終わりなきハードル競走。

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令和3年4月20日  今日もクルクル通信963号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日は料理人の友人と喫茶店で話をしていました。

彼は自分のお店を持ってまだ6年目。

それにもかかわらず、某グルメレビューサイトではそのジャンルでエリアNO1を獲得。あのガイドブックにも掲載されるなど、

押しも押されぬ名店の亭主となりました。

(本人の希望により、お店情報は伏せております)

そんな彼が、この数年間、毎月自らに課したことが、

新作開発

でした。

これをやってみて分かったこと、いや、やる前から分かっていたけれど、想像以上だったことが、

産みの苦しみ

だそうです。

やっとの思いで一つを完成したと思ったら、

もう30日後には次の新作を生み出さなければならない。

ひとつハードルを越えたら、すぐに目の前にハードルがある。

終わりなきハードル競争みたいなもんだった

って言っていました。

ただ、その中から、いくつもの看板メニューが生まれ、結果的にそれが、お客様にご好評頂けたから、

本当にやっていて良かった

と言っていました。

興味本位で、

「新作ができた時って、これはイケるわ。売れるわ!って思うの?」

って質問をしました。すると、

「いやー、それがそういう訳でもないんですよね。

確かに自分がイケる!って思ったものが、実際にお客様にも美味しい、と言ってもらえることもありますが、そうじゃない時もありますよ。

逆に、自分はそこそこかな?って思ったものが、お客様にはバカうけ、なんてこともあるんです。

なので、自分の感覚はあんまり当てにしていません。

売れるかどうか?ってのは、出してみないと分からないんです。

新作が完成したら、まずはお店で出してみて、お客様の反応を見る。

ダメだったら、もう次は作らない。

よかったら、改善して、その次も提供する。

それの繰り返しです。その結果、イイ感じで商品ラインナップが組めるようになってきました」

と答えてくれました。

まさに、DCAPの精神そのものですね。

 

私は、料理人ではないので、その世界のことはわからないですが、

彼ぐらいの負荷を自らにかけ続けている人がそんなに多くはいないんでしょう。

だって、沢山いたとしたら、

僅か6年目にして、彼が名乗りを上げることなんてできるわけがないのですから。

とは言え、彼は全くそこで満足している様子はありません。

新作だけではなく、定番メニューですら、けっこう頻繁に変化を加えるんですよ、彼。

定番の変更すらも、新作同様に、

チャレンジをしてみて、お客様の反応が悪かったらすぐ元に戻せばいい。

とりあえず、市場投入。まずは行動ありきの精神

でやっているんです。

もっと美味く作れないか?

って、そればかり考えているみたいです。

 

そんな彼が、

「いやー、でもこんなこと、自分が楽しめなかったらできませんよ」

って、笑顔で言っていたことが、一番印象的でした。

これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。

という、孔子の言葉通り、どんな世界であれ、楽しんでやっている人は最強なようです。
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【今日のうねり】
商品が「売れるor売れない」は、市場に投入してみないと分からない。
なので、完成したらとにかく市場の投入する。
ダメならやめる。ウケるなら改善して次に生かす。
これが正しい商法で、成果を出している人は、この順序。DCAPなのだ。

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