三冠王への道。

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令和3年4月6日  今日もクルクル通信949号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「ピッチャー返しの打撃なら打率4割を打てる。だけど俺は三冠王にならなくちゃいけないから」

現役時代のオレ流の落合博満さんは、こう言っていた。

だから、学生たちには、三冠王になる必要がないんだから、ピッチャー返しに徹したらいいんだ

と言っている。

そう話をしていたのは、東大野球部井手監督です。((3月29日日経新聞夕刊「人間発見」にて)

三冠王にならなきゃいけない落合選手は、

シーズン最初はピッチャー返しの打撃で打率を4割近くに上げておき、そこから本塁打を量産する。

打率が下がったらまたピッチャー返しで、打率を持ち直す。

こんな戦い方をしていたそうです。

まじですごくないですか?

ピッチャー返しであろうと、出塁できれば、ヒットはヒットですから、

首位打者であれば、いつでも狙える。獲れる。

ってことでしょうか。

打率4割なんてバッターを聞いたことなんてないですし、これが本当だとしたら、

俺流」落合さんが、いかに傑出した選手だったのか?ってことを伺えますよね。

 

私は野球の完全なるド素人ですので、以下の話は完全に想像の話です。

おそらくヒットを狙うのと、ホームランを狙うのでは、打者としてやることが違うのではないでしょうか。

例えば、

スイングの基本はできる限り変えないようにしつつも、力の入れ具合、タイミングを変える。

とか、

狙う球、配給の読み方も変える。

など、体と頭の使い方が変わってくるのではないか?って思うのです。

これを私の経験のあるサッカーに置き換えて考えてみると、

ロングシュートを狙う時はインフロントキックを使うし、キーパーと1対1であれば、精度を重視する時のインサイドキックを使う。

みたいな、蹴り分けならぬ、打ち分けをしているのかもしれません。

前者は飛距離も力も出せる分だけ、精度が低くなりますが、キレイにボールをとらえたときは、強烈なシュートを繰り出すことができますから、ホームランに近いのかもしれません。

 

この精度の低いインフロントキックで、運よくロングシュートなんかが決まってしまうと、味を占めて、そればかりを狙い始めてしまうってことがよくあるんですよね。

パスをつなげば良いところを、シュートばかりを狙ってしまう。

とか。

数回ならまだしも、こればかりを続けていると、チームのリズムが崩れ、戦い方が崩れていき、流れが悪くなっていきます。

個人としても、知らず知らずのうちに、シュートだけでなくそれ以外のプレーも大味になって、プレーの質が下がってしまう。

なんてこともあり得ます。

仮に、この素人サッカーと近しいことが、プロ野球選手の世界でさえもあるとするならば、

「ホームラン狙いのために打率が下がってきたから、再びヒット狙いに戻すわ」

なんてことが、自在にできるとしたら、それはとてつもない技術であり、能力なのではないか?

なんてことを思ったのです。(欲をかいたり、味を占めたりしないからトップ選手なのかもしれませんが笑)

意図的にホームランを狙っているから、という理由があったとしても、打率が下がっていくことはかなり精神的に負担がかかることですよね。

焦る気持ちもあれば、取り返してやろうなんて気持ちも出てくるでしょうし、チームメイトの目も、メディアの叩きもあるでしょう。

にもかかわらず、シーズンを通して、ピッチャー返しとホームラン狙いを自由自在にコントロールできるってすごすぎじゃないですか?

そして、それを可能にしている原動力は、

どんな状況であろうと、いつでも再現できる、基本フォーム

にあるのではないか?って思うのです。

ホームランばかりを狙っていると、それに伴って、基本フォーム(ピッチャー返し)にもエラーが出てもおかしくないじゃないですか。

フォームが崩れる可能性がありそうじゃないですか。

崩れたフォームが、スランプを誘発することすらもありそうじゃないですか。

でも、そういうことがなかったから、落合選手は史上最多3回の三冠王になることができたのではないか。

って思ったのです。

だとすれば、何よりも大事なことは、

どんなことがあろうとも、必ず繰り出すことができる、再現性の高い、基本フォームを身につけておくこと。

言い方を変えると、

崩れることない「軸」を身につけていくこと。

なのではないか。って思うのです。

その基本あるからこそ、安心してチャレンジができるのです。

 

「三冠王への道」も、まずは揺るぎない、「軸」を作ることから始まるのです。

逆に言えば、それさえあれば、一流の舞台においてでさえも、圧巻の成果を出すことができるのです。(三冠王になれるのか?分かりませんが…)

まずはブレない「軸」が構築することが大事なのです。
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【今日のうねり】
一流の舞台で、圧巻の成果を上げるのは、揺るぎない「軸」を身に着けることから始まるのだ。
それは基本フォームとも言う。
これがあるから、野球で言えば、ホームランのような大きなチャレンジができるのだ。これなくして、チャンレジをしようとすると、成果が出ない⇒なお攻める⇒成果が出ない⇒フォームが崩れる⇒スランプになる。という負のスパイラルに陥る可能性があるのだ。これに陥ると本当に危険だ。
基本が大事なのだ。