「御礼の型」から「営業の型」へ。「型」を転用する。

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令和2年10月26日  今日もクルクル通信798号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日、御礼メールの完成された「型」について書きましたが、今日も続けます。

完成された「型」を身につけるメリットは、それを転用することによって、また別の「型」を身に着けやすくなることにあります。

昨日書いた「御礼メールの型」とは次の通りです。

①昨晩は、ありがとうございました。(必要であれば、ご馳走様でした)

②自分にしか書けない一言を加える。

③もう一度、ありがとうございました&引き続き宜しくお願いします。

ポイントは、②の自分にしか書けない一言、これになります。

昨日も書きましたが、ここは何も大層なことを書け!という話ではなく、

「自分が良いな」と思ったこと、自分のアンテナにビビッと反応した話を書けば良いのです。

 

話は一気に変わりますが、この昨日のブログ、あるカフェで書いていました。

書いている途中に急激に便意(大)を催し、トイレに駆け込みました。

正確に言うと、トイレの使用ランプがついていたので、空くまで我慢。空いた途端に駆け込みました笑

便座に座り、秒の速度で用を足し笑 「ふう」と一息ついて目を上げると、そこに

「バイト募集の張り紙」がありました。

余談ですが、ここのトイレはウォシュレットがなかったので入念に「お尻拭き作業」をしました。

ウォシュレットなし時における、お尻拭き作業の重要性は痛いほど感じていています。

その昔、ローマで文字通り「痛い」経験をしたことがありまして…いつか機会があれば書きたいと思います笑

さて、

まさに、こんなブログを書いている途中だったからなのか?

この貼り紙に異常な違和感を覚えました。

それは次のような内容でした。(要素だけ抜粋します)
===
アルバイトに〇〇(店名)はいかがですか?
カフェで働いてみたい
好きな時間に働きたい
素敵な仲間と出会いたい
自分の経験を広げたい

時給1050円~1250円(フォントが2倍)
交通費支給、食事補助昇給あり

連絡先とQRコード
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こちらも三段階構成という点では昨日の御礼メールと同じですが、まるで別物。

読んでも、「この店で働きたい!」って気持ちが全然高まってこなかったです、少なくとも私は。(高まりますか??)

その理由は、まさに

このお店でしか書けない、一言がないから

って思いました。

この募集要項に書かれていることって、

スターバックスであろうが、

ドトールコーヒーであろうが、

タリーズコーヒーであろうが、

ルノアールであろうが、

珈琲館であろうが、

どこでも書くことができることじゃないですか。

内容そのままに、店名変えて別のお店のトイレに貼っても成立しちゃいます。

それじゃあ、やっぱり刺さらないですよね。

もしかしたら、他のバイトに比べたら、「時給」が良いのかも?なので、それで応募者がいるかもしれませんが…

(私がバイトをしていた蕎麦屋さんは、850円だった時がしますので、同じ飲食ならずっと良いですね)

 

それに惹かれる人を集めたいのであれば、それはそれで良いです。

ただ、その場合は、もっと、「お金」訴求になるはずなので…やっぱり辻褄が合いません。

 

この貼り紙はある意味、求人広告。言い方を変えると、営業行為です。

自分のお店に興味を持ってもらって、買ってもらう=入店してもらうことが狙いだから。

でも、これでは、売れなそうですよね。

繰り返しになりますが、このお店でしか書けない一言がないからです。

例えば、こんな風に変えたらどうでしょうか。できるかどうかも全く分からないので、例えば話にしかなりませんが。

・好きな時間で働きたい。

⇒どのくらい好きな時間の融通が利くのか?が分からない。なので、もうちょっと具体的に書いてみる。例えば、

「午前中の6-8時の2時間だけでもOK」とか「19時から22時の3時間でもOK」とか「21時~22時の閉店業務だけOK」(時給相談可)など。

「もっと知りたい方はこちら!」でQRコードを貼ったっていいかもしれませんよね。

・素敵な人に出会いたい!

⇒こんな素敵な人に出会えますって具体的に書いてみる。

例えば、働いている人の年齢や性別。働いている人の幅の広さを見せてみる。「こんな趣味の人がいます!」とか、「こんなユニークな人がいます!」とか。

「こんな素敵なお客様がいらっしゃっています!」でももちろんOK。とにかく「素敵な出会いを感じさせる記述」があってもいいと思うんです。

紙面の制約があるとは思いますが、私の見る限り、もうちょっと情報を盛り込めるかな?っていうぐらい余白を感じました。

この情報に厚みを持たすことができれば、

・カフェで働きたい

って検討している人の気持ちが今よりは高まってくると思うんですよね。

このように、「自分にしか書けない一言」というのは、

自然と個別の具体的な話になる

んですよね。

だから、結果的に、そこに「その人(お店)らしさ」が出てくるんですよね。

 

こんなことをそんなことを、便座で一呼吸している時に思ったのは、「御礼の型」を身に着けたから。

これが大きいように思います。

字数が限られている中で、どうすれば自分らしく、感謝の想いを伝えることができるのか?

そんなことを、あの研修以来、考えるようになったから。

その「型」を使い倒してきたからなのです。

やっぱり、成果の出る型を一つで良いから身に着ける。

それさえあれば、それを「お願いの型」や「営業の型」に発展・転用させていくこともできるのです。

でも、転用をできた理由を考えてみると、これは当たり前で、

これらはいずれも、自分に関心を持ってもらうにはどうしたら良いのか?

という問いが根底にある行為だからなんですよね、きっと。

まずは、成果の出る「型」を身に着ける。

この意識をもって行動することが大事なのです。
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【今日のうねり】
成果の出る「型」を身に着けることが何よりも大事だ。
それを転用、発展・応用することで、また別の成果出る型を身に着けることができるようになるからだ。
特に、自分らしさを伝えることは、御礼、お願い、営業においても最も大事なことだ。
そのらしさは、自然と個別具体の話にならざるを得ない。
それを意識して行動出来れば、成果も上げやすくなるのだ