その症状、黄色信号点灯中です。

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令和3年3月30日  今日もクルクル通信942号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日はあまりに陽気が良かったので、午後は公園で日光浴をしつつ、桜を愛でながら読書をしていました。

もちろん読むのは沢木耕太郎さん。絶賛縦読み中ですが、いよいよ中盤戦も終わりに差し掛かってきました。

午後3時ぐらいに、半袖短パンで鬼ごっこや、ボール蹴りなど、遊び狂う子ども達で溢れる公園に初老(推定80歳)のおじいさんが現れました。

俺と同じように読書でもするのかな、なんて思っていると、隣のベンチに荷物を置くや否や、体操をし始めました。

その内容や順番を見るに、ラジオ体操第一をやっています。きっと頭の中で、あの音楽が流れているのでしょう。

それが終わると、ハムストリングのストレッチや、指先をその手とは逆の足先に付けるなどのねじれ運動。ラジオ体操ではカバーしきれなかった部分のストレッチをし、最後はスクワットをしていました。

ついつい、そのおじいさんの姿に見入ってしまいました。そして、

「この人。きっと毎日これやってんだろうな。老いに抗い、健康で長生きしようと、自らに負荷をかけているんだろうな。

みんなそれぞれ、将来に向けて積んでいるんだな。将来の自分にプレゼントを送っているんだな。

俺も負けずにがんばんねーと」

なんてことを思いました。

運動終了後、隣のベンチに腰をかけたおじいさんは、肩で息をし、額に汗をうっすらとにじませ、ペットボトルの麦茶をを飲みました。

よくよく、そのおじいさんを近くで見ると、胸板はかなり厚めだし、肌ツヤもイイ。

なおさらこの人が、「毎日積んでいるに違いない」って思いを強めました。

 

もし、仮にあなたがこの白髪の初老のおじいさんの姿を見たとしたら、どう思うでしょうか?

人によっては、

「いやいや、何言ってんだよ、中田。そのじいさん、天気が良かったから、たまたま公園に来て、体操しただけだよ。ルーティーンでも何でもないよ。お前の読書と一緒だよ。ノリだよ、ノリ!」

って、言うかもしれません。

あるいは、そのおじいさんの存在にすら気づかない人もいるかもしれません。

どれが正しいのか?実際におじいさんに聞いたわけでもないですから、分かりません。

ただ、確実に言える一つのことは、ある現象を見たときに、様々な解釈が生まれるのは、

その人の内側に回っている言語が異なっている

ということです。

毎日積んでいきたい。やればやるほど豊かになる習慣で毎日を固めたい。それによって人生を逓増させたい。

と思っているから、私はおじいさんの姿から「積むことが重要だ」というメッセージを受け取りました。

一方で、

人生、全部ノリでよくない?その日暮らしでオールオッケー。

なんて思っている人は、そのおじいさんの姿を見ても、ノリでやっているんでしょ?たまたまでしょ?

って感じるのだと思います。

言語が何も回っていない人は、そのおじいさんの存在すらに気づかないのでしょう。

 

人間は、生きているだけで膨大な数の「情報」に触れています。

ここで言う「情報」は、新聞や雑誌、ニュースサイトやSNS、テレビ番組や映画といったメディアから入ってくるものだけを言っているのではありません。

カフェの隣の座席から聞こえてくる中高生の会話も、

公園で遊んでいる子供の姿も、体操をしているおじいさんも。

毎日、同じ場所で、トレーニングジムのチラシを配っているお兄さんも。

触れるすべてのものが「情報」です。

それに触れたときに、引っかかる人もいれば、引っかからない人もいる。

引っかかるのが良くて、引っかからないのが悪いという話では一切ありません。

人によって、それが異なる。

という話です。

そして、

その差異は、自分の中のどんな言語を回っているのか?から生まれるのです。

その言語は、日々自問自答することや意識することを決めるのです。

その内的言語が外的な「情報」とぶつかり合った時に、

新しい発見や気づき。既にある自分の信念をより強固なものにしてくれるのだと思うのです。

 

アイザック・ニュートンが、リンゴの木からリンゴが落ちるのを見た時に重力の着想を得た

という有名な話がありますが、それだってまさにそうですよね。

それまで、数多の人がリンゴの木からリンゴが落ちるのを見たのに、それに気づくことがなかったのは、

重力や万有引力について、問いを回し続けながらその現象を見た人がいなかったからでしょう。
(問いを回していても、気づかないことも多々あるとは思いますが)

仮に、私が万有引力の法則を知らなかったとしても、リンゴが木から落ちるのを見て、重力の着想を得ることなんて2,000%あり得ないですからね。

だって、物理学の世界に対して、何一つも言語を回していないのですから。

何の問いも持っていないのですから。

もっと言えば、その世界に対して、何も考えて生きていないのですから。

 

もし日々の生活の中で、これほどの情報に触れ続けているにもかかわらず、「これは!?」と思うことがなかったとしたら、

それは黄色信号!「ヨウチュウイ」のサインと思った方が良いのかもしれません。
(ドリカム、未来予想図Ⅱの「アイシテイル」のサインではありません笑)

自分の内側に言語が回っていないということ。自分の中で問いが一つもない。

という事の現れなのですから。

 

時間を味方に付けて、良い習慣を粛々と積んでいくしかないんだよ

そんなメッセージをくれた、おじいさんが公園から出て、姿が見えなくなるまで目で追い続けていました。

なぜなら、ちょうどそのタイミングで、公園の入り口にパンの移動販売で有名な「エッセン」の車が乗りつけたからです。

映画「第3の男」のテーマ曲(エビスビールのCMソングでお馴染み)のBGMを鳴らしながら営業しているアレです。

まさか、おじいさん、菓子パン買ったりしないよね。

それ、運動とプラスマイナス、ゼロか。マイナスになっちゃうよ。

って、ソワソワしながら見送っていました。

すると、おじいさんが、移動販売車に群がる子供やお母さんに交じって、商品棚を覗きました。

えっ?マジ?買っちゃうの?

一瞬焦りました、そのまま何も買わずにその場を立ち去っていきました。

その姿を見て、さらに積んでいこう、と決心したのです笑
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【今日のうねり】
人生は、どんな言語が脳内に回っているのか?によって決まる。
それがあるから、この「情報」洪水の中で多くの気づきや発見を得ることができるのだ。
内側の言語と外側の情報がぶつかった時に、それが生まれるからだ。
もし、何も気づきがないとしたら、要注意。自分が意識していることが何もないから。何一つ問いが生まれていないことの表れだから。
そんな時は、自ら歩むべき方向を今一度見直すのが良いのだ。

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