱりどっかでそういった気持ちを持ってしまうんですよね。

これも良くないことではありますが。

なので、言う側はパーフェクトな振る舞いを求められるのです。

だから、大変だし、ツライんですよね。

 

立場が人を作る

という言葉があります。

この場合の「立場」を、仮に、昇進をして役職につくことや、後輩を持つ(自分がメンターになる)こと

とすると、

この言葉の意味は、

指導する以上のことを自分がやらなければならないからこそ、後輩以上に自分が成長する

ということではないか?

と思います。

後輩に指導をすればするほど、同時に、

「やべぇ、言うほど、俺、出来ていないよね。てか、何もできてない。やんなきゃ!やんなきゃ!」

って自らに言い聞かす。

そう思うから、以前とは比較にならないほど、コソ勉をする。色々頑張る。

「言った以上のことはやらねばならない!」

と思うから、実際の仕事でも、仕事ぶりにも迫力が出る。その姿を後輩見せつける。

心の中では、「ガツン」って、殴りつけている気持ちです笑

そんな内的にも外的にも変化が生まれるから、

立場によって、人は加速度的に成長するんだと思うのです。

そんな変化を遂げている人物であれば、指導された側も、

「あの人に言われたら、仕方ないよねー」って思うんですよね。

得手不得手もあるし、失敗もするのが人間ですから、

仮に出来ていないことがあっても、後輩もそれを咎めることはないと思うのです。

前言と矛盾するようですが、パーフェクトでなくても良いんですよね。

率先垂範

さらなる成長を目指して、もがいているのか?

そういう姿勢に人は魅かれます。

一番ダメなのは立場にかまけて何も努力をしない人です。

弛まず、学び続け、行動し続ける姿にこそリーダーシップは宿る

そう思うのです。

少にして学べば壮にして為すこと有り。壮にして学べば老いて衰えず。 老いて学べば死して朽ちず。

西郷隆盛が愛読したと言われる、佐藤一斎が書いた「言志四録」にある言葉です。

日々、学び続けるのです。
*****
【今日のうねり】
後輩を持つことは大変なことだ。
指導をする以上は、それ以上のふるまいを自分自身が求められるからだ。
指導した言葉はそのまま自分に返ってくるのだ。
「立場が人を作る」と言う言葉があるが、これは、「指導する以上は自分が一番やらねば」という気持ちを当人に駆り立てるから、それが加速度的な成長をもたらすという意味ではないか。
いくつになっても学び続けるしかないのだ。

「立場が人を作る」を考える。」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。
    職場では1年後輩ですが、人生においては一回りも上の大先輩より相談に乗って欲しいと言われ、明日、話を聞くことになっております。
    自分はこの仕事を始めて2年目の未熟者です。
    仕事の相談も初めてのこと。
    果たしてどのようにお話しを伺おうかと考えていたところでした。
    「立場が人を作る」
    この言葉を胸に、相手の方は勿論、自身の成長にも繋げられる明日を迎えたいと思いました。
    ありがとうございました。

    1. 佐藤様

      コメントありがとうございます。
      本日のお話合いも双方にとって実りあるものであったとしたならば、
      これほど嬉しいことはございません。
      またお時間がある時にこのブログを覗いていただけると嬉しい限りです。
      この度はありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA