あいつがエース!?なぜ??

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令和3年5月17日  今日もクルクル通信990号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「あいつってさー、マジ優秀じゃん!」

「…あぁぁ、はい…」

〇〇って言ったよな、俺の聞き間違い?なんて内心思いつつも、電話口の知人はあたかもそれが自明のように話を続けています。

エース級の働き。

もうここまで言うのだから、聞き間違いではなく、事実のようです。

あいつはエースになっているみたいです。

聞き間違いだと思ってしまうほど、私の知っている、あいつは、優秀ではありませんでした。ましてや「エース」とはかけ離れた存在でした。

あまりのギャップの大きさに、それをすぐに受け入れることができなかったのですが、

「いかん、いかん。呂蒙が魯粛に言ったと言われる、あの言葉を思い出せ。

男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ

と言われるではないか」

と、自らに言い聞かせました。

呂蒙も魯粛も三国志、呉の孫権に仕えた、武将です。

呂蒙は、赤壁の戦いなどで大活躍をする武将です。

ただ、半端ない武力があるものの、文字が読めないと言われる学のない武将でした。ある時、主君の孫権から、学の大切さを説かれて、成人してから勉学に励んだと言われます。

一方で、魯粛は頭脳派の武将でした。その魯粛が、後に呂蒙に会った時に、あれこれ質問をすると、呂蒙は何でもスラスラ答えてしまったそうです。

これに感銘を受けた魯粛が、

「もう昔の魯粛ではない。(「呉下の阿蒙に非ず」)」

と言うと、

「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」

(オリジナルは、「士別れて三日すれば、即ち更に刮目して相待すべし」だそうです)

と言い返したと言われます。

鍛錬さえ続けていれば、男は三日あれば変わると言うのですから、年単位で会っていなければ全くの別人になっていても何ら不思議はないのです。

この圧倒的な変化は何によって起こされるのか?

大きく二つ理由があるのではないか?と思いました。

一つ目は圧倒的なあいつ自身の努力、頑張りです。

少なくとも、私が知っている限りのあいつは、頑張り屋さんではあるけれども、めちゃ努力をするタイプではなかったです。

でも、何かをきっかけに、途轍もない努力をするようになったんだと思われます。

そして、もう一つは、

所を得た

ということです。

聞くところによれば、あいつは、当時とは全く違う部署で全く別の仕事をしているそうです。

そこで、その仕事にどハマりしているらしいんです。

その場所で、あいつのの元々持っていた、強みが遺憾なく発揮されたんだろうって思うんです。

やはり、

何をやるのか?

ということも大事ですが、同じくらい、

どこでやるか?

ということも大事なんですよね。

どこでやるか?ということは、言い換えれば、強みを活かせる場所はどこか?ということです。

努力をし続けることも決して容易ではないのに、その上で、自分の強みを活かせる場所に立つことができたとしたならば、

そりゃ、エースと言われても、当然ですよね。

だって、多くの人がさほど努力をし続けることもなければ、自分の強みを活かせる場所にもいないのですから。

自分という鍵に、ピッタリな鍵穴を見つけることができたから、大きな扉が開いた

とも言えるのかもしれません。

間違っても、嵌る予感もない鍵穴に、鍵を無理やり突っ込んで、「扉開かねぇ、開かねぇなぁ」ってガチャガチャこじ開けようとはしたくないものですよね。

開くわけがないどころか、鍵も鍵穴もぶっ壊れちゃうこと、間違いなしですから。

所を得る

ってのは、めちゃ大事なことなんですよね。

 

所を得るという話で言えば、こんな話を石原さんから聞いたことがありました。

サッカーにおいて、Jリーグで活躍するための能力と、ヨーロッパのトップリーグで求められる能力。さらに、日本代表で求められる能力。

これらは全部異なるらしいです。

だから、ヨーロッパのトップリーグで活躍している日本人が、必ずしもJリーグで、同じような活躍をできるわけではないし、代表で結果を残せるとも限らないんだそうです。

なので、所ってのは、選手の特徴によって、全く異なるみたいなんです。

にもかかわらず、どこにいったとしても、成果を上げ続けている、稀有な選手がいるらしいんです。

元日本代表のキャプテン、長谷部誠です。

キャプテンとして出場した試合数歴代一位。ブンデスリーガのアジア人としての最多出場記録も持っている彼は、

浦和レッズでも日本代表でも、ドイツのヴォルフスブルクやフランクフルトでも、どこに行っても、レギュラーで活躍しています。

しかも、チームによって、全然違うポジションを担っています。ボランチもあれば、センターバックも、サイドバックも。どこでもこなしています。

文字通り、どこでも活躍しているんです。

もしかしたら、彼の最大の強みがその適応力なのかもしれませんね。

 

まぁ、長谷部誠は例外にしても、

正しく自分の鍵の形(強み)を認識し、それがどハマリする、鍵穴(場所)を探す。

決して諦めることなく、その営みをし続けることが大事

ってことをあいつの話を聞いて、思いました。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず

と言いますから、

所を得ていない。と思うのであれば、まずは己の強みを知るところから始めるのが良いのでしょう。
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【今日のうねり】
努力をし続けることが容易ではない。それができる人は少数だ。
それにもかかわらず、所を得ることができたとしたら、エースになれるのは間違いないことだ。
だって、その両方を叶えている人なんてほとんどいないのだから。
エースになりたいと願うのであれば、まずは正しく、自分の強みを知ること。ここから始めるのが良いのだ。

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