「良質なコンテンツ」に触れると、勝手な解釈が発動する!?

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令和2年11月2日  今日もクルクル通信805号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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反省記 ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄”で学んだこと 

を読みました。

これは、アスキー創業者であり、ビル・ゲイツが認めた「伝説の起業家」とも言われる、西和彦さんの書籍です。

一気読みしてしまいました。

元マイクロソフト副社長。ビルゲイツの右腕。Windows開発の立役者。

こんなすごい日本人がいたなんて!恥ずかしながら全く知りませんでした。

ちょうど最近、「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんが書いた、スティーブ・ジョブスの自伝を読んだばかりでした。それもあり、図らずとも、

スティーブ・ジョブズと、ビル・ゲイツ。コンピューターの歴史を作った2人を、それぞれの立場から感じることができた。これが私の興味をより駆り立てたんだと思います。

漫画にも、反省記にも、ジョブズもゲイツもちょくちょく登場します。

ちなみに、漫画版のスティーブ・ジョブズの自伝もめちゃ読みやすくて面白いです。

映画を見た人も、書籍版の自伝を読んだ人も、気軽に楽しめる作品ですので、おススメです。

全6巻ってのも良いですね。あっという間です。

 

さて、この反省記の中に、こんな話が出てきます。
===
トイレの電球は10ワット。

机のスタンドは100ワット。

スタジオの電灯は1キロワット

つまり、ワット数が多くなればなるほど、明るくなるわけだ。

しかし、1キロワットの電灯でも3km先を照らすことはできない。

3km先を照らすことができるのは、レーザーの光だけ。

では、レーザーの光は何ワットか?

たった1ワットにすぎない。

トイレの電球は10ワットでも薄暗いのに、なぜ1ワットの光が遠くまで届くのか?

それは光を一点に集中させているからだ。

これこそ、集中することのパワーなのだ。
(抜粋)
===

読んでいる最中に、ここをKindleでハイライトをしておりました。

読書終了後、

「いや、凄いわ。色々あるけど、レーザーの話は忘れられないね。

やっぱり、継続する力が大事。

一回限りの力の大きさではないんだよな。

てか、むしろ小さな力じゃないと長い時間、続けることはできないし、ましてや遠くにたどり着くことなんてできない」

なんて思い返しておりました。

で、改めて、上記のハイライト部分を読み直したんです。

「ちょっと待て…」

あれ、レーザーの話って、継続力の話じゃなくて、集中力の話じゃん。

って、愕然としました。

でも、いいんです。

良質のコンテンツは、その読者一人一人が、勝手に、自身の状況に合わせて、解釈を施すものなのですから。

著者の意図とは違う、理解を勝手にしてしまっていましたが、読者(私)にぶっ刺さる言葉があったのですから、それでよいのです。

素晴らしいコンテンツだったってことなのです。

それにしても、自分の勝手な解釈力にはちょっと呆れましたが笑

だって、ですよ。この文章には続きがあるんですよ。
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しかも1キロワットしか出せない電球に2キロワットをかけると焼き切れるだけだ、重要なのはワット数(能力)の大きさではない。

重要なのは自分が持っている、ワット数を徹底的に集中させることであり、その集中をとことん持続させることだ。

それができれば、たとえ1ワットの才能しかなくても、1キロワットの才能を持っている人間よりも遠くに行くことができるのだ。
(抜粋)
===

って。

「めっちゃ集中の話ですやん」

って、自分に突っ込みましたよ笑

ここはハイライトされていなかったので、おそらく読んでいた当時の私は、

「これは継続力の話だ。やっぱ、凄い人はみな、これを説くんだ」

って思って、「読んで、読んでいないモード」だったんだと思います笑

でも、不思議なんですよね。

集中一点突破のことを書いたことがありました。何なら、「レーザー照射」って同じ例えすら使ったこともあったんですよ。

太陽光をレンズに集めると、紙が焼き切れる

とかも。

にもかかわらず、今回はレーザーは、「弱い力だけど、遠くに飛ばせる」というところをだけを引っこ抜いて、

継続力の話にすり替えているんですから笑

でもいいんです、やっぱり。良質なコンテンツは受け手の独自の文脈で、独自の解釈や気づきを生むものなのですから。

 

全く別の話ですが、先日、こんなことがありました。

私が大変お世話になっているお客様に、映画「セッション」のDVDをお貸ししました。

というか、借りて頂きました笑

「これ、ご覧になったことあります?」

「ないです。でも、アマプラやNetflixでも観れんでしょう?」

「まあ見れますが、有料だと思いますし、よろしければ見てくださいよ」

「あっ、はい…」

みたいな感じ。

お忙しい中、見て下さり、しかも、

「最後は震えましたね、良作。」

なんて手書きのメモも添えて、返却して下さいました。

これを受け取った時は、「いやー、嬉しかったですね」。

(こっちが震えました笑)

やっぱり、手書きなんですよ、アナログ。

で、実際にお話をした時に、仰っていたことが、

「いやー、人を育てるっていうのは大変だってことですよね」

でした。

????

驚きのあまり、その時は言えなかったんですが、

「その発想はなかった!その感想を持ったことは一度もなかった!」

んです。DVDを持っているくらい好きな映画なのに。

音楽に魅せられた、狂人師弟。プロフェッショナルを目指す男たちの狂気。

そのスリリングさと演出や編集のカッコよさとが合いまった、エンターテイメント。

が、この映画が好きなところでして、「人の教育」なんて考えたことなかったんですよ。

いや、なかったと言えば嘘になりますが、せいぜいあったと言えば、

あのくそ怖い先生と主人公の関係が、スラムダンクの安西先生と矢沢の関係に近いのかな?

ぐらいなもんでした笑

でも、それもそれで良いんです。

良質なコンテンツは、その人の文脈に合わせて刺激を与えるものなのですから。

実際、その方は、上場企業の執行役員であられるわけだし、「人を育てるのが仕事」ですからね。

言われてみたら、その側面も確かにあの映画にはあるなー

とも思った次第です。

 

良質のコンテンツは、それを通して、受け手一人一人の文脈に沿ったに刺激や気づきを提供するもの。

その中には、普遍的なメッセージが含まれているから、それを受け手が勝手に解釈をするんでしょうね。

逆に言うと、そのメッセージがなければ、良質なコンテンツになりえないのでしょう。

果たして、沖縄をも席巻する「鬼滅の刃」にはそれがあるのか!?笑

いずれにしても、

レーザーの如く、集中力と継続力を磨くのです笑
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【今日のうねり】
小さな力でも、一点に集中するから遠くまで届くし、強い力を発揮することもある。
力が弱いからって言って、諦めてはならない。絞れば戦えるのだ。
また、小さな力でも、長く続けてさえいれば大きな力になる。それに打ち勝てるのだ。
レーザーのごとく、集中力と継続力を磨くのだ。
良質なコンテンツは、受け手一人一人に刺激や気づきを与えるものだ。
それができるのは、そのコンテンツの中に、普遍的なメッセージが含まれているから。
それがなければ、良質なコンテンツにはなりえないのだ。

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