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令和3年2月2日 今日もクルクル通信896号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日初めてパソコンで映画を見ました。
見る気なんてサラサラなかったんですけど、見てしまいました。
なぜこの映画がリコメンドされてきたのか?
全く分かりません。
でも、表示された瞬間、クリックしていました。
その映画は、
「ザ・エージェント」
トムクルーズ主演の名作です。
本当に不思議なんです。私の行動履歴に、リコメンド要素なんてないんですから。
「エージェント」って検索したことも、「転職」って検索したこともありません。
「リクルート・エージェント」とも「エージェントスミス」(「マトリックス」)って打ったこともありません。
確かに、ここ数日ヤンキースの田中マー君が楽天復帰のニュースで、「代理人」って言葉を見かけはしましたが、検索していませんよ。
「エンゼルバンク」(三田紀房さんの転職エージェントの漫画)は読んでいますけど、関係ないはず、あまりにも遠すぎる)
なんだか分かんないけど、出てきたんです。「ザ・エージェント」が。
学生の時に見て、「最高!」だったあの映画が。
届くはずの沢木耕太郎さんの本が届いていないし、手持ちの本も読み終わったところだったんで、見ちゃったんですよね。
もちろん本棚やキンドルには積ん読状態の本がいくつもあるんですけど、沢木耕太郎モードの私は、別の作者の作品を間に挟みたくない感じがしていていまして。何だか分からないですが。
そんな状態だったこともあって、映画を見ることにしたんです。
20年以上ぶりに見た「ザ・エージェント」、相変わらず最高でした。
笑いあり、涙あり、気づきあり。極上のエンターテイメントです。
ちょっとモリモリ感はありますが、最高です。
この映画は、超腕スポーツエージェント、ジェリー・マグワイア(トムクルーズ)が、ひょんなことから、この会社をクビになり、そこからエージェントとして、再出発をする様を描いた作品です。
原題は、「エージェント」ではなく、「ジェリー・マグワイア」っぽいです。
会社を辞める時に一緒に飛び出してくれる、ドロシー(レネー・ゼルウィガー)。彼女がまた最高です。とにかくチャーミング?セクシー?です。(当時は全く思いもしませんでしたが)
この映画は、ちょくちょくマグワイアの師匠の言葉がインサートされます。
そこにこんなセリフがあります。
“If this is empty(胸に指刺しながら), this doesn’t matter(頭を指刺しながら).”
「ハートが空っぽなら頭は無価値」
そんな、字幕が入っていたと思います。(英語の聞き取りが間違っていたらすみません)
いい言葉ですよね。
この映画は選手とエージェント、夫と妻。子供と親。姉と妹。などの人の向き合いをテーマにもしている映画ですから、
何よりも気持ちが大切。そこを大切にしなければ、あとは何も役に立たない。
そんなメッセージが込められているように感じます。
最近、「本能に従って生きよう」なんて書き続けている私としては、
気持ちに従って行動しろよ。論理じゃ人は動かないんだから。
なんて、勝手な超訳を加えておりました。
加えながら思い出していたのは、あのスティーブ・ジョブスのスタンフォードのスピーチです。
彼も、言っているんですよね。
「自分の心と直感を信じて心に従う勇気を持て(most important, have the courage to follow your heart and intuition)」
って。
この言葉は、「Stay Hungry. Stay Foolish」 の結びの直前に出ているものですから、彼の中でもかなり大きなメッセージだと思っています。
「ザ・エージェント」の中で、数回、「僕らはゆがんだ冷めた世の中を生きている。しかも、この世界の競争は厳しい。」というセリフができます。
実際、ゆがんでいるのか?冷めているのか?は分かりません。
仮に、そんな世の中だったとするならば、なおさら気持ちを何よりも大事にする。それに従って生きる。
その暑っ苦しさに人は惹きつけられると思うのです。
実際、私は映画を見ながらボロボロ泣きましたし笑
ジェリー・マグワイアにスティーブ・ジョブスに負けじと、心に忠実に生きていくのです。
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【今日のうねり】
心や直感を信じて生きる。
人生を豊かに生き抜くカギはこれだ。そして、こういう生き様に人は惹きつけられるのだ。
心に忠実に生きていくのだ。