良い仕事は高い「イタコ力」から②

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令和2年10月4日  今日もクルクル通信776号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日、「イタコ力」について書きましたが、今日も続けます。

この「イタコ力」、組織に所属する人にとっては大切な力だと思っています。

イタコ力には三つの段階があります。

第1段階目は、お客様や上司の考えていることを正確に理解し、正確に人に第三者に伝えること。

第2段階目は、「きっと〇〇さんだったら、こういう風に言うだろう」と精度高く、想像できること。自分で「解釈」を加えることができること。

第3段階目は、自分のやりたいことをやること。

です。

別に、「第3段階目は、自分のやりたいことをやる」なんて、仰々しく書かなくても良くない?やりたいようにやればよいじゃん!?

そんなツッコミがあるかもしれません。

個人事業主だったり、会社の社長であれば、イチイチ、「イタコ力」なんて考えなくてよいでしょう。

自分のやりたいことをやりたいやり方で好き勝手にやれば良いです。

でも、組織に所属しているのであれば、組織の一員として仕事をしようと思うのであれば、そういうわけにはいきません。

確かに、その仕事はあなた自身がやってはいますが、世の中的には、あなたではなく、その組織がやっていること。

組織の考え方や活動方針、文化に則ってやらないと意味がない。

といいますか、それに則っていないと、承認が下りないから、アウトプットとして世に出ないのです。

「何、承認とかつまらないこと言っているんだ」って言われるかもしれませんが、事実、組織に所属している以上は、それを通らずにして、ことは進まないのです。

ウルトラC的に、その承認を飛ばす方法もありますが…一旦はここではそこには触れません。

そのような「自分だけがやりたこと」をやりたいのであれば、「自分の会社でやってくれ。1人でやる分には全然かまわないから」って話なんだと思います。

そんなことを言うと、「自分のやりたいことをやる自由なんて、組織にいたらないんじゃないか?」

そんなツッコミを受けそうです。

そうとも言えるし、言えないというのが私の考えです。

組織の考え方や文化、そのルールを理解した上で、その中で、自分のやりたいようにやれば良い。

と思います。

「そんなルールに束縛されることすら嫌だ!」と言うのであれば、組織を出るしかありませんが…

そのやりたいようにやる自由は、かなりデカイ

と思っています。

(あくまで、私の経験の範囲の話にはなりますが)

そして、その自由の中で、組織のパワーを最大限活用する。

パワーとは、ヒト・モノ・カネ、カンバンなどなど、ありとあらゆる組織の資産です。

これこそ、組織に所属する醍醐味ともいえると思います。

個人ではとても実現し得ないような大きなことが組織なら叶うことがあります。

もちろん仕事の大小が良い悪いに繋がるとは思いません。

でも、実際に、組織にしかできないことってあります。

一人用のカヌーで、大荒れの太平洋を横断することはできないが、

クイーンエリザベス号だったら横断できる。

そんな感じでしょうか。

 

「イタコ力」とは、組織に所属し、そんな大きなことを成し遂げるための、基礎要素なのです。

その力があるから、それがあることを関係者に理解してもらっていると、仕事をどんどん任されるようになるのだと思います。

逆に、それがない人に、上司が「大事な仕事を任せよう」って思わないですよね?

組織と全然異なる考え方や行動をとる可能性がある人には、怖くて仕事を任せられないじゃないですか。

その観点で言えば、

イタコ力は、組織において、良い仕事をゲットするためのパスポートともいえるかもしれません。

あるいは、「信用」と言い換えることもできそうです。

 

第2段階目以上のイタコ力があれば、

今まで経験をしたことがないような、新しい自体に直面したとしても、無意識で、その組織らしい振る舞いを取ることができる。

なぜなら、会社の考え方や文化、行動様式が体に染みついているから。

それをベースとした意思決定ができる。

さらに、そこに自分で「味付け」を加えることが許される

のだと思います。

加点要素を付け加えることができるのです。

基礎点は「イタコ力」でしっかり取れているから、加点要素で、個性を出せるようになるのです。

おそらく、これが、

やりたいことをやる。

ってことの入り口なのでしょう。

基礎点がないのに、自分の勝手な加点要素ばかりを突っ込んだって、良い仕事にならない。

基礎点あっての加点要素なのですから、

「加点要素を加えるなら、基礎点を取ってからにしてくれ!」

って話になるのだと思うのです。

おそらく、フィギュアスケートでも、基礎点がしっかりあるから、加点要素が効いてくるのでしょう。

全ては自分のやりたいことを、やりきるために。

ハイスコアを叩き出すために。

基礎点作りとして、「イタコ力」(第二段階目まで)を徹底的に鍛えることが大事だと思うのです。
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【今日のうねり】
組織において、やりたいことをやるには、組織の思想や思考、行動様式や文化を理解していることが前提だ。
その前提を身につけられているかどうか?これをイタコ力(第二段階目)と言うのだ。
これがあるからこそ、自分で、加点要素を加えることができるのだ。
それがないのに、加点要素を勝手に加えようもものなら、「自分の会社で一人でやってくれ」って話になるのだ。
高い基礎点があるから、加点要素が効いてくる。
組織において良い仕事をするには、高いイタコ力が必須なのだ。

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