二進法男。

==========
令和3年5月21日  今日もクルクル通信994号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

「先生、この「初段」っのは結構すごいんですか?」

「スゴいですよ。人に教えることができますからね」

「あ、そうなんすね。ちなみにですけど、

毎日2時間練習するとしたら、初段に何年でなれますか?」

「えっ?」

良くしゃべる上に、最後の最後に、この訳の分かんない質問。一体この人たちはなんのかしら?

先生はきっと、こんなことを思ったに違いませんが、真顔で質問しました。

「そうですねー、1年半かな。速い人で1年でいけるかなー」

「1年半ですね。有難うございます!」

この先生の一言を聞いて、今回は、書道教室に通うことを見送りました。

そう決めた理由は大きく二つあります。

一つは、毎日2時間やれば、「たった1年半」で書道の先生になれる。にもかかわらず、今は毎日2時間は取ることができない。

だったら、2時間確保できるときに、固め打ちしてしまった方が良いよね?

って思ったからです。

週一回の教室に通うだけ。自宅ではほとんど練習ができないとしたら、何年たっても初段になんて取れる予感がしませんからね。(別に先生になりたいわけではないですが)

もう一つは、私の性分です。

お手本を見ながら字を書いている時から、「これ、おもろいかも?これ、やりだしたら止まらないかも?」なんて感情が湧き上がってきたんですよね。

同時に、「あー、俺って、気軽にやるってことがやっぱりできない。やるなら徹底的にやらないと気がすまない人」ってことにも改めて気づいたんです。

もうこれは完全に性分なんですけど、やるなら徹底的にやらないとダメなんです。

二進法なんです、私は。

0か1しかないんです。やるならやる。やらないならやらない。そういう人間なんです。

決して器用ではないので、ちょっとやっても身に付かない=楽しめないってことが、本能的に分かっているんだと思います。

二進法人間は、かなり私のパーソナルな性分の話なので、この辺にしておきますが、前者に関しては、一定程度汎用性のある考え方では?と思っています。

 

あのドラッカーも、
~~~
成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。
~~~

と言っている通り、「時間の塊」を作ることが成果を上げる上では大事だと思うのです。

実際、私の経験を振り返っても、短期間にまとまった時間を投じた方が、長く薄くやるよりも、物事が身に付いたって実感があるんですよね。

例えば、英語。

中学校から大学を卒業するまで、学習をし続けました。大学生の時は、祖母に頼んで、高額の英会話スクールにも通わせてもらいました。

にもかからず、ほとんど話せるようにはなりませんでした。でも、学習した期間で言えば、10年ですから、かなり膨大ですよね。

そんな私でしたが、会社の英語研修を受けて、その半分の僅か5年で、学生時代の10倍以上の英語が話せるようになりました。

その研修期間は約10ヶ月。その後4年ほど、全英オープンゴルフの担当になり、業務でも英語を使うようになったんですが、

やったことは、そこで倣ったシャドーイングだけでした。

歩いている時(BBCアプリ)、映画を見る時。英語のニュースを聞く時。英語に触れる全ての機会で、シャドーイングをひたすら続けました。

まだ、ワイヤレスイヤホンも、音声入力もさほど普及していない時代でしたから、歩いている時は、携帯に有線イヤホンを突っ込んでやっていましたね。

今でこそほとんど英語は使っていませんが、きっと、再び使用することになれば、体の奥底にある記憶が蘇ってきて、けっこう話せるはず。そう信じています笑

 

あるいはゴルフ。

私の兄は体育会ゴルフ部でした。

ラクロス部だった私は、大学を卒業してからゴルフを始めました。

大学を卒業してからの、ゴルフの練習量であれば圧倒的に私の方が兄よりも上です。

でも、平均的なスコアは、兄の方が明らかに上です。

だって、打ち込んできた球数、ラウンド数が彼の方が圧倒的に多いですから。

社会人になってからのゴルフの練習量なんてたかが知れてるんですよね。

できて週末だけじゃないですか。

真面目に、毎週土曜日2時間打ちっぱなしに行き、年間25回ラウンド。仮にそれを10年続けたとしても、彼の4年間の練習量にはまるで及びません。

学生は、社会人の1か月分の練習量を1週間もかからずできてしまいますもん。

これは、以前書いた、空手少年の話と一緒です。

ゴルフ歴10年っていうと、それなりにやってる感じが出ますが、毎日2時間の練習を4年間続けた方が、圧倒的にやっているんです。練習量が圧倒的に多いんですよね。たとえ、期間は短かったとしても。

時間は塊で使った方が強力なんですよ。やっぱり。

実際、彼は、ほとんど練習もしていないのに、年間の数える程度のゴルフのラウンドでも、80台くらいで回っているようです。

当然ながら、私にはできません。余裕で100を超えると思います。

 

この「時間の固め打ち理論」って、かなり個人の資質に依拠するものなんじゃね?汎用性ないんじゃね?

っていう人もいるかもしれません。

だとしたら、私の話に説得力がなくてすみません!!なのですが、

それでも、私は、薄く長くよりも、濃く短い。方が身につくと信じています。

(まあ「短い」って言っても、数年単位の話なんですけども笑)

なので、「これは身に着けたい!」と思うことが出てきたとしたならば、どんなことであろうと、

まとまった時間を確保して、毎日徹底的に練習し続ける。

これさえできれば、一定程度の技量は身に着けることができる。

差をつけることができると思っています。

しかも、身の回り見てみてください。そんなことやっている人なんてほとんどいなくないですか??

100人いたら5人いるかどうか??くらいだと思うんですよね。

別に書道の先生になりたいわけではないですが、美しい字は書けるようになりたい!!ので、

いつの日かその時間を作れるようになるべく、今は、今やるべきことに集中するのみなのです。
*****
【今日のうねり】
物事を習得したいのであれば、薄く長くではなく、濃く短くが良いだろう。
まとまって時間を投じて身に着けたことは身になりやすいのだ。
短いと言っても、まあ年単位の時間は必要になるのだが。
特に、二進法みたいな人間は、複数のことを同時に薄く長く。ってのは特に向いていない。
一極集中を繰り返し、習得をしてくのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA