絶対値ではなく、相対値を意識する。

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令和3年1月14日  今日もクルクル通信877号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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朝起きると、天気予報のチェックをします。

今朝の予報は、天気は晴れ。最高気温は14℃

「かなり暖かいぞ!こりゃ、洗濯日和だな。」

張り切って顔を洗って、洗濯機を起動。いつもの一日が始まります。

白湯を飲んで、ストレッチポールに乗って、ヨガの宿題をこなしていると、洗濯が終わります。

浴室で、洗濯物を干しながら、ふと、

「今日は14℃で暖かい。って言っても、14℃自体は別の暖かくないよな」

なんて思いました。

でも、一昨日に比べたら+9℃。やっぱり暖かいんですよね。(昨日比だと+2℃)

洗濯物を干そうと、ベランダの窓を開けて、外に出て、体全体で、外気に触れます。

「おぉー、さむっ!」ってなるかと思いきや、そうでもない。

「確かに、今日は言うほど寒くないな。暖かい一日となりそうだ」

改めて、全身で天気予報の内容を確認。寒い冬は、これがなかなか気持ち良いんです。

 

14℃が寒いのか?寒くないのか?

当たり前ですが、これは比較相対で決まります。

14℃という絶対値にはさほど意味はないのかもしれません。

那覇から東京にやってきた人にとっては、「14℃が寒い」かもしれませんが、札幌から来た人にとっては、「14℃は暖かい」のかもしれませんから。

以前、北海道から東京に出張してきた友人がコートすら着ていなかったことがありました。顔色一つ変えずに、「いや、別に寒くないっしょ。コートはいらないよ」って言っていましたが、

ダウンコートを着ていた、私は、「嘘だろ。寒いだろ。今日」って、真面目に突っ込みました。

普段から14℃よりも、寒いところにいれば、14℃は寒くない。

同じように、いつも80キロのベンチプレスを挙げている人は、60キロは大したことない。

でも、40キロを挙げている人にとっては、60キロはきつすぎる。

単純に数字だけを取り出しても、それが高いのか?低いのか?良いのか?悪いのか?って判断できないんですよね。

何と比較するのか?その対象や基準によって、それが決まるのです。

もちろん、仕事においてもこれは同じです。

例えば、大企業で、「タイピングがめちゃ速い!」って重宝されたとしても、「文字起こし」のプロの世界に入ったとしたら、「速い!」とはならず、その力も生かされないでしょう。

(そもそも、「タイピングが速い」で重宝される時代は終わっていますね…)

あるいは語学。半年程度の留学経験があって、「多少英語が話せた」としても、例えば、外資金融や商社。「英語もネイティブです」なんて人が沢山集まる組織に飛び込んだとしたら、その英語力もさほど力にならないでしょう。

でも、フルドメスティックだった、組織。例えば、まさに、これから「海外で勝負しよう」という地方の酒蔵であれば、その英語力は大きな武器になる可能性はぐっと高くなりそうです。

他の例でいえば、急成長してきたベンチャー企業では、大企業の経験豊富な経理担当者が求められることがある。なんて話も聞きますよね。

エンゼルバンク>でも描かれていましたし、知り合いの会社でも聞いたことがあります。

やはり、数字も能力も、比較相対によって決まるんですよね。

だとすれば、どこに身を置くか?が重要だということになります。

英語力や経理の知識。パワポやエクセルの技術といった、単一の能力でも、「どこ?」によってその価値が変わるのです。

自分が「無用だ」と思うような能力や経験だったとしても、全く別の組織では、有用性に満ちたものになることだってあるのです。

間違っても、自分で勝手に「これは無用だ」なんて決めつけちゃいけないのです。

決めつける暇があったら、今いる世界から1歩外に出てみることが大事なのです。

なぜなら、その自分の有用性は、多くの場合、自分では見えないことが多いからです。

でも、一度、外の世界に出れば、急に自分が浮き彫りになってくるんですよね。

歯医者で、「歯の型取り」をするかの如く、外の世界で、自分を型取りすると、浮き彫りになってくるんです。

それは、外の世界に触れることによって、自分が相対化されるから。

すると、

「あれ、俺が当たり前だと思っていたことが、実は他の世界では、当たり前でも何でもないぞ。これって、もしかして、お役に立てるんじゃね」

なんて思うことがきっとあるんです。

仮に、単一な能力であったとしても、そうだったするならば、それらの能力が複数。二つ以上のコンボとなったとしたら、「鬼に金棒」状態ってことになりますよね。

藤原和博さんがいう、「必ず食える1%の人になる方法」ってのは、これですよね。

西野さんも「この考え方に影響を受けた」って<魔法のコンパス>でも紹介していました。

(この「掛け算」の考え方については、また別の機会に)

いずれにしても、能力や数字も、それが優れているのかどうか?は、比較相対で決まるのです。

「絶対値ではなく、相対値」という考え方も忘れないようにしたいところです。
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【今日のうねり】
能力や数字も、絶対値よりも相対値で決まることが多い。なので、絶対値ではなく、相対値という考え方も大事だ。
相対値とは、比較によって決まる。なので、何と比較しているのか?という対象が重要。言い方を変えると「どこ?」という場所が大事になるのだ。
あるところでは、普通だった力も、別のところでは、とても強力な力になることだってあるのだ。
だから、外の世界に出ることが大切だ。外に出れば、自分が浮き彫りになるから。
単一の力でも、場所を変えるだけで有用性が生まれるのだから、二つ以上の力のコンボを生むことができれば、その希少性は高まるばかりなのだ。コンボを打ちまくっていくのだ。