「その一言いらんやろ!!」と吠えた。

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令和3年5月19日  今日もクルクル通信992号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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一昨日、13時過ぎに荷物を取りに、自宅に戻った時のことです。

玄関の扉を開けると、んん?なんかちょっと酸っぱい。でも、どこか懐かしい。そんな臭いがしました。

それは、シンガポールに住んでた時に、毎日のように前を通っていた、ミニモスク?礼拝堂?に近しい臭いでした。

「えっ、うち、こんなに臭いだったっけ??ないっしょ」なんて思いながら、リビングまで行くと、

エアコンの清掃員が、このめちゃ蒸し暑い中、長袖長ズボンのつなぎを着て、汗ダラダラになりながら、掃除をしてくれていました。

そりゃ、この臭いも合点がいきます。

てっきり忘れていましたが、その日は、人生で初めて依頼をした、エアコンクリーニングの日でした。

こちらに背を向けて、エアコンの内部を掃除をしている彼に、

「ありがとうございます、宜しくお願いします」と、声をかけました。

私の方を振り返って、「お邪魔しています」という彼の顔を見て、ちょっとびっくり。外国籍の方でした。

「洗浄にお水が必要なのですが、お風呂場のお水をお借りしてもよろしいでしょうか?」

など、丁寧な言葉遣いに、丁寧な仕事。

その仕事ぶりに好感を持ってしまって、ついつい色々質問してしまいました。

「どちらのご出身ですか?」

「スリランカです」

「スリランカですか、紅茶が有名ですよね。日本は長いんですか?」

「はい、もう日本に来て5年になります」

「スリランカではコロナの状況はどんな感じなのですか?」

「スリランカは島国なので、ずっとなかったんです。でも、最近、ちょっと入ってきたみたいです。インドが近いので、そこから入ってきたみたいです」

「あっ、そうなんですね」

なんて、会話をさせてもらっているうちに、1時間程度で終わりました。

それにしても、初めて見た、プロのエアコンクリーニングは凄かったです。

歯科医が、風当てに使うような小型スプレーを使ったり、あれは、素人じゃできませんよ。

しかも、数千円。

ガソリンスタンドで、初めて洗車をしてもらった時と同じぐらいのインパクトがありましたよ。

超強烈な水鉄砲を、四方八方から浴びせさせる洗車機や、ドネルケバブの回転肉焼き機に巨大なモップを巻き付けたようなもので、四方八方から洗浄する、アレです。

あれも、めちゃくちゃ綺麗になりますが、こちらも勝るとも劣りません。

これを一度体験してしまったら、ちょっと、もう戻れません。

「知る悲しみ」がここにはありました笑

一通り仕事が終わった時に彼が、

「4月中の実施であれば、さらにお値引きはできますので、次回はもう少し早めをオススメします」

とか、

「抗菌スプレーをやっておくと、来年は掃除しなくて済みます。いかがでしょうか?3000円になります」

なんて、気の利いた提案をしてくれたもんですから、「ぜひ、お願いします!」と、せっかくなので、お願いをしてしまいました。

そして、大満足で、クリーニングが終わりました。

 

夕方、見知らぬ電話番号から着信がありました。

出てみると、エアコンクリーニングの営業担当でした。そこで、再び耳を疑ってしまいました

彼は、

「外国人でしたが、大丈夫でしたでしょうか?」

って言ったんです。

ソッコーで突っ込みましたよ、内心。

その一言、必要ある?

って。

マジで、ないですよね。

もし必要があるとするならば、例えば、

事前に、外国人労働者を派遣しても良いのか?

って、こちらに話をしていた場合だけですよね。

この質問って、営業自身が、前提として、

外国人労働者である、彼の質が低い?

あるいは、何かしらの問題があるって思っているってことですよね。

それを後から言うのって、完全にナシですよね。

こちらがお支払いをした上で、彼がプロとして仕事をしに来ているんです。

その役務提供者が、日本人だろうが、外国人であろうが、男性であろうが、女性であろうが、新人だろうが、ベテランだろうが、一切関係ないじゃないですか。

こちらは、エアコンを綺麗にしてくれさえすれば良いんです。

そして、彼は完璧に役務を提供してくれ、客(私)も満足しているというステータス。

そこに、この一言。

完全に必要ないですよね。

一言多いってやつです。

こんなことを問われたら、仮に問題がなかったとしても、

何かしら言ってみたくなってしまう人がいるとも限らないですよね。

完全にミスリードを誘発する質問です。

マジで、「センスない」って思ってしまいました。

 

いやー、それにしても、「一言多い」って思うことってありますよね。

例えば、

うまいラーメンを作っている友人を第三者に紹介する時に、

「こいつの作るラーメンうまいんすよ。

高いんですけどね」

って言っちゃう。

あるいは、友人を紹介の際に、

「こいつ、根は良い奴なんです。

ちょっと感じ悪いんですけどね」

って、言っちゃうみたいな。

その一言、いる?って思っちゃいますよね。

「ちょっと感じ悪い」って言う必要ある?ってか、ちょっと言い方が変えれば良くない?

例えば、「ちょっとシャイなとこあるんですけど」

って、みたいな。

 

おそらく、あの質問をしてきた営業の方は、その一言に何の意識もないんだと思います。

だって、意識していたとしたら、絶対に言わない一言ですもん。

でも、たった一言で、ポジティブだったことがネガティブに。急転直下で180度イメージが転換してしまうことってあるんですよね。

ホント、言葉って怖いです。

「一言多いよね」なんて、間違っても言われたくないものです。

だからこそ、

使う言葉には繊細であらねばなりません。

もちろん、これも「言うは易く行うは難し」ではありますが、

たった一言で足元をすくわれないように、言葉に敏感に、丁寧に生きていくのです。
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【今日のうねり】
「一言多いよね」なんて言われたら終わりだ。
それは言葉に対しての意識がないことの証だ。
その一言で、印象がポジティブからネガティブに180度転換してしまうことだってあるのだから、
言葉には敏感に。繊細に。丁寧に。生きていくのだ。

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