空き缶とORIGINAL LOVEと私の記憶。

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令和2年10月21日  今日もクルクル通信793号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日に引き続き、今日もめっちゃ秋晴れ。気持ちのいい朝でしたね。

一昨日と同じジーンズをはいて、気分爽快に家を出ました。

オフィスについてからデスクに座ると、

一瞬、あの匂いがしました。

そう、一昨日スタミナ苑の香りです。

ちょっと待て。昨日一日、ベランダに干しておいたぞ。洗濯物が太陽の匂いがするほどに乾いていたぞ。

にもかかわず、この香り。

さすが日本一の焼き肉!太陽の消臭力ですら歯が立たないようです。

家を出る前に匂いを確認したはずなんですけども笑

で、この匂いを嗅いだ途端に、また食べたくなってしまいました。

うまい焼肉屋で、「この煙だけ飯が一杯食える」なんて言う人がいますけど、

私は、このジーンズに残っている臭いと美味かった記憶で、ご飯が食えてしまいます笑

それぐらい臭いというのは、強烈に記憶と結びつくんですよね。

歌の歌詞にもよく出てくるじゃないですか。例えば、宇多田ヒカルのfirst love。
===
最後のキスはタバコの flavor がした
ニガくてせつない香り
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とか。

 

記憶の話で言うと、まさに一昨日、中学同級生(柏原くん&立川くん)と話していて、自分には欠損している中学の出来事がたくさんあることに気づきました。例えば、

「そういえば、文化祭で「空き缶」やったよね」

「空き缶?何それ?ごめん、全く覚えてない」

「嘘でしょう?本気で言っている?キリンにも一緒に行ったじゃん!」

「キリン?ビールの?いや、ごめん。本当に覚えていない」

こんな会話を柏原くん(当時同じクラス)としました。すると、別のクラスだった、立川くんが

「あー、空き缶。教室中につけてたやつでしょ?」

と言う。

実際、そうだったらしいんですが、当の私は全く覚えていません。断片的な光景すらも思い出せません。

 

話は変わりますが、先日、お客様が、<ORIGINAL LOVE>と書いてあるTシャツを着ていました。

「まさか!」と思って、

「<ORIGINAL LOVE>って、あのバンドのオリジナルラブですか?田島貴男の?好きなんですか?」

「いや、そうですよ。ライブ行くくらい好きです」

「えっー、まじっすか!僕も学生のころ、めちゃくちゃ聞きました。<ORIGINAL LOVE>ファンに久しぶりにお会いしました!」

こんな会話をしました。

で、その会話の後から、<ORIGINAL LOVE>が妙に聞きたくなって、amazonミュージックで検索。

90年代のベストアルバム、<Free Soul>があったので、聞きました。

一曲目から最後の曲まで全19曲。

全部覚えていました。

ほとんどが、少なくとも15年は聞いていないにもかかわずです。

メロディーを聴けば、自動的に歌詞が口から出てくるし、メロディラインもバンバン口ずさめる。

「この曲を聴いていた時は、あれをしていたな」

とか、中には、聞いていた光景すらありありと思い出すことすらできる曲もありました。

自分でもびっくりしましたよ。

よくもまあ、誰にも頼まれていないのに、こんなに覚えているもんだと。

同じ中学生の思い出なのに、この空き缶との差は一体何なんだろうか。

今のところ、分かることはただ一つ。

「楽しかった」ことは覚えている

ということ。

<ORIGINAL LOVE>をはじめ、音楽を聴くのが楽しかったんですよね。

一方で、空き缶のやつは「全然面白くなかった」って、ことなんだと思います。

だって、本当に何も覚えてないんですもん。

ちなみに、山下達郎のファンになるのは、これよりも数年後の話です笑

<ORIGINAL LOVE>から、ソウルやジャズ。ファンクミュージックに興味を持ちました。

この週末、その当時の流れを追うかように、

ハービー・ハンコックの<ヘッドハンターズ>も聞きました。

すると、この曲を始めて聞いた妻が、

「一体、これを聞きながら何してたの?」

と質問をしてきました。

「そうだな。ずっと、寝っ転がって、曲を聞いてた」

と答えました。当時、実家のベッドの上で、SONYのオーディオで、寝っ転がりながら聞いていた光景を思い出しながら。

ちなみに、この<ヘッドハンターズ>ですが、とある記事によると、
===
時代を切り拓く先駆者ハービー・ハンコックの最重要アルバム。
イントロ一発で聴くものを魅了する「カメレオン」で始まる本作は、ハービーのエレクトリック期代表作であり、ヒップホップ~現代の音楽シーンに限りない影響を与え続けるモンスター・アルバムとして知られる。
(抜粋)元ネタはこちら
===

こんな感じです。

ご興味を持たれた人はぜひどうぞ。めちゃかっこいいですよ。
どうやら、今年、リマスター版が出たらしいですね。

当時はAmazonプライムもNetflixもなかったし、当然ネットもなかったので、

部活以外でやることは、音楽聞いて、漫画読んで、本を読む。映画を見る。

しかなかったんですよね。けっこう、タワレコに入り浸っていました。

あとは、テスト前に勉強するくらいです。

当時の勉強したことも、社会以外は何も覚えていないから、ちっとも面白くなかったんだと思います笑

 

結局、「記憶のこと」と言いながら、中学の思い出話を長々と書いてしまいましたが、

スタミナ苑の香りで飯が食えることと言い、

結局、「好き」とか「面白い」ってこと以外は、記憶に残らない

んですよね。(真逆のつらいとか、悲しいとかはまた別の話なので置いておきます)

超当たり前なことですが、本当にそうなんです。

20年も前のことなのに、ありありと覚えているのって、そんなことだけですもん。

楽しいってことは感情が動いている証拠。

どうせやるのであれば、数十年の月日が経っても、鮮やかに思い出せるようなことが良いですよね。

これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。

と、2500年以上前に孔子が書いていたそうですが、

たぶん、人間は本質的にはこの時代から変わっていないのです。

自分が「楽しい」と心の底から思えること。

それを人生のど真ん中に据えて生きる。

そんな歩みをしていこうと改めて思うのです。
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【今日のうねり】
楽しいことは覚えているけど、詰まらないことは覚えていない。
結局、感情が揺すぶられていたことは記憶に残るし、そうでないことは忘れていってしまうのだ。
どうせだったら、数十年経っても覚えていられるようなこと。
楽しい!と思えることで人生を埋め尽くしたいものだ。
そんな人生を歩んでいくのだ。