「現代の武力」を鍛える。まずは演出家に学ぶべし。

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令和3年3月8日  今日もクルクル通信920号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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エクセレントなコミュニケーションができるようになるには、どうしたらよいのでしょうか?

少なくとも一対一のコミュニケーションにおいては、世阿弥が「花鏡」で記したと言われる、

「我見」、「離見」、「離見の見」。

これを体得する。これさえできれば間違いないでしょう。

「我見」とは、自分から相手がどう見えているのか?。

「離見」とは、相手から自分がどう見えているのか?

そして、「離見の見」とは、自分と相手とのコミュニケーションの様子を客観的に見たらどのように見えるのか?

この三つです。

自分の視点と相手の視点、そして第三者的な視点をリアルタイムで意識しながら会話ができるのですから、

そりゃ、超手練れのコミュニケーターになれますよね。

例によって、「言うは易く行うは難し」ではありますが、体得したいところです。

 

これは別の表現で、

エクセレントなコミュニケーターは、優れた演出家のごとし。

と言うこともできるのではないでしょうか。

映像ディレクター。はたまた、映画監督と言い換えることもできるかもしれません。

なぜなら、彼らは、

その映像を通して、メッセージを最も上手に伝えるにはどうしたらいいのか?

カメラの配置から角度。撮影後の編集を通して、考え抜き、その作品を仕上げていくのですから。(ここでは、脚本や役者の演技は一旦、おいておきます)

作り上げる上で、

作り手としての伝えたいことは伝わっているのか?

その物語の登場人物の気持ちは伝わるのか?

それを実際に見た観客はどう思うのか?

自分がその作品を見たときにどう感じるのか?伝えたいことが伝わっているのか?

など、これら四つの視点を絶えず意識しているのではないか?

って思うのです。

制作過程においては、これらの視点(カメラ)をパンパン切り替えているのではないでしょうか。

これが合っているのかどうか?その真偽は分かりませんが、演出家は、極めて難しい仕事なんだろうって思います。

 

NHK Eテレに、「SWITCHインタビュー」という番組があります。

テレビがあった頃はは、第1回目からほぼ全て録画していました。

これは、文字通り、異なる分野で活躍する2人の“達人”が、 番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、語り合うインタビュー番組です。

この番組は、基本、インタビュイーが画面に映し出されています。ただ、時折、インタビューアーにカメラが切り替わったり、その二人の会話を俯瞰して捉えているカメラに切り替わることがあります。

恐らくですがこれは、演出家が、

その会話のメッセージを最も効果的に視聴者に伝えるにはどうしたらよいのか?

ということを考えた末の結果だと思います。

メッセージに合わせて、1カメ、2カメ、3カメを自由自在に組み合わせているのです。

この番組は生放送ではありません。

演出家が、後日、その日の撮影の取れ高から一番の良いところを切り出し、編集をかけているものです。

でも、仮にこの番組のようなカメラの切り替えを、自分でリアルタイムにコミュニケーションにおいてできるとしたら、スゴいことなのではないか?

そんなことができたら、

圧倒的なコミュニケーション能力を有することができるのではないか?

って思うのです。

いや、マジで極めて高度なことですが…笑

 

師事している鮒谷さんは「コミュニケーション能力は現代におけるの武力」とも仰っています。

もし、「千人将」あるいは「天下の大将軍」を目指すのであれば、圧倒的なコミュニケーション能力を身につける必要があるのです。

まずはスイッチインタビューの演出家に学ぶ。最適なメッセージのデリバリーのために、自由自在にカメラ切り替える力を身に着けるのです。
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【今日のうねり】
エクセレントなコミュニケーターには、優れた演出家のごとく、カメラの切り替えが自由自在にできなければならない。
確かに、映像は事後の編集があるので、リアルタイムでそれをやるのは極めて高度なことだ。
でも、「コミュニケーション能力は現代におけるの武力」ともいわれるので、鍛えないわけにはいかないのだ。
まずは、スイッチインタビューの演出家に学ぶ。ここから始めるのだ。