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令和2年12月3日 今日もクルクル通信835号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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意思決定の基準を持つことができると、人生がラクになる。
悩むことがどんどんなくなるから。
そのためには、その基準を言葉にしておくこと。
そして、その言葉に合わせて、日々の小さな意思決定をビシッとバシッとしていくことが大切。
それを日々、繰り返していくことで、決定力も磨かれて行く。
磨かれれば、磨かれるほど、人生がラクになる。
昨日そんなことを書きましたが、今日も続けます。
繰り返しになりますが、決定力を高めることができれば、悩むことがなくなります。
悩むことがなくなるということは、時間を浪費しなくなる
ということでもあります。
この時間という、最も希少にして、最高に価値ある資源を無駄にしなくて済むのですから、半端じゃなくお得ですよね。
ドラッカーも時間については、
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借りたり、雇ったり、買ったりすることはできない。その供給は硬直的である。需要が大きくとも、供給は増加しない。価格もない。限界効用曲線もない。簡単に消滅する。蓄積もできない。
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と言っています。
確かに、借りることも、買うこともできないんですよね。
ホンダ技研の創業者である本田宗一郎さんも、とにかく時間を大事にしていたといいます。
例えば、
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アメリカは日本まで船で12日もかかる。しかし、飛行機では30時間で着く。飛行機の方が運賃が高いのに、なぜ利用する人が多いのか?というと、経済面を考えずに時間を非常に尊んでいる証拠である。
時間というものは二度と来ない我々の尊い材料である。
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と。
本田さんの20年前の話ではありますが、確かに、飛行機で行きますよね、海外旅行は。
船なんて時間がもったいなさ過ぎて、選択肢にすら上がりませんよね。
やっぱり、時間って超大事なんですよね。
しかも、この時間と言う資源は、万人に平等に与えられているものでもあるのですよね。
だからこそ、なおさらその時間という資源をいかに無駄なく使うことができるのか?
時間の使い方の巧拙が、人生の豊かさを決めるのではないか?
そんなことすら思うのです。
その巧拙のカギとなるのが、昨日も書いた「決める力」なのです。
「決める力」はめちゃ重要なのです。
「社長の教祖」とも呼ばれた、経営コンサルタントの一倉定さんも、その決定の重要性について話をされています。
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決定の段階で最も戒めなければならないのは、躊躇することだ。
躊躇することは誤った決定をするよりも、なお悪い。
その第一の罪悪は時期を逸することである。いかに優秀な決定であっても、タイミングを外してしまったら、タイミングの良いを劣った決定よりも、なお劣る。
決定は速やかなるを持って尊しとするのだ。
必要な時に間に合うことが絶対条件。
息を引き取ってから到着したのでは、いかなる名医もヤブ医者に劣る。
(「マネジメントへの挑戦」より抜粋)
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何か新しいことを始めようと思ったら、とにかく「やる」と決めて、始めてしまう。
「あーでもない。こーでもない」って逡巡している時間がもったいない。
どうせ、やるのであれば、早く始めた方が、得られる成果も大きくなる。沢山時間を投じられるのだから。
仮にやってみて、間違っていたことが分かったら、その時点で修正すればよいのです。
思い立ったら吉日。
即断、即決、即実行。
今日は人生で一番若い日。
拙速は巧遅に勝る。
という言葉を胸に、
今日も、行動主体で、時間という希少で価値ある資源を最大限活用していくのです。
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【今日のうねり】
意思決定基準を言葉にして持つ。
その基準をもとに、決める力を磨いていく。
これが、人生をラクに豊かにする方法なのだ。
なぜなら、この力があれば、時間を味方につけることができるから。
躊躇することは、誤った決定をすることよりなお悪い。
決定は速やかなるを持って尊しとする。のだから。
決めて間違っていたことが分かったら、その時点で修正すればよい。だから、行動主体で行くのだ。