「魔法」瓶?名前に「魔法」ってなんだよ。

==========
令和3年2月27日  今日もクルクル通信911号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

最近、紅茶にハマっていて、水筒を携帯するようになりました。

これまでは1日1杯コーヒーを購入していたので、経済的にも優しくなっています。

一日のインパクトで見れば、たったの数百円かもしれませんが、積み上げたらバカになりません。

塵積(チリツモ)のパワーを侮るなかれ!

 

さて、久しぶりに使った水筒ですが、

保温性、恐るべしですね。

大体朝6時には水筒に入れていますが、夕方4時でもそれなりに温かいんです。

午前中だったら、フーフーなしには飲めません。

恐るべし、水筒。恐るべし魔法瓶。

恐るべし、魔法瓶?

魔法瓶?

魔法瓶って、よく考えてみると、おかしな名前ですよね。

「魔法」瓶ですよ。

「この瓶に、魔法かかってますよ」

って自分で言います?

商品の名前に「魔法」をつけるなんて、どんだけの自信だよって話ですよね。

コトバンクによると、魔法は、
===
人間の力ではなしえない不思議なことを行う術魔術妖術(ようじゅつ)。
===

とあります。「人間の力ではなしえない」ことを名前にするのですから、鬼強気ですよね。

英語で言えば、マジックボトル??とでも言うんでしょうか?

実際は、バキュームボトル。あるいは、サーモス(Thermos)だそうです。

サーモスは、ご存じドイツの水筒メーカー。ここが最初に魔法瓶の商品化に成功して、それがそのまま商材名として広がったそうです。

オムツをパンパース。

携帯用音楽プレーヤーをウォークマン。

宅配便を何でも「宅急便」。

と呼んでしまう。これと同じ。

ブランド名がカテゴリ名になっている。サーモスも最強のブランドの一つかもしれませんね。

ちなみにですが、「魔法瓶」の名前の由来は確固たるものがないらしいです。

熱湯がいつまでも冷めない、魔法のような瓶という言い方が、魔法瓶になったのかもしれない

という説が濃厚だそうですが。

他に「マジック」がつくもので言えば、「マジックテープ」があります。

これも魔法瓶同様、日本だけで流通している名前で、クラレの登録商標のようです。

ちなみに英語では、ベルクロと呼ぶそうです。

このベルクロ(Velcro)も企業名(元はスイス。現アメリカの会社)に由来とのこと。

こちらも、サーモス同様、会社名がカテゴリ名になっている、最強の企業ですね。

今までのテープは、着脱が不可能だったけどこのテープはできる。まるで魔法のテープだよね。

それで、「マジックテープ」になったようです。

確かに、アリと言えばアリですが…強烈なネーミングですよねw

 

水筒と言えば、「コレ」とパッと浮かぶものはありません。

でも、「魔法瓶」と言われれば、真っ先に浮かぶのは、「タイガー魔法瓶」です。(人によっては、「象印マホービン」かもしれませんが)

調べてびっくり!!、「タイガー魔法瓶」はそのまま会社名なんですよね。

「魔法」瓶だけでも十分に強気な名前なのに、それを会社名にしちゃうんですよ。しかも「タイガー」なんてつけて。

虎と魔法瓶で、タイガー魔法瓶。超絶に強烈な名前ですよね。

気になるその由来ですが、創業当時、魔法瓶は壊れやすいものだったらしく、そのイメージを払しょくするために、虎を被せたそうです。

虎はアジアでは最強の動物ですから、アジアをはじめとした世界展開においても最強。という意味も込めたとか。

そう聞くと、めちゃいい名前ですね。

今では、壊れない。保温性も高い。虎の強さと魔法のような保温性を併せ持っています。

まさに、名は体を表す。名前に恥じることのない、会社名ですよね。

この名前でポイントは何か?

と言えば、先に名前を付けてしまったということだと思います。

まだ魔法瓶が壊れやすい時から、「タイガー魔法瓶」と命名していたんじゃないでしょうか。

その当時は、「おい、これ壊れたぞ!全然タイガーじゃないじゃないか!?名前負けしてるぞ!!」

ってことも多々あったのでは?って思うんです。

でも、それに耐え、本物の虎のような強さを得ようと社員一丸となって、壊れない魔法瓶を作ったのではないか。

事実、関東大震災時に、一本も壊れなかったそうです。

 

まだ何物でもない頃から、自分の理想の姿を先に言ってしまう。

「名は体を表す」のだから、先に行ってしまう。金メッキを張ってしまう。

既成事実を作ってしまうから、人は、それになろうと頑張るもの。

嘘から出たまこと

って言葉もありますし、実は、これが事を為す一つの正しい順序なのかもしれない。

そんなことを、魔法瓶で熱いティーを飲みながら思うのです。
*****
【今日のうねり】
「名は体を表す」という言葉があるように、先に自分の理想を言ってしまう。
既成事実を先に作ってしまうから、それになろうと人間は頑張るのだ。
「嘘から出たまこと」。これがことを為す順序なのだ。