勝ち過ぎない。やり過ぎない。順序を間違えない。

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令和3年5月26日  今日もクルクル通信999号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日は日本を代表するコンテンツビジネスを展開している会社の社長と食事をご一緒させて頂きました。

電通以来、数多くのコンテンツにかかわる仕事をさせて頂きましたが、

実際にコンテンツを所有されている方の話を直接、しかもじっくりとお聞きする機会はなかったので、めちゃ貴重な時間となりました。

「マジですか??そんなこと。あるんですか??」

何度耳を疑ったかは分かりません

その驚きの内容について、ここに書くことはできないが残念ではありますが…

お話を聞いて、改めて痛感したことは、

何のためにビジネスをしているのか?

それを決して、見失ってはならないよ

ということでした。

どんなビジネスにおいても、大事なことは、長期繁栄です。退場させられてしまったらおしまいです。

退場させられないために、どんなことが起ころうとも、決して目的を見誤らない。これが大事。

そんな話をされていました。

どんなことでもできちゃいそうなのに…そして、できちゃうコンテンツを所有している人が言うので、その説得力はケタ違いでした。

過去に何度も、というか、今でも頻繁に、金儲けの話が来るそうです。

いいじゃないですか、これをやりましょうよ。

これをやったらめちゃ儲かりまっせ。どうですか?

って。

でも、創業以来、一度もその手の甘言につられたことがないんだそうです。

その理由は、明確。

会社として大事なことは儲けることではないから。良い作品を一人でも多くの人に届けることだから。

もちろん、会社によっては、クオリティよりも、商売を優先することもあるでしょう。それも決して悪いことではないでしょう。

でも、それはこの会社の方針ではないので、一貫してやってこなかった。

それを貫いてきたからこそ、結果的に、今でも、こうして皆さんから愛され続けるコンテンツでいられている。

とも仰っていました。

間違っても、一発屋。打ち上げ花火で終わるようなコンテンツにはなりたくはない。

だから、勝ち過ぎないこと。やり過ぎないこと。

これを大事にしているそうです。

一発屋だったら、(難しいけど)難しくない。でも、もっと難しいのは、ずっと愛され続けることなんだそうです。

そのためにあくまで、すべきことは、良い作品を作ること。これが出来てさえいれば、ファンに喜んで頂け、結果的にビジネスも上手くいく。

この順序を間違ってはいけないってことなんですよね。

ソーシャルゲームでは、強烈に強いキャラを投入し続けることを「焼き畑」と呼ぶらしいですが、この手の商品販売はしないってことですよね。

これをすると、ゲームのインフレ化が急速に進んでしまって、ユーザーがゲームを楽しめなくなってしまう。その結果、人気がなくなる。

焼き畑をするゲームはほぼ例外なく、短命で終わっている。という話を聞いたことがありますが、これに通ずることがあるのかもしれません。

 

やっぱり、どんな商売においても、大事なことは、持続することなんですよね。

色川武大さんの話で言えば、

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プロという観点からすると、一生のうち2年や3年強くて、ばくちでメシが食えたってそれはアルバイトみたいなものだ。

博打のプロならほぼ一生を通じて博打で飯が食えなければね。

プロは、持続を旨とするべし、ということ。
(色川武大の『うらおもて人生録』より引用)
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ということですよね。

仮に自分の目的に合わないことであったとしても、

儲けるから、これをやる。

なんてことを繰り返していると、必ずどこかで破綻をきたしてしまうのでしょう。

それによって、自分のフォームが崩れていってしまう。

すると、本来の目的に合致した、ど真ん中の仕事で、良いパフォーマンスが崩れてしまうなんてこともあるかもしれません。

というか、そんな依頼が来なくなってしまうこともあり得ます。

これの方がよっぽど怖いんですよね。

何のために商売をやっているのか?

自分が大切にしていることは何か?

それを見失うことなく、歩みを進めていくのです。
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【今日のうねり】
どんなビジネスにおいても大切なことは、その目的を見失わないことだ。
「儲かるから」という理由で、その目的や、自らの信念にそぐわないことをやってしまうと、必ずどこかで破綻をきたすだろう。
そこで生まれた破綻によって、本来の仕事においても、パフォーマンスを出すことができなくなってしまうこともありうる。
もっと言えば、本来の仕事すら依頼が来なくなることもありうるのだ。
一番避けるべきはこの事態だ。そうならないためにも、目的や新年を貫き通すのだ。

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