「目指せレゴブロック!」

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令和3年1月24日  今日もクルクル通信887号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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この年末年始にレゴデビューを果たしました。

しかも、立て続けにいくつも作りました。

例えば、親戚の集まりや友人の自宅などで、プレゼントをもらった子供たちのお手伝いでデビューすることになりました。

この1か月で作ったものといえば、

レーシングカー、ヘリコプター、消防署、はしご車、消防車などなど。

もちろん、幼い頃からレゴは知っていましたが、自分で遊んだことはほぼなく、説明書を読んで作るのは初めてでした。

これだけの数を作っていると、あることに気づきました。

それは、

多くのレゴブロック(部品)が、使い回されているってことです。

最初は全く気付かなったんですが、いくつも作っているうちに、気づくようになりました。

「このブロック、あそこにも出てきたな」

「このブロックとあのブロックの組み合わせ、あそこでもあったよな」

みたいな感じです。

レゴファンにとっては、当たり前のことかもしれませんし、そもそも、「気づくのが遅いよ」って話かもしれません。

でも、レゴビギナーの私にとっては、これは、かなり大きな発見でした。

レゴの何千、何万と「外側」(商品)はまるで別物ですが、「中身」(構成部品)の多くは一緒

ってことですからね。

仮にこれが間違っていなければ、これはかなり良くできたビジネスということになります。

レゴ社の業績を少し調べてみたんですが、なんと!

2019年12月期の売上6,100億。営業利益1,700億!

モンスター級の優良企業ですよね。しかも、非上場。いやー、恐るべし。

車や家電製品などのいわゆる「ものづくり」系の優れたメーカー企業では、レゴのような、基幹部品の多商品展開を実施しているのだと思われます。ここまでの収益率を確保するのは容易ではないとは思いますが…

「ワンソースマルチユース」。一度作ってしまえば、それが何度も仕事をしてくれる、そんなネタづくりの重要性を改めて感じます。

 

ただ、このことって、外側だけ見ていても気づかないことだと思うんですよね。

数多あるレゴの商品を見て、「あれとあれの中身は一緒だよね」なんてわかるわけがありません。

せいぜい、「へぇー、レゴってよくできているよね。海賊船もあれば、スターウォーズもあれば、ハリーポッターもあるわ」くらいなものだと思うのです。

気付くことができたのは、自分で実際に、商品を組み立てたから。

でも、レゴのように、自分でゼロから組み立てることができるものなんて、世の中にそんなにありません。

多くの場合は、出来上がったものを利用するものです。車でも、乗るだけですよね。自分でゼロから組み立てることなんてできません。(というか、しませんよね)

ただ、もし一回でも組み立てることができれば、かなり理解が進むのだとも思います。

外側だけ見ていても、それの凄さがわからないから、「リバースエンジニアリング」という言葉があるんでしょうね。

リバースエンジニアリングとは、一般の製造手順とは逆(リバース)に、完成品を分解・分析してその仕組み、構造、性能を調べ、新製品に取り入れる手法

のことです。(日本大百科全書より抜粋)

中身を見るから分かることっていうのが沢山あると思うんですよね。

(「たった数回のレゴの経験で言うな!」という話かもしれませんが、)

言い方を変えるならば、

外側だけ見ていても分からない事がたくさんある。大事なことは、中身。そのコアな部分にある。

ということです。

これは、何もレゴや車や家電製品といった製造物だけではありませんよね。

物語だってそうです。

例えば、少年ジャンプに連載されている多くの漫画もそうですよね。

数多くの名作が生み出されておりますが、通底しているメッセージは、どれも同じ「努力、友情、勝利」ですよね。

各々のストーリーはまるで別物です。

でも、伝えたいメッセージというのは基本的にこの三つに集約されています。

ストーリーがそれぞれ違う。でも伝えたいメッセージ。ユーザーから見れば、「味わいたいもの」が同じだから、毎回楽しむことができるのだと思うのです。

 

そうだとするならば、

レゴの一番の強みは、あのバリエーションを生み出している、「基本ブロック」にあるのではないか?

って思うのです。

この「基本ブロック」は、テトリスくらいの数しかないとは言いませんが、数十個くらいだと思うんです。

(とはいえ、レゴビギナーですので、間違っていたらすみません。ファンの方々、お手柔らかにお願いします)

これって、「ワンソースマルチユース」の極みですよね。

あれで、あれだけの商品を作って、世界中の子供たちを、大人たちを魅了しているのですから。

同じように、個人としても、レゴのような、汎用性の高い、「基本ブロック」をいくつか持つことができれば、強いでしょう。

それを組み合わせることで、他種多様なサービスバリエーションを提供できるようになるのですから。

とは言いつつ、一足飛びに、基本ブロックを複数持つことなんてできないのですから、一つずつ確実にそれを作っていきたいところです。

毎日コツコツ積み上げて行くしかないのです。

「目指せレゴブロック!」

なのです。
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【今日のうねり】
ワンソースマルチユース。一度作ったら、何度も使いまわすことができる。そういったネタを沢山作ることができれば、商売は安定するだろう。
それは、レゴブロックのようなものだ。いくつかの基本ブロックの組み合わせで、途轍もない数の商品バリエーションを生んでいるのだから。
一足飛びで、その基本ブロックを複数作ることなんてできないのだから、確実に一つずつ作っていく。焦らない。毎日コツコツ積み上げて行くしかないのです。「目指せレゴブロック!」なのです。