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令和3年4月11日 今日もクルクル通信954号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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(大事件発生に伴い、予定を変更してお送りしております笑)
ゴルフファンにとっては1年間で最も楽しみな4日間が続いています。
観客数は絞ってるとはいえ、無事にマスターズがこの4月に開催されていますから。
例年通りであれば、寝不足の4日間が続くところなのですが…1年半前にテレビを処分してしまったために、この熱戦を見る手立てがありません。(昨年はコロナで延期)
さすがに、この時ばかりは、少し残念な気持ちになります。
じゃあ、このためだけにテレビを置いておくのか?というわけにもいきませんから、オンラインで楽しんでいます。
今朝も4時45分に起きた瞬間からマスターズのウェブサイトでテキスト情報をチェックしつつ、ラジオも聴いていました。
ラジオ?って話なんですけど、TBSで中継をしている故、権利の都合で、リアルタイムでの映像を見ることはできないのです。
それにしても、マスターズのウェブサイトはよくできていますね。
毎年着実にアップデートされていますし、ユーザビリティも上がっており、十分に楽しむことができています。
さて、大会三日目の「ムービングサタデー」の今朝、大事件が起きました!
なんと、日本の松山英樹が首位に躍り出ました。
しかも、2位以下に4打差をつけての首位。大事件です。
今朝順位をチェックした時は、たしか、首位に3打差の5位タイでした。
間もなくして、雨により、プレーが一時中断となりました。
なかなかプレーが再開されなかったので、いつも散歩に出て、朝食を食べて、2時間後にもう一度チェックしたら、
あら、不思議。松山選手が首位になっているじゃないですか。
今日のスコアは-7。
これは、去年のマスターズを制した世界ランキング1位のD・ジョンソンと全く同じ。
彼も、3日目に今日の松山選手と同じ「65」(1イーグル、5バーディー、0ボギー)で回っています。
いよいよ、日本人初のマスターズチャンピオンが生まれるのか?明日は目が離せません!
さて、私はゴルフが大好きです。
とはいっても、もうすぐ丸4年ゴルフクラブを握っていませんが…
もし、シェンロン(ドラゴンボール)に、願い事を言えるとしたら、
「3か月くらいオーストラリアでゴルフ三昧な生活を送らせてくれ!」
そう言うかもしれません笑
いや、それを実現するために、今、堪えているのです。
そんなゴルフにドハマりしたきっかけは、全英オープンの仕事に従事したことです。
元々好きだったゴルフが、さらに好きになりました。加速しました。
それはなぜか?
超一流のプレーを目の前で見続けることができた
ということもありますが、それ以上に、
ゴルフが、肉体的にも精神的にも、技術的にも、知的にもタフ。そして、超「地味な」スポーツ。
それがゴルフの魅力だと思うようになったからです。
ホント地味なんです。でも、それが面白すぎるって思ったんですよね。
(今日は、「肉体的にも精神的にも、技術的にも、知的にもタフ」な部分ではなく、地味さについて書きます)
何故、そう思うのか?
そもそも、ゴルフって、4日間も毎日同じコースで、規定打数(72回×4日。合計288回)よりも以下に打数を少なくすることができるのか?を競い合うスポーツです。
しかも、コースって言っても、ぶっちゃけ単なる野っぱらです。
全英オープンのコースなんて、海沿いの海岸線に沿って、木立が一本もない、海風がひたすらに打ち付ける、野っぱらです。
(でも、その野っぱらが美しく見えてしまうのですが笑)
距離にして18ホールで大体6キロ。1ホールごとに数百メートル先に直径10センチのカップがあります。そこに長さの違う13本のクラブを使って、直系4センチのボールを、いかに回数を少なくして入れるのか?を競い合うゲームです。
ホールごとに規定回数が定まっていて、それより少ないか?多いかで、成績が決まります。
例えば、野球のように投手が投げたボールを打つわけではなく、野っぱらに落ちているボールを打つんです。
派手さなんてありません。
字面だけで見たら地味ですよね。
原始人が見たら、いや、ゴルフを初めて見た多くの人は、「あいつら、何やっているんだ?」って思うこと間違いなしですよね。
そんな野っぱらで、世界一流の選手が、規定回数を減らすべく、せっせと汗をかくスポーツなのです。
しかも、回数を減らせたとしても、優勝者でも10回前後です。(コースの難易度次第ですが)
「何やってんだ!」って話です。
4日間で288回という規定回数を以下に減らせるのか?
を競い合うゲームということは、
減らすことよりも、いかに増やさないか?
ということの方が大事なんですよね。
280回もボールを打つという同じ行為を繰り返すということは、
再現性が何よりも求められる
と言えます。
これが、地味さの根源(であり、魅力)だと思っています。
実際、増やすか?プラスマイナスゼロにすることができるのか?
がかかった、パーパットの緊張感が半端じゃありません。
プロですら、減らすことが懸かったバーディーパットよりも、パーパットの方が、緊張するらしいですから。(ファストアンドスローに書いてありました)
ちょっと今日はこのあたりにさせて頂いて、明日も続けます。
頑張れ!松山。
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【今日のうねり】
ゴルフというのは、きわめて地味で辛気臭いスポーツです。
減らすことよりも、増やさないこと。
精度高く同じことを繰り返すことができる=再現性。
が最も重要な要素。
実はこれは人生(ビジネス)においても同じなのだ。