「魚屋のお父さん」と「大投資家マンガー」が同じことを言ってた話。

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令和2年11月22日  今日もクルクル通信824号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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4日連続で通った魚屋さんの話、今日も続けます。

そこのお父さんが私に言った、

「俺はね、俺が美味いって思うもんしか出さねえんだよ」

という一言。本当にしびれました。

実はこの話には続きがあります。

「だって考えてみろよ、お兄ちゃん、それじゃなかったらやってらんないよ。店なんか閉めちゃうよ。その方が良いよ。

この土地、売っちまえば、毎月70,80万円じゃねえぞ、少なくとも150万円以上は貰えるぞ。

俺なんて、毎日いくらも金使わねえんだ、それだけで十分生きていけちゃうよ。

使うって言ったって、毎日ビール1本か2本なもんだよ。あとは、ちょっとつまんで。寝るだけだからな。何にも困らない。

息子には、どこかで自分で稼いでくれ!って言えば良いんだからさ。

でもさ、やらねよ。そんなこと。楽しくないじゃん」

ほんと、格好良すぎです。この話でファンになりましたよ。

 

このお父さん、今80歳を超えてもなお板場に立っていらっしゃるんですが、

「今でも、市場言っているんですか?」って聞いたんです。

すると、

「行かねーよ。もう飽きちまった。今は息子が行ってる。

だってよ、16歳の時から、68年間。1日も休まずに行ってたんだよ」

って仰いました。

68年間、毎日…

凄い世界ですよね。

どんなことでもいい。それをやり続けた人の言葉には含蓄がありますよね。

このお父さんが私に言った、「自分が良いと思うものしか売らない」という話は、

バークシャー・ハサウェイの副会長、チャーリー・マンガ―が言っていることと全く同じなんです。

彼は、「キャリアについての助言」でこう言っています。

良いキャリアを築くためのルールが三つある。

1. 自分自身が買おうと思わないものを売らないこと

2. 尊敬しない人のために働かないこと

3 一緒に仕事をして楽しい人々とだけ働くこと
(「マンガ―の投資術」より抜粋)

マンガ―は、「ウォーレン・バフェットの右腕と呼ばれる」と呼ばれ、投資の世界で大成功を収めた人ですが、

一つのことに打ち込み、成果を上げた人って、同じことにたどり着くんですかね。

ウォーレン・バフェットとイチローも同じようなことを言っていますし。

バフェットは、

「リスクとは自分が何をやっているかわからない時に起きる」

と言い、

イチローは、

「そもそも自分のやっていることが不思議に思えたら終わっていると思う。それはもう論外。
レベルが低すぎますね」

って言っています。

どちらも、

自分がやっていることが分からなくなったら、危ない

ってことだと思います。

やはり、何かに打ち込み続けた人は、「同じ原理原則にたどり着く」と感じざる得ないのです。

原理原則なので、当たり前か…笑

一瞬、バフェットやイチローに脱線しましたが…マンガーは、こんな言葉も残しています。

「フェアな価格で売られているグレートな会社は、
グレートな価格で売られている、そこそこの会社よりも優れている」

これって、何も投資だけではなく、全ての「商売の真髄」が含まれていると、私は、感じます。

そして、魚屋のお父さんは言及はしませんでしたが、実際には、これをやっていると思うのです。

だって、「あの魚を、あの値段(1,080円)で提供するなんて安すぎる」って感じていますもん。

まさに、「グレートな商品をフェアな価格で販売してくれている」から、ファンにもなったんです。

フェアな価格とは、「その提供価値に対して、価格が安い」という意味と解釈しております。

 

改めて、このお父さんの商売は最高だと思います。

お父さんからこの話を聞いたときに、口から出まかせのように、私も、

「おじさんと同じことを言えるように、仕事で頑張ります」

って言いましたが、本当にそう思っているんです。

自分が「良い。欲しい。買いたい」と思う商品だけを売る。

即ち、グレートな商品だけを売る。

しかも、「提供価値に対して安すぎる」と言えるような、フェアの値段で販売する。

これが商売だと信じていますから。

私が尊敬する商売人の方は皆さん、これを実現されています。

これが実現できれば、行列のできる名店になることは間違いないのです。

マンガ―の言葉を胸に刻み、お父さんの背中を追いかけて、今日も励むのです。
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【今日のうねり】
一つにことに打ち込んだ人は、原理原則を口にするものだ。
それは、投資だろうが、魚屋だろうが、野球だろうが、一緒なのだ。
商売の原則の一つが、「自分が買いたいと思う商品しか売らない」。しかも、フェアな価格で。だ。
フェアな価格とは、提供価値に対して、安すぎる価格のことを言うのだ。
これができれば、

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