桜みたいになりたくねぇな

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令和3年3月29日  今日もクルクル通信941号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今朝の散歩は素晴らしかったです。

天気も景色も言いようがないほど美しく、忘れることができない朝となりました。

家を出て順路である、東の方向に向かって歩き出すと、さっきまで雨が降っていたとは思えないほどの真っ青な空に、朝日が燦燦と降り注いでいました。

気温はまだ十分に上がっておらず、マスクから漏れる息でメガネが曇ってしまったのですが、

そこに朝日が注ぎ込み、目の前が真っ白になって何も見えなくなりました。

そのホワイトアウト?が幻想的で、何とも言えない気持ち良さがありました。

それに気をよくして、「今が旬」な千鳥が淵の方まで足を伸ばすことにしました。

今朝の千鳥ヶ淵は、この週末の人出が嘘だったかのように、いつもの日常に戻りつつありました。

昨日の雨風によって散り始めた桜が、地面に広がっているだけでなく、ボートが浮かぶ池には斑点模様のように広がり、彩を加えていました。

時折、健やかな春風が吹き、舞い散る桜の花びら。それを見上げようと、目線を上げると、草木に付いている雨粒が乱反射して、そのまぶしさに思わず目を覆ってしまいました。

最大のハイライトは、千鳥ヶ淵緑道の中ほど一帯に咲く菜の花から望む景色でした。

手前には、無数に雨粒が付いている菜の花と桜。降り注ぐ朝日が菜の花の色味をより際立たせ、対岸にも咲き乱れる薄紅色の桜を一層魅力的なものにしていました。

雨予報だった今朝、「散歩できないかも?」と思いつつ、いつも通り5時前に起床して、雨が止むのを待った甲斐がありました。

 

でも、この一年で最も華やかな千鳥ヶ淵も、後数日で終わってしまいます。

桜も散れば、あの人の賑わいも消えて行ってしまうのです。

そんなことを思ったら、

「桜みたいになりたくねぇな」

なんて思ってしまいました。

一年間に一度だけ「見頃」があるから、それを求めて人が集まってくる。

それが終わってしまえば、何事も無かったかのように人が消え去ってしまう。

ホント、この金曜日や土曜日は、いつもの100倍くらい人がいましたからね。

今日は5倍程度といったところじゃないでしょうか。

既に「祭りのあと」感が半端ないのです。それが、ちょっと寂しくもありました。

そんなことを思ったら、

ピークじゃないくらいがちょうどいい

というコピーでお馴染みの、東京メトロのオフピークプロジェクトの広告が頭に浮かびました。

もしかしたら、人生はそれくらいがちょうどいいのではないか

って。

桜のような驚異的なブームはないけれども、

一年を通してそこそこ人が集まり続け、ずっと賑わっている。そんな花を咲かせることができる人生ってよくないか?

って思ったんですよね。

ところが、

そんな一年中咲き続ける花がないのか?

って調べてみると、どうやらないみたいなんです。

そりゃ、確かにそうですよね。一年中美しい花を咲かせ続けるって、都合がよすぎですもんね。

咲く期間が僅かだからこそ、そこに美しさがあるんですよね、

一年中咲いていたら、いつでも見れるから、逆にいつでも人が集まらない可能性だってありますし。

あるとしたら、常緑樹か、観葉植物くらいですかね。でも、花に比べたら全く美しさが足りません笑

調べた後に、改めて、

「桜みたいになりたくねぇな」

っていう発言を振り返ってみると、

楊貴妃?やクレオパトラ?のように絶対に適うことのない、永遠の美を求めているようにも思えてきました笑

 

とはいえ、個人の人生で言えば、

一生に一度は、千鳥ヶ淵の桜のように大挙して人が押し寄せる「大ブーム」が必要かもしれません。

それが一大飛躍のチャンスになるのですから。

でも、それよりももっと大事なことは、それを一過性にモノとして終わらせないこと。

たとえ、姿や形を変えたとしても、美しさを保ち続けること。

ブームをブームで終わらせないこと。

ピークをピークで終わらせないこと。

なんだと思うのです。

これまた、「言うは易く行うは難し」ではありますが、

淡々粛々と、焦って焦らず、急いで急がず、自らを磨き続ける。

これに尽きるのです。
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【今日のうねり】
一年に一回しか美しい花を咲かせない、桜みたいにはなりたくない。
願わくば、姿かたちは変えようとも、常に美しくあり続ける。
ブームをブームで、ピークをピークで終わらせないことだ。
もちろん、それは容易なことではないだろう。自然界でもないことなのだから。
ただ、個人の人生であれば望めば実現できるはず。それに向けて磨き続けるのだ。

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