正しい成果は正しいフォームからしか生まれず、そのフォームは正しい練習の積み重ねからしか生まれない。

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令和3年4月12日  今日もクルクル通信955号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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いやー、松山選手やってくれましたね!

朝からめちゃテンションが上がった人も多いのではないでしょうか。

2年前はタイガーウッズが史上最大のカムバックを果たし、今年は松山選手がアジア人として初のマスターズ優勝するという、歴史的瞬間に連続して立ち合えてめちゃ幸せです。

昨年のマスターズはコロナの影響で異例の11月開催だったので、勝手ながら2年ぶりのマスターズな気分でした。

個人的には、初のラジオでの生中継。

これ、悪くないです笑

映像がない分、言葉&音をだけで脳内で状況を想像することが求められるので、テレビ以上にハラハラドキドキしました。

例えば、最終ホールの松山選手の3打目のバンカーショット。実際にボールが止まって、カップまでの距離が何フィートなのか?を聞くまでは全く安心できませんでした。

映像があれば、ボールの出どころと転がり具合でおよそ着地場所が想像できるので、声だけよりは確実に安心できたと思います。

実際、ゴルフにおけるラジオ中継は、特にグリーン上でのボールの位置を細かく、正確に伝えていました。

ボールがカップから何フィートのところにあるのか?(フィートに馴染みがないから、イチイチ頭でメートル換算するのがめんどい!笑)

上り(カップより下にボールがあるのか)なのか?、下り(カップより上にボールがあるのか)なのか?

ラインは右曲がりなのか?左曲がりなのか?スネークなのか?

曲がり具合は、大きそうなのか?小さそうなのか?

事細かに実況されていたように感じました。

一番ハラハラしたのは、最大5打差あったリードが、2打差まで詰められた16番ホールでしたね。

しかも、松山選手はボギー(15番で池ポチャ)で下り坂。一方で、追い上げてきたシャウフェレ選手は、4連続バーディーで超イケイケ。

その16番で、シャウフェレ選手がまさかのトリプルボギー(松山選手がボギー)

ここで、再び4打差に。他人のミスとはいえ、これが大きかったのではないか?なんて思っております。

松山選手自身は、「最終18番ホールのティーショットがフェアウェイに乗ったことが一番で大きかった」と仰っていましたが。

 

今回の松山選手の戦いぶりですが、マラソンで例えると、2日目までは第二グループあたりにつけ、30キロ地点(3日目)から猛スパートをかけて、一気にトップに躍り出る。

40キロを超え、ややスタミナ切れを起こし、競技場に戻ってきてから、後続から猛追を受けたものの、逃げ切りの勝利。

といったところでしょうか。

競馬で言えば、追い込み馬を振り切って、差し切った。

そんな展開でした。

 

松山選手の優勝は2017年以来の4年ぶりでした。

しかし、彼はそれ以降もずっと世界ランキングのトップ20をキープし続けています。

では、この4年間でツアーを1勝以上した選手が全員が世界ランキングのトップ20にランクインしているのか?というとそういうわけではありません。

たまたまその大会期間中だけ調子が良くて優勝したものの、その他の試合では上位に食い込めない。予選落ちを繰り返している。そんな選手もいます。

でも、そういった選手はトップ20には入れないのです。

毎週4日間280回前後の同じ行為(スイング)を繰り返し、恒常的に良い成績を収め続けている選手だけがトップ20に入れるのです。

言うまでもなく、1回優勝するよりもこちらの方がはるかに難しく、実力が要求されるのです。

つまり、短期的な成績を上げることよりも、長期的に成果を残し続ける方がはるかに難しく、それができる選手だけがずっとトップランカーであり続けているのです。

しかも、単年度ではなく、複数年にわたって、トップランクに入り続ける。これは並大抵のことではありません。

もう5年以上もトップ20に入っている松山選手は本当の実力者なんだと思います。

 

毎週毎週、止まっているボールを280回前後も打ち続けるスポーツは、おそらくほかにないでしょう。

月4試合として、一か月に1200回。これだけの試行回数を繰り返すのですから、成績は確率的に収斂していきます。きっと。

だからこそ、再現性がモノを言うスポーツなんだと思います。

その再現性は何から生まれるのか?

それは、正しいフォームです。正しいです。

どんな状況であったとしても、コンスタントに自分のフォームでプレーし続けることができるのか?

これによって成果が決まるのです。

 

松山選手は、アメリカのツアーの中でも最も練習量の多い選手として有名です。

今回のマスターズでも、2日目終了後も、3日目終了後も、一番最後まで練習場に残っていたそうです。

その圧倒的な練習量から形作られた「正しいフォーム」が今回のマスターズ優勝という最高の成果をもたらしてくれたんでしょう。

正しい成果は正しいフォームからしか生まれず、そのフォームは正しい練習の積み重ねからしか生まれない。

日々の積み重ね、あるのみなのです。

松山選手、本当におめでとうございます!そして有難うございました!
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【今日のうねり】
人生もゴルフと同じように、短期的ではなく長期的に成果を上げ続けることが大事だ。
あるツアーをたまたま優勝することはできたとしても、世界ランキングトップ20に入ることはできない。これは継続的に成績を上げ続けることを要求されるからだ。
言うまでもなく、こちらの方が圧倒的に難易度も高い。
長期的な成果を上げ続けるには、再現性が求められ、それは正しいフォームのよってしか生まれない。
そのフォームは正しい練習の積み重ねからしか生まれないのだ。
世界ランカーを目指して、日々積み上げるしかないのだ。