人生のエリート!!

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令和3年2月13日  今日もクルクル通信897号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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サッカー界の名将ジョゼ・モウリーニョ監督は、昨年のインタビューで、自分自身のことを、

エクスペリエンスド・ワン

と言っています。

日本語に訳すと、「経験豊富な監督」といった感じでしょうか。

2004年にポルトガルのFCポルトでヨーロッパチャンピオンになり、プレミアリーグのチェルシーの監督となった時は、彼は自分自身のことを

スペシャル・ワン

と言っていました。

これは、文字通り「特別な監督」という意味です。

もしかしたら、当時はチョーシに乗っていた部分があったのかもしれません。

それから20年弱の月日が経った今、スペシャルからエクスペリエンスドに変化?進化したようです。そう言い換えているワケは、

「基本的に、いまサッカーで自分に起きていることはすべて既視感がある。というのも、かつて自分に起きた出来事だからね」

ということにあるようです。

展開が全く読めない、同じ状況なんて起こりそうもないサッカーに対してでさえ、

「すべて既視感がある」と言い切るモウリーニョ監督。自信の裏返しであり、彼ならではの名言?に思います。

サッカーにおいて、「すべて既視感がある」があるというのは、誰にでもいえることではないと思いますが、

自分自身の人生においては、誰もが、スペシャルワンであり、エクスペリエンスドワン

と言うことはできるのではないか?

って、思うのです。

自分の人生の主人公は、他でもなく自分自身しかいないわけですし、そこにおいては、一番経験豊富な人なのですから。

何も、「人生経験が豊富」と言っている訳では何もありません。自分自身の人生においては、経験が一番豊富だという意味です。

そして、その自分の人生で起こったことが、誰かのお役に立ったり、共感を呼んだり、心を動かすことがあるんですよね。

昨日もあったんです。そんな現場に居合わせました。

元電通の同僚(Aさん)と、全く畑の違うビジネスをやってきた友人(Bさん)と、私の三人でオンライン会議をしていたんです。

Aさんが、「今のこんなことに直面していて、悩んでいるんだよねー」って言ったんです。

それに対して、Bさんが、「それって、そんな悩むことなんですか?〇〇すれば一瞬で解決すると思うんですけど、何か間違っていますか?」

って返したんです。

Aさんは、「それ、そうかも!」って速攻で納得。

さらに、立て続けにAさんが、「他にもあんなのも?こんなのも?あるんですけど、それってどうですか?」って、聞くと、

「それは〇〇でどうですか。××って考え方もあると思うんですけど」みたいな感じで、ポンポン妙案を出していきました。

それを聞いたAさんは、「えっ、そうっすね。確かにおっしゃる通りです、やってみます!」って、ひたすらに納得するばかりでした。

もちろん、横で聞いていた私も、ただただ納得していました。

あまりにズバズバとBさんが的確に回答をするんで、「なんで、分かるですか?」なんて聞いたら、

だって、「似たようなことばかり経験してきたんで。でも、これがそんなに珍しいことだとは思いもしませんでした。むしろ当たり前じゃないですか?

これ、価値あるんですか?これ?」

なんて答えていたんです。

Aさんにとっては、超絶に有難いことばかりだったのに、彼にとっては、当たり前のことだったんですよね。

Aさんはメモりまくっていましたよ。

でも、これって本当にそうなんですよね。

自分自身が経験してきたことって、自分にとっては当たり前過ぎて、それが誰かにとっては価値があるものだなんて、自分で気づけないんですよね。

私自身もこのブログでも度々書いているように、

自分の当たり前が、誰かの当たり前じゃない。

自分の常識が、誰かの非常識。

ということは経験してきましたが、昨日の光景を見て、改めて確信しました。

自分にとっては、既視感しかないことでも、誰かにとっては、初めてのこと。どうしたらよいかわからないことってことが世の中にはあるのです。

その既視感しかないことから気づいたこと、学んだことを言葉にして、困っている人にお伝えするだけ、めちゃ価値が生まれる。感謝もされる。

これって、すごく良いことですよね。嬉しいことですよね。

だとするならば、自分が経験(エクスペリエンス)してきたこと、そこで得たことを言葉にして残しておく。

これってめちゃ意味のある営みになるのではないか。

と思うのです。

しかも、これには一切お金はかからない。にもかかわらず、誰かのお役に立てるし、感謝もされることもあるんですよ。

これって、めちゃいいですよね。

もし、そんな言葉をプレゼントすることができたとしたら、その人にとってのスペシャルワンになれる可能性だってありますしね。

誰もが自分自身の人生のエリート。

自信を持って歩んで行けばよいのです。
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【今日のうねり】
誰もが自分の人生の主人公だ。スペシャルワンであり、経験豊富なエクスペリエンスドワンだ。
その自分の人生で学んだことが、誰かにとって貴重なものであることになることは少なからずある。
自分にとっては、当たり前。価値がないとしか思えないことでも、価値があることがあるのだ。
それは自分で気づくことは難しいかもしれない。でも、それを届けられるように、書き止め、言葉にしておくことが大事なのだ。