輸血、お願いしちゃいました

==========
令和3年3月31日  今日もクルクル通信943号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

人生で初めて、借金のお願いに行きました。

ラーメン屋に友達と行って、財布の中を見たらお金が370円しかなくて、

「わりぃ、1,000円貸してくんね?明日返す」

ってことは、もちろん過去にありましたが、そういうお金を借りるではありません。

銀行に融資のお願いを行くというの初めての経験をしたのです。

あっ、何もめちゃ切羽詰まってるってわけじゃないので、悪しからず。

コロナの特例措置で、実質3年間無利子という制度があることを知ったので、

せっかくの機会なので、活用させてもらおうと思い、行って参りました。

担当行員の方と、30分ほどの面談をさせて頂き、

「上長と掛け合ってから、改めてご連絡を申し上げます」

と言われ、無事に打ち合わせが終わりました。

 

いやー、それにしても、めちゃめちゃ恥ずかしい経験ですね、これ。

別に、お金を貸してください、という話が恥ずかしいと言っている訳ではありません。

何が恥ずかしいって、

会社にかかわる、ありとあらゆるものを提示させられ、根掘り葉掘り聞かれることです。

気分的には、全裸でベッドの上に寝かされて、問診を受けている

そんな感じでした。

しかも担当してくださった方が、若くて綺麗な女性でしたから、尚更恥ずかしかったです笑

具体的に提出を求められたものは、例えば、

私個人の経歴書。家族構成。

会社概要。

各種決算関連書類。

試算表。

事業税や社保、源泉徴収税額の領収書。

銀行通帳の現物&コピー。

です。

これをもとに、

どんなサービスをどんな会社に提供されているんですか?

なぜ、融資が必要なんですか?

それを何に使用するおつもりですか?

今後どういった事業展開を想定されているんですか?

などなど、がっつり質問を頂戴しました。

最終的には、和やかな雰囲気で打ち合わせを終えることができましたから、

おそらく融資は頂戴できるのではないか?

と思っています。

実は、私、打ち合わせの前までかなりビビっていたんです、「借金」そのものに。

この言葉を聞くと、「ナニワ金融道」や「闇金ウシジマくん」の世界が頭に浮かんでしまうものですから笑

あの世界にお目にかからないように、「ご利用は計画的に」していきたいと思います。

 

この打ち合わせを経て、その昔、マクロ経済学の授業か何かで、

金は経済社会の血液。銀行はその金を送り出す、心臓のようなもの。

という話を聞いたことを思い出しました。

少なくとも、会社にとっては、金は血液と同じ側面を持っていると思います。

血液がなくなれば、人が死んでしまうのと同じように、

お金がなければ、会社は組織として存続できませんから。

そうだとすれば、

融資は輸血のようなもの

と言えるのかもしれません。

輸血をする場合は、血圧や胸部X線、肝機能状態などの基本的な健康診断項目をチェック済みという前提の上で、

血液型は何か?

A型なのか?B型なのか、AB型なのか?O型なのか?

これに加えて、RH因子は何か?などなど、入念なチェックが求められるでしょう。

(オペも輸血の経験もないので、単なるの想像ではありますが)

だとすれば、融資担当の女性がドクターさながらに会社の健康状態を入念に問診するのも無理もありません。

回収不能=不適合を起こしてしまったら、誰もハッピーになりませんからね。

 

融資が人体における輸血にあたるとして、その輸血だけができれば、会社は健康体になれるのでしょうか?

イエスでもあり、ノーでもあると思います。

その不調を引き起こしている原因が、

明確に血が不足していること

だと分かっている場合はイエスです。

輸血をすることで、症状が改善緩和されるでしょう。

会社の例で言えば、

採用する人も明確に決まっていて、採用さえできれば、生産量を増やすことでき、かつ、増やせば増やすほど売り上げが伸びることが分かっている。状態でしょうか。

そんな時は、融資がまさに特効薬となるのでしょう。金がないことが原因で不調なわけですから。

一方で、確かに血液も不足をしているが、それを引き越している原因が別にある場合は、ノーです。

どんなに輸血をしたところで、原因を治療していないのであれば、症状は一向に改善されません。

バスタブの栓が開いた状態で、どんなにお湯を注いでもそこにお湯はたまらないのと同じです。

原因を特定し、完治させなければ健康状態は戻らないのです。

会社の例で言えば、

商品そのものに問題があるのに、売れていない原因が、商品の生産量(流通量)が少ないことだと勘違いして、いたずらに生産量を増やそうとしている。状態でしょうか。

こんな時は、融資が特効薬にはなりませんよね。商品の改善しなければ、量を増やす意味がないのですから。

 

融資も企業をより良い状態にするための一つの打ち手に過ぎません。

にもかかわらず、お金があれば、何でもできるような錯覚に陥ってしまうことがあるかもしれません。

だからこそ、

何故、必要なのか?

それを手にすることで、達成したい状態(=目的)に近づけるのか?

その打ち手は目的に最適なものになっているのか。

これを明確にしておかなければなりません。

もちろんこれは、お金にかかわらず、全ての行動においても同じです。

目的と手段に整合性を常に確認しなければ、正しい成果を得ることはできないのです。

融資を頂けた場合も、「誤った使い方はしないよ」って、ここに誓うのです笑
*****
【今日のうねり】
金は会社においては血液みたいなものだ。
なければ死んでしまう。
銀行の融資は、輸血のようなものであろう。
ただ、それを使う場合は、不調の原因が血液不足によるもの、と明確に分かっていることが求められる。別のところに原因があるにもかかわらず、輸血をすれば大丈夫だというのは、大いなる勘違いで、決して症状は解決されない。原因を治療しなければ意味がないのだろう。
全ての打ち手は、目的達成に最適なものになっているのか?
これを常に確認することが成果を得る上では大事なのだ。