私たちの脳はまだ「サバンナ」で暮らしている

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令和3年1月13日  今日もクルクル通信876号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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スマホはドーパミンを急増させる。だから手放せない。

らしいです。

スマホ脳>という、アマゾンでもベストセラーになっている新書を読みました。

この書籍は、「スマホがいかに人体に悪影響を及ぼす可能性があるのか?」ということを、いくつもの事例を挙げながら紹介しています。

例えば、Instagramを使っている、ティーンの女の子の中には、ふさぎ込んだり、鬱病になる人がいる。それは、タイムラインに流れてくる、キレイな同性の写真ばかりを見ることで、「なんで自分はこんなに綺麗になれないんだろう」と自らを責めるから。

あるいは、Facebookのウォールに流れてくる、他人の充実した様子を見て、彼我の差を嘆き、孤独を感じてしまっている人がいる。

寝る直前までスマホ画面を見ていると、ブルーライトによって、メラトニンの分泌が抑えられてしまう。その結果、体内時計が2~3時間巻き戻ってしまい、睡眠不足を引き起こしてしまう。

などなど。

どこかで聞いたことがある話も多く、特段、強烈な学びはなかったのですが、冒頭に書いた、

スマホがドーパミンを誘発させている

ってのは、妙に気になりました。

多くの人にとって、スマホはライフラインになっていると思います。

私も今、この瞬間もスマホを使って、吹き込んでいますし

通常、スマホには、ありとあらゆる通知が飛んできますよね。

メール、スラック、ニュースサイト、インスタグラム、Facebookなどなど。

通知をオフにしていない限り、下手したら、1分間に1回以上、ブルっている人もいるのではないでしょうか。

余談ですが、私は、それに、認知が持っていかれるのが嫌なので、基本サイレント。通知もオフにしています。

実際、脳には切り替えの時間が必要で、一旦作業を中断すると、戻るのに時間を要するそうです。

例えば、資料を作っているときに、僅か数秒でもメール確認をしたとすると、また同じ集中力で資料作成に取り組むには、数分以上の時間が必要らしいです。

 

で、

何かわからないけれども、「大事かもしれない」新しい通知が来た!ってことが、ドーパミンを誘発するらしいんです。

この「大事かもしれない」ことに強い欲求を感じてしまう人間は、「ちょっと見てみるだけ」とスマホを手に取ってしまう。

仮にそれが取るに足らない情報だったとしても、

次に着信音が鳴った時に、「今度こそ良い知らせかも?」と思って、再びすぐに反応してしまう。

「いつか、良い知らせがあるかもしれない」という不確実性が、中毒にさせてしまうそうです。

言われてみれば、これにはある種のスロットマシーン的要素がありますからね。

 

そもそも、人類は地球上に現れてから、99.9%の時間を、狩猟と採集をして暮らしてきた。

自動車やスマホといったアイテムに囲まれている、現代の社会は、人類の歴史で見たら、ほんの一瞬の出来事でしかない。

なので、私たちの脳は、今でも当時の生活様式に最適化されている。脳はこの一万年変化していない。我々の脳はまだサバンナで暮らしている。

そうです。

そんな進化していない脳ですが、当時はどんな時にドーパミンが出ていたのでしょうか?

「獲物を発見した時」や「木の実がなっている木の下で待っていたら、実際に実が落ちてきた時」のような、食料を発見した時だそうです。

「おっしゃ!やったぜ!食料ゲット!」みたいな感じでしょう。

そりゃ、そうですよね。食わなきゃ生きていけないんですから。ドーパミンが出ますよ。

狩猟採集生活をしたことがないので、分かりませんが、

例えば、ディカプリオがアカデミー賞を取った、<レヴェナント>でも、ウサギをゲットした時の彼の喜びようはすごかったですよね。

脳の進化に対して、文明が進化し過ぎたために、ドーパミンの対象の一部が、食料からスマホに変わっただけ。

そんな風に捉えることもできるようです。

さすがにちょっと言い過ぎでは?と思いつつも、言えなくもない気もするんです。

 

この説がどこまで正しいかは分かりません。

でも、長い時間軸で見た時に、人間はほとんど変わっていないのだと思います。

であるならば、ライフスタイルは現代のままでも、生き方は狩猟採集時代に戻す。

ってのもアリなのではないか。

そんなことを思うんです。

なんてことはありません。

どうせドーパミンを出すのであれば、スマートフォンの通知ではなく、「狩り」で出すってことです。

現代でいえば、「狩り」は、仕事

例えば、提供したサービスでお客様に喜んでいただいた!

自分の狙いが当たった!

ずっと実現したかったことができた!

を追い求める。

獲物をゲットするために、もっと本能的に生きていく。

そこにチャンスがあるんじゃねぇか?

いや、ここにもあるんじゃねぇか?

やってみなきゃわかんねーぞ?

いや、死ななきゃ大丈夫だ。飯なんか、何日か食わなくたっていけるっしょ。

モンハンばりに、「狩りに行こうぜ!」

って思うのです。
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【今日のうねり】
文明の進化に比べて、人間の脳は1万年前とほとんど変わらないらしい。
1万年前は、獲物や木の実などの食料をゲットするときにドーパミンが分泌されていた。
スマホには、これを分泌させる要素があるから、ハマってしまうらしい。
でも、どうせドーパミンを出すのであれば、狩りで出したい。狩りとは仕事だ。
本能に従って獲物を探す。バーバリアンに回帰するのだ。