「傍から見てわかった気になるなよ」

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令和3年1月4日  今日もクルクル通信867号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「傍から眺めて分かった気になるなよ」

年末、浴室掃除をしている時に、心の中で叫んでいました。

何か?というと、

汚れを、掃除を、舐めていたってことです。

掃除をする前、上から浴室を眺めていた時に、

「どうせこの程度の汚れ、簡単に落ちるんだろ」

って思っていました。

でも、実際に地面に膝をつけて、手で汚れを擦り、汚れが落ちないことに気づく。そこで、ブラシを投入してみる。それでも、なかなか汚れが落ちない。気づいたら、汗ばんでいる自分がいました。

地面と自分の目の距離を、めちゃ近づけると、初めて、あそこにも、ここにも。今まで全く気付くことがなかった汚れを見つけることができます。

例えば、バスタブと地面との隙間。

こんな汚れ、上から眺めていたら気付くわけがありません。

屈んで、目線を落とすから気づくんです。

実際に掃除をするから、その実態に気づくのです。

「傍から眺めて、分かった気になるなよ」

なんです。

 

ドクターX」など医療ドラマで、こんなシーンを見かけます。

患者さんのCTスキャンやレントゲンを見て、

「まぁこれって、大したことないでしょ。○○と××で、病巣を取り除けば簡単な手術だよね」

って、偉い先生が言う。

「さすが、先生。ぜひ、私に執刀させてください!」

ゴマすり先生が言う。

ところが、実際に開腹してみたら、びっくり。写真では気づくことがなかった、もっと大きな腫瘍を発見する。

「えぇ、こんなの、写ってなかったじゃん」

「あそこにも転移しているよ。これ、やばいよ…」

なんて、ゴマすり先生は大慌て。そこに大門未知子先生が、登場。ササっと解決。

こんなのありますよね。

今回の掃除も一緒です。

「傍から眺めて、分かった気になるな。実際に自分の目で確認し、行動しろ!」

 

この出来事から

鳥の目と虫の目。バランスよく持つことが大事

というメッセージを受け取ることもできます。

鳥の目とは、大空を飛ぶ鳥のように、上から全体を俯瞰する。マクロ視点のこと。

虫の目とは、草木や地面を這う虫のように、ド現場から物事を見る。ミクロ視点のこと。

です。

全体を俯瞰することで、例えば、掃除なら、どこにどんな汚れがあるのか?それらをどの順番で片付ければ最も効率的か?どこに力を入れればよいのか?

など、進め方を組み立てることができます。

一方で、それを元に実際に行動をしたら、実態は全く違う。なんてこともあります。

現場を見るからわかることがあります。その発見に合わせて、順序や力点の変更を柔軟に行います。

結局、一方の視点だけではダメなのです。どちらもバランスよく持つことが大事なのです。

この二つの「目」のバランスは、個人だけでなく、組織においても重要なことは言うまでもありません。

「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」

かの有名な、「踊る大捜査線」の台詞が、それを物語っていますからね。

 

組織なんていうと、一気に話が大きくなりますが、まずは一個人として、

鳥の目で全体を捉えつつ、虫の目で行動をする。

マクロとミクロのバランスを意識する。

着眼大局。着手小局。

傍から眺めて分かった気にならない。行動ありき。徹底的な現場主義。

で行くのです。
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【今日のうねり】
鳥の目。虫の目。マクロとミクロの視点をバランスよく持つことが大事だ。
着眼大局。着手小局ともいう。
間違っても、傍から眺めて、分かった気にならない。実際に自分で行動する。徹底的な現場主義で行くのだ。