谷川俊太郎の【因果】と清水潔の【殺人犯はそこにいる】。その視点はNAKATTAYO!

【殺人犯はそこにいる】を読みました。
「新年早々、景気の悪そうなタイトルの本を読んでいるな!」
って思った方!大間違いです。
とんでもない名著です。
言霊とはよく言ったものですが、一文字一文字から伝わる圧倒的な著者の思いと迫力。魂が揺さぶられました。
最大の学びは、プロフェッショナルとしての姿勢です。
著者の清水さん、基礎体力が高すぎます!
ハートワーク
リッスンワーク
マウスワーク
ハンドワーク
フットワーク
ヘッドワーク

全ての筋力がとてつもないレベルでなければこんな仕事は出来ない!
とただただ感服しました。
これほどまでの想いと努力を【仕事】というんだろう
と、年始からとんでもないインパクトを受けました。

この書籍を通して感じたもう一つのことは、
いかに先入観を排除できるか?思い込みを排除できるか?
それの重要性です。
簡単に思えて、簡単ではないこと
ですよね?
これが出来るようになるための大切な心構えは、
自分は何も知らない、ほとんどのことを知らない
という前提に立つということではないかなと思っています。
振り返ってみると、このような【調査報道】関連書籍、あるいは記者のルポのような書籍は、中学生の時に読んだ、【本多勝一のアラビア遊牧民】以来読んだことがありませんでした。
もう25年ぶりぐらいだと思うんですけれども、それぐらい記者の書籍を読んでいないわけです。
なので、
記者という職業の方がどういった生き物なのか?どういった考え方をする人なのか?
なんて考えもしてこなかった。といいますか、考えられるわけがないんですよね。見たことも触れ合ったことも、意識したこすらないのですから。
あるいは、この書籍を読むまで、司法や警察といった権力に潜む闇や検察も警察もみんな同じ人間という生き物なんだっていう、当たり前すぎることも考えることもしてこなかったんです。
だから、
「その視点はNAKATTAYO!」ってことばかりですし、
今自分が生きている社会空間、人間関係が非常に狭い、偏ったものである
っていうこと
を痛感せざるを得なかったです。

正月2日に妻の実家で、義兄が谷川俊太郎の詩の中で一番好きだという、【因果】という詩を読みました。
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結果はたったひとつだが
原因の数はゴマンとあるよ
小さすぎて目にもとまらぬ原因から
大きすぎて目にはいらない原因まで
原因は人間とともに繁殖し…
(以下略)
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この視点はNAKKATAYO!
と胸を打たれました。特に、
大きすぎて目に入らない
というところですね。
全篇を通して、素晴らしい詩です。言葉を扱うプロフェッショナルの凄さも感じ、心震えました。

自分は何も知らないということ
無知の知
という前提に立つということはとても大事なことなのではないだろうか?
何か判断を下す際は、特に。

小さすぎると自分が勝手に思っていることはないか?
あるいは、
大きすぎて見逃していることはないか?
など、自らに問いかけ、できるだけ広い視野を持って生きようと決意したのでした。

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