「最高のお膳立て」を用意するのも現場の仕事なのです。

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令和2年9月24日  今日もクルクル通信766号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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上司は困った時に使うもの。

それを上手く使うためにも、「使うタイミング」を誤ってはならない。

「ここぞ」というに使うからこそ、価値があるのだから。

そんなことを昨日書きましたが、今日も続けます。

「ここぞ」という時に使うからこそ、価値があるのは紛れもない事実ですが、

その「ここぞ」を作るのも現場の仕事力だと思うのです。

例えば、お客様に「お願い」をしてもらう場合。

上司を使うということは、自分が日常的に向き合っている、お客様担当者をすっ飛ばすことにもなります。

なので、それで事故が起こらないように、担当者と話をつけておくのも、お願いをする上では重要な「現場の任務」です。

それをおざなりにしておくと、お客様(特に自分のカウンターパート)の顔を潰す可能性がありますからね。

丁寧な地ならしが欠かせないのです。

それらの地ならしができて、初めて「ここぞ」という時になります。

だから、それを作るのは現場の仕事なのです。

ここで初めて、上司が登場する舞台が整ったとも言えます。

ここまで準備ができているから、安心して、自分の上司にお願いができるのです。

お願いの仕方としては、例えば、次のような感じでしょうか。

「お願いがございます。A部長に××について、お話を頂けませんでしょうか?

状況としては、以下の通りです。

現場Bさんには、ここまで話をしております。

A部長には、この話も入っていません。

明日の午後、Bさんが、A部長に話を入れる予定ですので、なんとかその前にお話を入れていただけませんでしょうか。例えば、今日の夕方ないしは明日の午前中までとかに。

お伝え頂きたいことは以下の3点です。

懸念点としては、△△があります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます」

みたいな感じです。

上司を役者に見立てるならば、気分は、上司の振付師。あるいは、セリフを紡ぎ出す、脚本家でしょうか笑

実際の上司同士の打ち合わせに立ち会うことはないとは思うので、舞台監督なんていうと言い過ぎですからね笑

でも、ここまでやらないと、ダメなんですよね。

上司は上司の仕事があり、事細かな現場の状況まで把握なんてしてられませんから。

にもかかわらず、いきなり、「〇〇というお願いがあります。後はシクヨロ」みたいなことをしてはいけないのです。

そんな雑なお願いをされたら、

「いやいや、中田。そのお願いの仕方はないだろう。

もっと丁寧に状況を説明しろ。

どう俺に動いてほしいのか?

きちんと振り付けするのがお前の仕事だろ」

という話になるのです。

上司の立場から考えてみたら、当たり前ですよね。

部下から頼まれたことを形にするのが、上司の仕事なのですから、それを達成するために必要なことを全て把握しなければならないのです。

動くことができないのです。

逆に言えば、その動ける状況を作らずして、「あとは上司お願いします」は、お願いの仕方として間違っているのです。

言うまでもなく、そのお願いが通るわけはありません。

間違った行為からは間違った結果しか得られないのですから、

お願いする以上は最高のお膳立てを用意するのも現場の仕事なのです。

誰でも決められる「ごっあんゴール」くらいのキラーパスを出すのが部下の仕事なのです。

実際、私自身、かなり事細かに、脚本を用意していました。

 

最終的にはお客様にお願いを聞いてもらうためには、まずは、自分の上司にお願いを聞いてもらう必要があります。

そのためには、上司が動きやすい舞台の演出や脚本作りが欠かせません。

その脚本は誰が作るのか?

もちろん、自分で作るしかありません。

舞台の準備から、脚本まで。「ストーリーを書く力」は、良い仕事をするためには欠かせないのです。
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【今日のうねり】
上司を使う、「ここぞ」というタイミングは現場が作るものだ。
「ここぞ」は、地ならしや話してもらいたいことの原稿作りが出来上がっている時を言うのだ。
舞台演出や脚本づくりともいうのかもしれない。
良い脚本がないと、良い舞台ができないように、役者が良い演技ができないように、上司にも良い演技をしてもらうには、良い脚本が欠かせないのだ。
これを全体を描くのが現場の仕事。ストーリーを書く力は、良い仕事をするためには欠かせないのです。

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