何を食べてもうまいパン屋は、パン生地がうまい。

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令和2年9月29日  今日もクルクル通信771号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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最近、昼飯でパンにハマっています。

そのパンは、

クロワッサンの中に、固めの「いり卵」が入っているだけの極めてシンプルなもの。

だけど、美味しいんです。

これとコーヒーの掛け合わせ。至福の時になっています。

満腹にしないのが原則なので、これ一つで昼飯を済ますこともあれば、もう一つ買い足すこともあります。

これが美味しすぎるので「二つ買う」という選択肢もありますが、さすがに芸がないので、

もう一つは毎回変えています。

というか、毎回選ぶのもめんどうなので、一つに確定させたいんですけど、「これだ!」ってのが決まっていないのが現状です。

今朝も、そのパン屋さんで、このクロワッサンを購入。

ほぼ同じ時間に行くのですが、日によっては、既に出来上がっていたり、「今作ってるんで、3分ほど待っていただけますか」なんて日もあります。

最低週一、多ければ週に3回食べることもあります。

今朝、出来上がりを待っているときに、ちょうど店員さんが近くに来たので、

「甘くないパンでおすすめはどれですか?」

と聞いてみました。すると、

「これですね。これ(カンパーニュを指をさしながら)をカットしたものにチーズを乗せて焼いているだけなんですけど」

と即答。

迷わず、購入しました。

そこでハッとしました。

ずっと、このパン屋さん、カレーパンや、焼きそばパンといった総菜パン類がほとんどなくて、レパートリー少ないなって思っていたんですが、

この話を聞いて気づいたんですよね。

ベースとなるパンがあって、基本は、それを加工した総菜パンを作っているのでは

って。

たぶん中心は、

クロワッサンベースものか?

バゲットベースのものか?

カンパーニュベースのものか?

です。

これらに、例えば、卵や、チーズとハム、あるいはソーセージを挟んだものを総菜パンとして販売しているんじゃないかと思われます。

もちろん、これらのベースとなっている、クロワッサンもバゲットもカンパーニュも単品でも販売しています。

基本的にどのパンを食べても美味しいです。

それは、

ベースが美味いから。

ベースとなるパンが絞られていて、かつ、それが美味いから、その総菜パンも美味しくて当たり前なんですよね。

そう、ベースが良いとその変化形も美味いに決まっているのです。

生田さんのピザもどれを食べても美味しいのも同じ原理ですね。

そもそものピザ生地が美味い。しかも、合わせている具材もどれも美味しい。

鬼に金棒。

美味しくて当たり前なのです。

 

ビジネスパーソンも一緒ですよね。

パン屋はベースのパンが、美味ければ、どの総菜パンも美味しいのと同じように、ビジネスパーソンも、

ベースさえしっかりしていれば、どんな仕事をやったとしても、高い成果を上げることができる。

んですよね。

このベースとなる力は、職業を問わず、基本的には同じものだと思っています。

思い返してみれば、就職活動の時、OB訪問をした、とある大先輩が、

「まあさ、色々悩むと思うけど、基本、どの会社行っても一緒だから。大体10年ぐらいは同じ。

変わるとしたら、そっからだよ。

どこ行っても同じだから、ご縁があったところに行けば良いんだよ」

って仰っていました。そのメッセージは、

どんな仕事をやるにも、基礎能力は一緒。それはどこでも学べるから。

その基礎能力を習得するのに、10年かかるよ。その習得する舞台が、会社によって異なるだけ

ということなのではないか?

なんてことを思いました。

 

では、そのベースの力ってどんな力なんでしょうか?

例えば、

人の話が聞けること。

話ができること。

文章がかけること。

行動できること。

フットワークがあること。

気持ちよく挨拶ができること。

相手の気持ちを想像できること。

などなど、文字してしまえば、「当たり前のこと」ばかり。

でも、これらを高い水準で身につけることは決して容易なことではありません。

もし、これが身についていれば、強靭なベースが仕上がっていることになりますので、

各業種・業界で個別に求められる力は容易に身に着けることができ、それを使いこなすこともできる

と思うのです。

パソコンで言えば、

ベースはOS。固有の力や知識はアプリケーションと言えるのかもしれません。

Windows95に、最新のPowerPointを入れても動かないのと同じように、

ベースが充実していないと、固有の能力を活かすことができないのです。

フリーズしてしまうので。

昔のWindowsによくあった、変な効果音ともに、画面が真っ青になっちゃうのです。

 

もちろん、

「いやいや、10年かけて基礎能力?そんなの、昔の話で、大事なのはスキルっしょ?アプリケーションの方が大事っしょ」

という考え方もあると思いますし、それを否定するつもりもありません。

実際、スキルがあった方が、スタート時は、「こなせる仕事が多い」こともあるとは思います。

でも、そればかりでは、「戦えない仕事」があるのも事実なんですよね。

それに直面をした時に、そこから、ベース開発に取り組めばよいのですが、

これを鍛えるのって、時間がかかるんですよね。

10年がかりなんですよね。

だったら、「急がば回れ」の精神で、ベース開発重視で、スタートを切っても良いのではないか?

どうせ、いつかやらなきゃいけないのだから。

それを前倒しで、着手した方が良いのではないか?

って思うのです。

 

繰り返しになりますが、どちらが良いとか悪いとかという話ではないです。

ただ、ここを鍛えることの難しさもあります。

例えば、物理的な時間がかかるだけでなく、「力がついているのか?ついていないのか?」ってことが目に見えにくいってことです。

だから、折れやすい。

そんな時に大事なことは、

「今は、どんなアプリケーションを乗せても、サクサク動く、強靭な土台を作っているんだ」

と自らに言い聞かすこと。

自分の行動を、一歩引いた目線で捉えること。メタ的に捉えられること。

なんだろうと思います。

全体感が見えるから、目の前の地味な活動に意味を見出せるのです。

地味な毎日に喜び感じていきましょう笑
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【今日のうねり】
美味いパン屋は、生地が美味いように、一流のビジネスマンは基礎能力が充実しているのだ。
それがあるから、固有のスキルやノウハウを上手に活用して成果を上げることができるのだ。
ただ、その基礎能力を身に着けるには、10年単位の時間がかかってしまう。
なので、早い段階から着手し、続けることが大切になるのだ。
その作業は地味なことばかりで、心が折れそうになることもあるが、
その行動が、「強靭な土台作りなのだ」とメタ的にとられることができれば、それもやりきれる。喜びを見出すこともできるのだ。
とにかく、強靭な土台を作るのだ。

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