1月6日 「廃棄が正しい選択」

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令和3年1月7日  今日もクルクル通信870号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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時間を生むにはどうしたらいいのだろうか?

最も手っ取り早くて、最も確かな方法は、

今までやっていたことを処分すること。捨てること。廃棄することです。

空っぽにするのだから、時間が生まれます。

「当たり前のことを言うな!」

「そりゃそうだけど、簡単にできないだろ!」

そんなツッコミもありそうです。

確かにそうですよね。当たり前のことです。わかりきっていることですから、これができれば、確実に時間を手にすることができます。

ただ、分かっていても、やるのができない。ことでもあるんですよね。

その大きな理由の一つが、

「サンクコストの罠」

だと思います。

これは、例えば、読みかけの本。途中まで見た映画。途中までやりこんだソシャゲ。

一定程度時間(&お金)を投じてしまったんだから、途中でやめるのはもったいない。

そんな心理が働いて、やめた方が良いことをやめられない。続けてしまう。そんな行為のことです。

こんな過去の行為は、とっとと処分してしまって、浮いた時間を、新しいチャレンジに投じた方が、得られるものが多い。でも、それが、できないんですよね。

しかも、このサンクコストって、文字通り既に埋没してしまったものだから、回収できない費用なんですよね。

なので、将来の意思決定には影響しないはずなんです。

でも、取り戻したい心理が働いて、動けなくなってしまう。投資額が大きければ大きいほど、なおさらそれが強くなる。

時に、「サンクコストの罠」ではなく、「サンクコストの呪縛」と言われる所以はこれにあるのでしょう。

でいえば、損切のと一緒ですね。(株取引をしないですが)

やっぱり、人間って得ることより失うことに恐怖を感じるですかね。

生命保険が、これほどまでに巨大な産業になっているのも、それが理由でしょうし。

あるいは、

ゴルフにおいて、

バーディーパットよりもパーパットのほうが成功確率が高い

のも、得られる心理よりも失う心理の方が強く働くかららしいです。

そんな記述が、<ファストアンドスロー>にありました。

もし、新しいチャレンジを望むならば、「サンクコストの罠」を振り払って、既存のものを処分しなければならないのです。

 

ドラッカー365の金言>という書籍があります。

これは、文字通り、1日1ページ、365日分ドラッカーの言葉が書かれている本です。

毎晩寝る前に、1ページ読むことを習慣にしておりますが、

昨日、1月6日はなんと「廃棄の話」が書かれていました。

せっかくなので、抜粋します。(震えます)
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1月6日
廃棄が正しい選択
まだ行なっていなかったとして`、今これを始めるかを問わなければならない。

まだ行なっていなかったとして、かつ今知っていることをすべて知っていたとして、今これを始めるかを問わなければならない。答えがノーであるならば、次の反応は、それでは何を行なうかでなければならない。
次のような場合には、直ちに止めることが正しい行動である。
第一に、製品、サービス、プロセス、市場の寿命がまだ数年あるという状況では、廃棄が正しい行動である。膨大な人手を奪うのは、そのような死につつある製品、サービス、プロセス、市場である。それらのものが、最も生産的で有能な人材を縛り付ける。
第二に、製品、サービス、プロセス、市場が償却済みを理由として維持されている状況では、廃棄が正しい行動である。コストのかからない資産など存在しない。コストは埋没しているに過ぎない。
第三に、最も重要な状況として、製品、サービス、プロセス、市場が、これから成功させるべき製品、サービス、プロセス、市場にとって邪魔になった状況では、廃棄が正しい行動である。
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一にもニにも三にも、廃棄ってことなんですよね。

要らないものは捨てる。

必要なことは、

全てを知っていた状態でも、もう一回行動したいと思うことだけ

ってことなんですよね。

スティーブ・ジョブズが30年間毎朝、鏡の前で自分に問うていたという、

「もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日やろうとしたことを本当にやりたいだろうか」

ことと同じですね。(スタンフォード大学での有名なスピーチにあります

 

新しいことをチャレンジしようと思うなら、時間。余裕が必要です。

それを手にするためには、廃棄が欠かせません。

両手に荷物を持っていたら、新しいものを掴むことができない。

これと同じように、新しいものをゲットしようと思うならば、今あるものを捨てなきゃいけないのです。

確かに、それは心理的にかなり抵抗があることです。

でも、それを乗り越えた人だけが、新しいものをゲットし続けることができるのです。

ということで、年始めですし、この一年の軽やかに新しいチャレンジのために、ビビらずバンバン捨てていきましょう。(元旦に書いたことに戻ってきてしまいますが、)

早い方がやり直しも早くできるのですから。
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【今日のうねり】
新しいことを始めるならば、今あるものを廃棄しなければならない。
それは、両手に荷物がある状態では、新しいものを持つことができないことと同じだ。
ただ、今まで持っていたものを廃棄することは抵抗を感じてしまうのが人間だ。いわゆる「サンクコストの罠/呪縛」だ。
この埋没したコストは、未来で回収することはできないのに、それに囚われてしまうのが人間の心理。でも、それを乗り越えたものだけが新しい果実をゲットできる。ビビらずバンバン捨てていくのだ。

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