どうせだったら、ベストを提供したいよね。これが大事。

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令和2年11月11日  今日もクルクル通信814号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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11月11日。

今日はポッキーの日ですね。

ということで、食べ物のネタです笑

昨日の午前中、都内唯一のあんこう鍋専門店「いせ源」の若旦那、立川君から、

「時化と例年より海水温が高いことにより、不漁。明日も豊洲休みで…出来る範囲で、頑張ります!」

と言うLINEを。さらに、夕方、

「もし、アレだったら、延期でも有難い」

という二通目までもらってしまいました。

ちょうど、バタバタしており、確認が遅れてすみません。

せっかくこんな連絡を頂戴したので、来月にリスケすることにしました。

一緒にお店にお邪魔する予定だったのは、

神保町のラーメン屋、<神保町黒須>の黒須さん。

彼とは、日本一の焼肉屋さんスタミナ苑のまこさんからの紹介されたのがご縁です。

それ以来、お店にも頻繁にお邪魔しております。

立川君とも2回ほど行っています。

ちなみ、手前味噌感満載ですが、<神保町黒須>のラーメン、マジで美味いです。

ラーメン好きの方は足を運ぶ価値ありです。

初めて食べた時のインパクトは、東十条が誇った名店<ラーメンほん田>級でした。

ラーメン二郎を除けばですが笑

ほんと美味いので、めちゃ注目です。

 

なぜ、立川君が、前日にこんなメールをくれたのか?

それは、「黒須さんと一緒に行くから」ですよね。

もしかしたら、小うるさいってこともあるかもしれませんが笑

料理人として、料理人を招く時は、ベストなものを提供したい!

という気持ちの表れなんだと思うんですよね。

せっかく来ていただくのだから、「美味い!」と言わせたい。「感動させたい!」

それがプロフェッショナルってものですよね。

そういう、友人の姿を見て、嬉しくなりました。

料理人同士のこういった姿って過去にも拝見したとこがあります。

場所は、浅草の中華の名店、龍園

店員さんから、

「中田さん、肉まん10個ありますけど、要りますか?」

「えっ、マジですか!全部頂きます。ちょうど、明日生田さんのところに行くので、お届けしてきますよ」

「分かりました!」

すると、奥から栖原シェフが走ってきて、

「中田さん、生田さんに届けるの、それだけは勘弁してもらえませんか。

いや、別に味が悪いってわけじゃないんですよ。十分召し上がって頂けるんですけど、

生田シェフとなりますと…ちょっと召し上がって頂けないので…

また、私の方から持っていくんで。届けるのは勘弁してください!」

って、仰ったんですよね。

これは、結構しびれました。

プロの世界には、そのプロ同士にしかわからない、ことがあるんだろうなって。

言うまでもなく、その時、頂いた肉まんもいつも通り美味しかったですからね。

ちなみに、この龍園の栖原さんをご紹介して下さったのは、生田さんでした。(お馴染みの世界一美味いピザ

初めて龍園に行ったときに、「生田さんの紹介で」って伝えた時の栖原さんの姿は忘れられません。

「えっ、生田シェフのご紹介。気合入れてやらせて頂きます!」

って、直立不動で仰っていましたからね。

やっぱり、プロ同士の向き合いって、良いですよね。かっこいいですよ。

 

別に料理人同士のそれではないですが、こんなこともありました。

例えば、スタミナ苑のマコさん

電通を辞めてから、半年以上お店に行けない時期がありました。

たぶん、そんな期間が空いたのは、この20年でこれが最初で最後だと思います。

ちょうど、お盆の時に行く時間ができたので、

「今週末行きますね」ってご連絡をしました。

すると、

「は?お前何言ってんの?お盆じゃねーか。屠殺場やってないの、分かってんだろ。

食わすもんないから、来るな!」

「いや、ずっと行けてないし、もう食べたくて仕方ないんで行かせてください」

「食わすもんないって言ってんだろ。大体、なんでわざわざ、こんなクソ忙しい時に来るんだよ。落ち着いてからで、じゃあな」

さすがに、この時は、「何でもいいから食わせてくれ!勘弁してくれ」って思いましたが笑

一方でめっちゃ嬉しかったのもまた事実です。

どうせだったら、美味しいものを食べさせたい。そんな「」を感じましたからね。(一方的にですが笑)

他にも、渋谷の焼き鳥屋の名店、「とり茶太郎」の金子さんからも、同じようなことが言われたことがありました。

(まだ大塚の<蒼天>で修行していた時期ですが)

ゴールデンウィークにどうしても食べたくなって、電話したら、

「えっ、この連休ですか?

全然、揃ってないんでやめた方が良いですよ。来ないでください」

って、断られたんですよね。

この時もやっぱり、食べたかったですが…嬉しかったですね。

 

いずれのお店も10年以上のお付き合いをさせてもらっていますが、

こういった、「愛」を頂けるのが本当にうれしいんですよね。

だって、普通に行けば、普通に美味しいことは分かっているんですよ。

でも、「来るな」と言われる。

だからこそ、信用出来るし、また行きたいなって思ってしまうんですよね。

商売の本質は、人間関係の構築。信用・信頼関係の構築。

にあるように感じます。

もちろん、これは、一朝一夕で築けるものではありません。

ですから、

目先の売り上げとか、「小さな」こと(敢えて小さいと書きますが、)に囚われるのではなく、

相手のことを思って行動をする。

相手にとってベストだと思われる行動をする。

これを忘れてはならないのです。
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【今日のうねり】
商売において、一番大切なことは、人間関係の構築だ。
これは一朝一夕で出来ることではないので、短期(の売上)という小さいことに囚われるのではなく、
長期的な目線にたって、相手にとってベストな行動をすることが大切なのだ。

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