「凡人」が世界チャンプになるためには?

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令和3年3月9日  今日もクルクル通信921号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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現代の武力である、コミュニケーション能力を鍛えるためには、映像の演出家のごとく、自由自在にカメラを切り替えることが出来ると良いだろう。

カメラは、最低3つ欲しい。

自分の視点。

相手の視点。

そして、自分と相手を客観的に見る視点。

この3つのカメラだ。

昨日こんなことを書きましたが、今日も続けます。

 

「カメラを複数持つ」ということで言えば、

咄家の立川志の輔さんも、高座に上がっている時、その自分の様子を天井から見ている。

と言っていました。バレエダンサーの熊川哲也さんも同じように、

自分が踊っている様子が、観客からどのように見えているのか?

これが演じながらに分かる。

と言っていました。

あるいは、「世界のNAKATA」こと、元サッカー日本代表の中田英寿さんも、プレーしながら、フィールド全体がどうなっているのか?まるで上空から見ているかのように分かる。

と言っていたそうです。

これらも全て、リアルタイムなカメラの切り替えの話ですよね。

相手に何かを伝える=コミュニケーションにおいて、この能力は、職業を問わず、欠かせないものなのかもしれません。

 

さて、自由自在にカメラを切り替えることができるようになった。としたならば、「これだけ」でコミュニケーションの達人になれるのでしょうか?

「これだけ」でも超高難易度ですので、相当程度の武力を有することはできるでしょう。

でも、達人を目指すのであれば、何が必要なのでしょうか?

それは、

言葉の力

なのだと思います。

この段階においては、「相手にこれを伝えたい!」という強烈な気持ちがあることを前提となります。

なぜなら、コミュニケーションの本質は、「気持ち」の伝達だからです。

その「気持ち」がなければ、力なんぞ出てくるはずがないのです。

もし気持ちがないとしたら、「それが湧いてから、改めてお越しください」ということになるのでしょう。

カメラも切り替えられる、気持ちも充実している。この状態になって初めて、

言葉の力を得る方法=Howの話になるのです。

繰り返しになりますが、コミュニケーションの本質とは、気持ちの伝達でありますから、仮にHowが拙かったとしても、

暑苦しいほどの気持ちがあれば、メッセージを伝えることはできるでしょう。

それをより効果的にするのが、Howということになります。

 

このHowには、大きく二つあるのではないか?と思います。

一つ目は、徹底的に言葉を磨き切る。そこから生まれた「極上の一言」を届ける。

という方法です。

日本酒で言えば、大吟醸と言ったところでしょうか。

コピーライターとか作家とか作詞家はこのパターンだと思います。

ただ、これは所謂、「言葉のプロフェッショナル」だからこそなせる業。

そんな魔力的な力があればいいですが、一般人はなかなか体得できるものではありません。

これに比べて、身につけやすいのが、もう一つの方法である、

伝えたいメッセージをサポートしてくれる事例を収集する。

それを伝えやすくする比喩表現を数多く身に着ける。

という方法です。

一発一発の力は前者よりは劣りますが、その手数の多さで、言葉に力を宿すというパターンです。

ボクシングで言えば、(って、沢木耕太郎さんの影響でしょうか笑)

前者は、フィニッシュブロー一発で相手をマットに沈める。

後者は、効果的なボディブローの連打で、相手を仕留める。

と言った感じでしょうか。

前者は、「はじめの一歩」で言えば各人の必殺技ですね。例えば、

宮田のジョルトカウンター、

ヴォルグのホワイト・ファング、

伊達英二のハートブレイク・ショット。(「あしたのジョー」で言う、ホセ・メンドーサのコークスクリューブローですね」

あたりでしょうか。

とはいえ、そんな必殺技はそうそう繰り出せるものではないですし、だからこそ必殺技なわけですから、

私のような凡人は、ボディーブローを数多く繰り出すしかないのです。

しかし、ボディーブローも丁寧に数多くヒットさせることができれば、相手をマットに沈められるのです。

 

ボディ打ちで辰吉丈一郎さんは世界を獲りました。

「日本ボクシング史上最高傑作」とも呼ばれる、井上尚弥さんもボディでのKOが多いそうです。

事例と比喩表現を自由自在に繰り出す、強烈な言葉の力を身に着ける。

ボディブローの名手を追って、世界を獲りたい。

そのために読み・書き・話す。日々トレーニングをし続けるのです。
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【今日のうねり】
コミュニケーションの達人になるには、自由自在なカメラワークに加えて、言葉の力が必要だ。
言葉の力を得るには、「気持ち」があることが前提だ。コミュニケーションの本質は、気持ちの伝達にあるからだ。
それらがあった上で、何が求められるのか?それは、howの部分。方法論だ。これには大きく2つあるだろう。
一つ目は、コピーライターや作家のような磨き切った言葉を扱うことだ。
でも、これは常人では難しい。
常人は、もう一つの方法、比喩表現や事例を数多く持つことができるようになるのが良いのだろう。
ボクシングで言えば、ボディ打ちだ。
事例と比喩表現を自由自在に繰り出す、強烈な言葉の力を身に着けることができれば、世界を獲ることもできるのだ。