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令和2年10月6日 今日もクルクル通信778号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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先日、電通時代にお世話になったお客様とオンラインチャットをしました。
今でもこういった時間を頂けるのは嬉しい限りですし、しかも、オンラインで気軽にできるなんて良い時代です。
こんな選択肢が取れるのは、「コロナのおかげ」と言っても良いのかもしれません。不謹慎ではありますが。
お互いの近況報告しつつ、楽しいチャットをさせてもらいました。
彼は、相変わらず、広告のお仕事をされていて、今まさに、コロナ明け第一弾のテレビCMを作っている、そんな話を聞きました。
久しぶりに編集室に入ったらしいんですが、そこでの出来事について、話をしてくれました。
これってなくないですか?
そんな話でした。
「中田さん、聞いてください。
先日、久しぶりにCMの本編集で、編集スタジオに行ったんですよ。
静かだし、映像も音も良いし、たまに行くにはいいところですね笑
あっ、今回の仕事は他店さん(電通ではない)です。
その編集室で、ちょっとありえないなーってことがあったんですよ。
ちょうどお昼の時間帯だったんですけど、代理店さんは気を使ってお弁当を用意してくれていたんですよね。
まあ、用意してくれてるだろうなと思いつつも、なんかそれを当てにしていくのも、嫌だったんで、昼飯を食べてから行きました。
そうしたら、案の定、結構な数のお弁当が用意されていました。
数種類のお弁当に加えて、パンも。
まあ、お気遣いいただくのは本当にありがたいんですけど、「こんなにいる?」という量でした笑
それはそれで全然良いんですが…
代理店の方が、何も悪びれず堂々と、そこ(私の前)からパンを取り出して、バクバク食べ始めたんですよ。
まだ、映像確認も全て終わっていないんですよ。
これってありっすか??ちょっと引きました。
いや、何もお弁当が自分たちのものだけだと思っていないですし、全然食べて下さって良いんですよ。
一生懸命、我々のためにCMを作ってくれているわけですし。
本当に良いんですけど、
それってこのタイミング?
って思っちゃったんですよね。
いや、全然良いんですけど、別に我々誰1人も食べてないし、
我々の到着前に食べるとか、部屋の外で食べるとか、あるじゃないですか。
「何も今やらなくてもよくない?」って思っちゃったんですよね。
で、実はこれ、この日だけじゃなかったんですよ。
前回もそうだったんですよね。その時も堂々とおにぎり食べたんですよ。
そんな人もいたかと思えば、
水に。お茶に。コーヒーに。
1人で何本もペットボトルを開けている人もいました。
全部飲み干してから帰るよね!?ーって思っちゃいました笑
なんだかなーって感じです。
そんなもんなんすかねぇ?どうなんすか?これ!?笑
中田さんの時はなかったですよね!笑」
「いや、それはまじでないっすね」
この一言しか出ませんでした。
皆さんはどう思いましたか?
「お行儀が悪い」と言いますか、「隙だらけ」と言いますか。
おそらくやっている人達は、そもそも、それについて何とも思っていないんでしょう。
それ、お客様に見られてるよ。違和感持たれているよ。
ってことに、気づいてもいないでしょうね。
悲しいかな、怖いかな。人は、気づいていないことは直せないので、誰かが指摘してあげないと、おそらく一生このままなのでしょう。
彼もこんな話を私にぶっちゃけてくれるのですから、
少なからず私はこの手のことはちゃんとしていたということだとは思います。(そう思いたい笑)
いや、でもですね、実際、そんな事はしませんよ。
そんな教育受けてないですからね。
「立食パーティーには、吉野家を食ってから行け」
なんてことを言われていたくらいですから。
編集室だろうが、パーティーだろうが、お客様と一緒の空間で、お客様から勧められることもなく、先に手を付けたことは一度もありません。
もちろん、お客様の方から、「食べて下さい。」「一緒に食べましょう」って言われれば、ご一緒させて頂いたことはありましたが、自分からなんてことはありません。
「いやいや、言ってることが分からない。あるんだから、食べればよくない?何を遠慮する必要があるの?」
って、思う人もいるかもしれません。
もちろん、それはそれでないこともないとは思います。
どちらが良いのか?悪いのか?って話でもないと思いますので。
ただ、行儀が悪いなって思うだけです。
人間、どこで誰に、何を見られているかも分かりません。
「お天道様は見ている」っていう言葉もあります、
あるいは電通鬼十則に、
頭は常に全回転、八方気を配って、 一分の隙もあってはならぬ、 サービスとはその様なものだ.。
というのもあります。
お行儀の悪い人にはなりたくないですし、いつも慎ましく身奇麗にありたい。
そんなことを思いました。
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【今日のうねり】
人は自分で気づいていないことは治しようがない。
なので、気づいていないエラーがあるとしたら、それは怖いことだ。
中でも礼儀作法に関わることはちゃんとしていたい。
一発レッドカードにもなりうるからだ。実業務のミスよりよっぽど怖いので、要注意だ。
人様の前では、隙を作らないように、日々きちんと、身ぎれいにしておくのだ。