60秒の壁を乗り越えろ!

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令和3年5月28日  今日もクルクル通信1001号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「時計が一周したら自信がついたみたい」

先日、オンラインチャットをしていた友人がこんなことを言いました。

これ、彼の話ではなく、彼の息子の話です。

彼の息子(たしか年中。仮にA君)の幼児教室で、「片足立ち」がちょっとしたブームらしいです。

A君はけっこう活発で、比較的運動は出来る方だそうです。

にもかかわらず、初めて片足立ちをやった時に、5秒ともたなかった。

早々に片足立ちが終わってしまい、床に座って、周りを見渡してみると、それを自分よりも続けられている友達ばかり。

それを見たA君は愕然としたらしいです。

一番長くできた男の子は90秒くらい。女の子は70秒くらいだったそうです。

(これが凄いのか?ってのはちょっとわかりません)

家に帰ってきて、あまり元気がなかったようですが、それが「片足立ち」にあったとは、友人も気づかなかったそうです。

後日にママ友から、「片足立ち」の話を聞いて、初めて原因がわかったそうです。

その夜、お母さんが、

「片足立ちができなかったことが悔しいの?」

とA君に聞くと、

「うん。できるようになりたい」

泣きながら、いったそうです。

その日以来、できる限り毎日、時計を見ながら練習するようにしたそうです。

秒数を間違えないように、いちいち長針が12時を指すところから、スタートして。

もちろん最初は、

5秒とできなかったらしいんですけど…ってか、1秒もできない時もあったとか。

にもかかわらず、長針が12時になるのを、イチイチ待つので、時間ばかりが経って、困ったとか笑

それでもできる限り毎日続けていたそうです。

すると、ある時15秒、20秒になり。でもまた、10秒に戻ったり。そんな一進一退が一週間ぐらい続いたそうです。

それを、見ていた友人も参ったそうですよ。

だって、「片足立ちのやり方」って、説明しようにもできないじゃないですか?

自分でやってみても、当たり前すぎて、何が難しいのかすらわからない。

なので、

彼の姿を見ていても、どこが悪いのか?もイマイチ分からない。

「お腹に力を入れて!」とか、それらしいことを言ってみるものの、

本当に腹筋に力が入っていればできるものなのか?言った本人もそこまで自信がない笑

あれ、これ思案するものも、結局、言えることは、12時を長針が指す直前に、

「深呼吸してー、肩の力を抜いて、リラックス、リラックス」

だけだそうです笑

できるのが当たり前のことって、やり方を言葉で説明するのが難しいんですよね。

自転車の乗り方を言葉で説明するのが難しいのと似ていますよね。

縄跳びの飛び方も、そうでしょうか。

どちらも説明難しくないですか。

乗り方も飛び方も言葉で教えられます??

(だから、言葉にできるってのが価値があるんです)

 

ところが、8日目に、突然60秒できるようになったらしいんです。

その時のA君の喜び方って言ったら、なかったらしいです。

見たこともないような満面の笑みで、友人も「ちょっとだけ眼がしらが熱くなった」と言っていました。

彼が驚いたのはそこからで、

それを境に15秒とか30秒未満っていうのがほとんどなくなったらしいんですよね。

60秒はできなかったとしても、コンスタントに45秒とか50秒を超えてくる。失敗して30秒みたいな。

今までは考えられないほど、圧倒的にベースが上がったそうなんです。

その原因は、紛れもなく、

時計の針を一周回すことができたこと。

それが、視覚的にも肉体的にも残っているので、それが圧倒的な自信を彼に与えているのではないか?

って、彼は言います。

結局、今では、85秒まで行ったとか。

それに合わせるようにペースも上がって、60秒超えも珍しいことではなくなったみたいです。

 

これって部活でもあった話に似ているなって思ったんです。

二軍だった選手が、ある日、一軍選手の怪我によって一軍の練習に呼ばれる。

突然の呼び出しに、超ビビりながらも、練習に参加する。

「俺なんか一軍で通用するのかよ?」なんて思いながら、恐る恐るプレーをする。

もちろん、最初の数日は硬さがあるものの、時間が経つにつれて、「あれ??これ、結構いけんじゃね?」って思えるようになって、二軍と変わらないプレーができるようになり始める。

結局、怪我の選手が戻ってくるまで、一軍でも普通にプレーが出来るようになって、ちょうど、一軍が楽しくなってきた時に、怪我からレギュラーメンバーが復帰。

それに合わせて、また二軍に戻され、久しぶり二軍の練習に合流する。

そこで、愕然とするんですよね。

「何だこれ?パス回し遅くね?」

とか、

「トラップの精度低くね?走り出すタイミング悪くね?」

とか。

つい一週間前までは、当たり前だった景色が急激に色褪せて見えてしまう。

みたいな。

これに近いものがあると思うんです。

でもこれって、別に、その一軍の一週間で劇的に能力が上がっているわけでもないんですよね。

(もちろん、一軍の練習に参加する中で、元々持っていた能力が伸びる。ということはあるかもしれませんが)

だとすると、景色を一変させてしまった一番大きなものは、

一軍の経験であり、そこで生まれた、自信です。

 

時計の針を一周させたことがあるのか?

一軍と二軍という壁を超えたことがあるのか?

言い換えると、

ケタを超えた経験があるのか?

これが、人に大きな自信を与え、それに伴って、大きな成果が出せるようになることが多いのではないか。

そんなことを思うんです。

ケタの違いを1度経験すると、それに合わせて、ベースが上がっていきます。

その上がった状態で、引き続きトレーニングを続けていれば、

ちょっと前までは遥か遠い世界に見えた、ケタの違う世界が、どんどん近づいてきて、いつしかそれが当たり前の世界になるのでしょう。

その時に、人は大きく成長するんですよね。

まあ子供は飲み込みが早いから、たった1週間で、途轍もない成長と成果を上げることがあるから、羨ましいもんです笑

どうやらこれに気を良くしたA君は、

幼稚園の先生の話を聞いている時も、「片足立ち」をしているとか笑

自信ってのは、本当に行動まで変えてしまうのですから、本当に凄いものですよね。

 

私も昨日、連続投稿1000日を超え、ケタの変わる瞬間を経験したのですが、まだ特段大きな成長は感じておりません。あくまで今のところですが笑

A君に負けずと、爆速な変化を願いつつも、焦ることなく、いつも通り淡々とトレーニングをしていくのです。
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【今日のうねり】
ケタの違う経験をできるかどうか?これが成長に大きな影響を与える。
それは、その経験が自信を与えてくれるからだ。それが行動に力強さを生み、結果的に成果を大きく変えるのだ。
とは言え、子供でもないのだから。そんな急に、その瞬間が訪れるものでもない。だからこそ、焦らずに、淡々と日々力を蓄える、トレーニングを積むことが大事なのだ。

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