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令和3年6月20日 今日もクルクル通信1024号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今週から私のチームに新しい仲間が加わりました。
わずか4日で完全なるレギュラーと定着し、監督(私)から圧倒的な信頼を勝ち取ってくれました。
あっ、社員とか業務委託の方とか、そういう人的資源の仲間じゃありません。
仕事仲間という意味では一緒ですが、今回は道具です。
その仲間とは、ストップウォッチです。
投資額はわずか1,300円。
その投資効果たるや、恐るべし!!、でした。
彼は、仕事ツールは、ペンとノートがあれば十分という人にも、
ノートPCとトラックボールがあれば十分という人にも、
あるいは、ノートPCだろうが、ペンとノートだろうが、何でもよい。スタバのラテさえ片手にあれば。という人にも。
どんな人にもフィットすること、間違いないでしょう。
どんな業務内容であろうと、どんなワークプレイスであろうと、どこでもレギュラーに定着し得る、そんなマルチなタレントです。
まるで、サッカー日本代表元キャプテンの長谷部誠みたいな人かもしれません。
私が、どんな使い方をしているのか?
仕事をしている時でも、本を読んでいる時でも、
25分でセットして、時間が来たら5分休む。
ただし、休憩の5分間は、スマホやニュースサイトなど、余計に認知を奪われるものを一切見ない。ストレッチをしたり、目を閉じて深呼吸をしたり、身を心を休ませる。
ただそれだけです。それを淡々と繰り返していくだけです。
たとえ、ブログを書いていて、まもなくフィニッシュという、ノリ乗っているタイミングだったとしても、タイマーが時を知らせたら、潔くやめる。
これもめっちゃ重要です。
確かに、勢いがあるタイミングで止めると、「このまま押し切った方が集中力高いだろ!」とかって思うんですけど、
この「もうちょっとやりたい」という、腹八分目感が、次の25分に高い集中力をもたらしてくれるんです。
実際、これを始めた当初は、時間を守らずに、押し切ってしまうこともあったんですが、ロスタイムの間の集中度ってのは、25分内のそれよりも劣る気がします。
だいたい、ロスタイムって自分でお尻を決めないので、5分で終わるつもりが、10分になり、15分になり…延長してしまいがち。結果、集中度が下がった状態で作業を続けてしまうんですよね。
まあ、思い込みを含めて、私固有の部分もあるかもしれませんが
いずれにしても、人間にとって最も貴重で希少な資源である時間。ドラッカーが、
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あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは、もっとも欠乏した資源である。それが時間である。
時間は、借りたり、雇ったり、買ったりすることはできない。
その供給は硬直的である。需要が大きくとも、供給は増加しない。価格もない。限界効用曲線もない。簡単に消滅する。蓄積もできない。
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と言っている時間を、管理することで増幅させることができるとしたら、めちゃ有難いじゃないですか。
少なくとも、このタイマー君は、その一助になるので、マジで導入してよかったです。
もうすっかり手放せなくなった彼を、カバンの中に入れて、いつでもどこでも使っています。
今まさにこれを書いているカフェでも、右斜め前においてあります。
手のひらサイズ。軽い。音の有無のセレクトできるし、最高です。
ちなみに、25分+5分の30分を一単位として時間を管理する方法は、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれています。
その時間では、たった一つのことしか考えないことも大切です。
私が初めてこれを知ったのは、4,5年前に読んだ、メンタリストDaiGoの『自分を操る超集中力』でした。
確かに、インパクトのある話だったので、記憶の残っていました。
でも、「へぇー」って思っただけで、実際に実行に移していませんでした。
ちょろっとやったことがあったかもしれませんが、今に至るまで継続できていないのですから、「知らない」のと何ら変わりません。
いや、むしろ「知らない」よりも圧倒的にパフォーマンスが悪いですよね。
だって、その書籍に時間を投じたにも関わらず、何もやっていないのですから。読んだ時間が無駄ですよね。
だったら、その時間を、別のことに投じた方が良いですよね?
ちょうど今、アメリカで開催されている、全米オープンゴルフの中継を見た方が良いですよ。
地上波で放送されていないので、公式サイトでライブ中継を日本でも見れるんですよ。
これ、見た方が良いじゃないですか、楽しいし笑
ところが、今回、5年の月日を経て、このテクニックを導入してみて、
「なんで今までやって来なかったのか?もっと早くやっておけばよかった!!お前、バカなんじゃねえ??」
って、愕然としてしまいました。
ホント、「意味なし三兄弟」と仲良くし過ぎましたよ。
聞いたことがある。(長男)
知っている。(次男)
聞けば思い出す。(三男)
という三兄弟。
今回は、この三兄弟の次男と遊び過ぎました笑
ということで、新たな仲間のストップウォッチ君をフル活用し、できうる限り時間を増幅させ、さらに効率性を高めていきます。
こんなことを書くと、
「お前は何を、そんなに効率性を追求しているねん!?」
なんて、ツッコミを頂戴しそうですが、何も効率化マシーンになりたいわけじゃないのです。
非効率に生きたいから、効率性を追求しているのです。
本だって、漫画だって、映画だって、ゴルフだって、やりたいことが山ほどあるんですよね。
その非効率を楽しむために、効率化できることは徹底したいのです。
それをしなければ、とてもじゃないですが、非効率を楽しむ世界に突入できないって思っているだけなんです。
その世界に突入すべく、少なくとも、
「意味なし三兄弟」とは早々にオサラバしなきゃいけないですね。
これは!と思うことに出会ったら、とりあえず、自らを使って試す。
使えるなら完全に身に着けるまでやる。ダメなら、とっとと捨てる。
日々改善をしていくのです。
いやー、それにしてもストップウォッチの導入は最高でした。教えてくれた学習の達人、ザキオさん、ありがとうございました!
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【今日のうねり】
非効率に生きる。そのために効率性を極めていくのだ。
聞いたことがある、知っている。聞けば思い出す。という意味なし三兄弟と仲良くしていたら、とてもじゃないと、その世界を生きることはできない。
良いなと思ったら、試す。使えるなら、身に着ける。ダメな捨てる。日々の改善がその世界に繋がるのだ。