「釣った魚と情報はそれを得た瞬間から腐り始める」どうするよ?

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令和2年12月4日  今日もクルクル通信836号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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意志決定力を磨けば、時間をゲットできるようになる。

時間は最も希少で、最も価値のある資源。

その量と使い方の巧拙が人生の豊かさすらも決めるのではないか。

時間を無駄遣いしないためにも、とにかく決めること。

決めるだけ決めて、もし、それが間違っていたとしたら、修正すれば良いだけ。

だから、意思決定のための「基準」を明確に持つことが大事。

昨日そんなことを書きましたが、今日も続けます。

 

ある事態に直面した時に、どう行動するのが良いのか?

これに「正解」ってのはないと思います。

なぜなら、判断軸によって、「正しいor正しくない」「良いor良くない」ってことも変わってしまいますから。

ある人の物差しでは、「正しい」ことでも、また別の人の物差しでは「間違っている」ということは十分あり得ます。

この観点で言えば、人は、

いつも答えがない事態に直面している

とも言えるかもしれません。

経営共創基盤の冨山和彦さんは、

仮説なき実行は宝くじを引くようなもので、当たるか外れるかは運次第となる。

とおっしゃっています。

仮説を持って実行するから、それが正しかったのか?間違っていたのか?がわかる。

間違っていたのであれば、サッサと修正して、新たな仮説を持って実行すれば良い。

宝くじにしないためにも、PDCAが大事。

だとも。

仮説を構築するためには、その仮説を評価する基準が必要になりますので、判断の基準評価の基準意思決定の基準。を持つことは大事なのです。

しかも、これらの基準は、1人1人固有のもの。第三者が「良いor良くない」を評価するものでもないんですよね。

自分に最適化されていればよいのです。と言いますか、それ以外ありえないのです。

それが明確にあればこそ、判断に迷うことがなくなり、人生はどんどん「楽」になるのです。

ラクであり、楽しいのものになっていくのです。

 

ここで、昨日もご登場いただいた「社長の教祖」一倉定さんにご登場を頂きます。

ちょっと長いですが、心震えますのでそのまま引用させていただきます。
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仕事の現実は、
限られた時間の中に、
不完全な資料を元にして、
事態を把握し、判断し、決定し行動する
ものである。

我々の仕事には無限の時間は許されない。必ず期限があり、納期がある、いくら時間の不足を訴えてみても時を止めることができず、会社の内部事情がどうであろうとお客は待ってくれない。
(中略)
仕事を行うために必要な完全な資料を得ることは、いかに有能なスタッフを大勢揃えても、どのような努力を払っても絶対に不可能なのである。
我々の仕事にはあまりにも不確定要素と変動要素が多すぎる。
やっと得られたわずかな情報もそれはその情報を得た時点におけるものであって、
釣った魚と情報はそれを得た瞬間から腐り始める。
ということを考えたら、我々の利用できる情報に真実の姿を伝えるものを極めてわずかであると思わなければならないのだ。
このような悪条件の中で、我々は事態を誤りなく把握し、冷静に判断し、果敢に決定し、勇敢に行動しなければならないのである。
我々に大切なことは限られた時間の中に事を行うためには、最低限どのような情報が必要であるか?
を判断することなのである。
情報収集はあらゆる情報ではなくて、最小限度ギリギリ必要な情報なのだ。
集められた僅かな、そして不正確な情報を元にして、将来を予測し、事態を把握し、総合して判断をし、決定をしなければならないとするならば、必要なものは知識でもなければ技術でもない。
思索であり、知恵なのだ。
そして決断を下す勇気なのだ。
(「マネジメントへの挑戦」より抜粋)
===

かっこよすぎっすよね。

「言いたいことも言えない、こんな世の中じゃ…」(ポイズン)ならぬ、「不確定要素や変動要素が多すぎる、こんな世の中じゃ」決断を下す勇気が必要なんですよね笑

もし、こんな世の中だったとしたら、やっぱり基準を明確に持つこと。

そして、それを元に実行する勇気が大事になりますよね。

とは言いながら、実行することは、簡単なことではないかもしれません。

色々な事態に直面した時に、都度悩んでしまう人、決められない人もいるかもしれません。

そうなってしまう理由の一つが、ここまで書いてきたように、基準がないこと。

だとは思いますが、一倉定さんの話に則れば、そういう人は、

もっといい情報があるんじゃないか?

判断の精度を上げたいが為に、その判断材料をたくさん集めようとしているのではないか?

それを集めるために、時間を浪費してしまってはいるのではないか?

そんな可能性もあるかもしれません。

そうであるならば、

「我々の利用できる情報に真実の姿を伝えるものを極めてわずかである」

という言葉を胸に刻んで、ある程度は諦めてしまう。

その割り切りも決断をする上では大事なのでしょう。

Zibaの濱口 秀司さんも、

「情報収集好きの人は、悪魔のチャートに支配されている」

って言っています。

情報はどれくらいあれば判断ができるのか?それもわからないし、いつ集まるかも分からない。情報が多ければ多いほどバイアスがかかってしまうので、良いアイディアが生まれにくい。

とも。

 

仕事は、そもそも、不確定要素や変動要素が多すぎる、ゲーム。

だからこそ、自分で明確な基準を持って、決断を下すことが大事。

その決断が間違っていたら、サッサと修正して、また、行動をし直せば良い。

もっと、良いもの(情報)があるって追い求めすぎない。多ければ良いってものでもないのだから、いい感じの割り切りが大事。

行動ありきで行くのです。
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【今日のうねり】
仮説がなかったら、人生は宝くじになってしまう。
仮説構築には判断の基準が欠かせない。
そもそも、仕事は、不確定要素や変動要素が多すぎる、ゲーム。
だからこそ、自分で明確な基準を持って、決断を下すことが大事。
その決断が間違っていたら、サッサと修正して、また、行動をし直せば良い。
もっと、良いもの(情報)があるって追い求めすぎない。多ければ良いってものでもないのだから、いい感じの割り切りが大事。
釣った魚と情報はそれを得た瞬間から腐り始める。なのだから。
明確な基準をもって、行動ありきで行くのです。