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令和3年7月1日 今日もクルクル通信1035号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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6足あるスニーカーのうち、4足がゴアテックス仕様です。
基本はこのゴアテックスのどれかを毎日履いています。
それ以外の靴を履く時は、降水確率が20%以下ぐらいの時だけと言った感じです。
理由はもちろん、靴と靴下が濡れるのが嫌だからです。
靴も汚れちゃいますしね。
ちなみに、革靴もラバーソールのモノしかほぼありません。
今朝は東京はなかなかの本降りの雨でした。
短パン、ロンTにゴアテックススニーカーのスタイルで家を出ようとした私ですが、直前にタオルと替えの靴下をカバンに突っ込みました。
ゴアテックスの靴でも浸水してくるかも?って思ったからです。
ご存じの通り、ゴアテックスは、高い防水効果を持っているので、簡単に浸水されることはありません。
でも、短パンとの相性が悪いってことに、こっそりと気づいてしまったんですよね。
いやいや、それ、けっこう自明じゃない?って人もいらっしゃるかもしれませんが、一旦、目をつぶってください笑
家を実際に出てみると、想像以上の本降り。
ひょっとしたら、通勤時にこれほど雨が降るのは今年初めてなんじゃないか?ってほどでした。
風もそこそこあったので、65センチのビニ傘を広げていても、短パンが変色するほど濡れましたし、地面に落ちた雨粒の跳ね返りで、脛や靴下が濡れてしまいました。
家を出てから1キロぐらい歩いた時のことでしょうか、
案の定、靴下の湿りを感じました。
仕事場についてから靴を脱いでみると、くるぶしから足の甲までグレーの靴下が、チャコールグレーに変色するほど濡れていました。
でも、足の先はほとんど濡れていないのです。
なので、これって、ゴアテックスが水の侵入を許したってことじゃないんですよね。
侵入の原因は、ゴアテックスではなく、短パンある。
雨水が露出していた靴下に染み込み、最終的に、内側まで侵食していった。
ってことだと思っています。
どんなに靴のアッパーに防水効果があったとしても、それ以外のところから侵攻を許してしまったら、たとえゴアテックスの靴であったとしても、靴下も水浸しになってしまうんです。
頑強な扉を前にしたときに、正攻法でそこから攻めるのではなく、別ルートを開拓して、内側に侵入。そこから内部を攻略していく。
これって、トロイの木馬、あるいは、薬の錠剤みたいなものかもしれません。ちょっと違うか笑
今回のこのゴアテックスへの浸水を何かに例えることはできないものか?と思って、
相手の内側から破壊する
という、全く工夫のないワードでググりました笑
すると、トップに出てきたのは、
「北斗神拳」のWikipediaだったんです!!なんと(南斗)笑
見出し的に出ていたのが、
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つまり、北斗神拳の極意は身体を外部からではなく、むしろ内部から破壊することにある。直接的な破壊、拳の物理的な力を重視する南斗聖拳に対し、気の流れを重視している。
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でした。
これを発見した時に、思わず笑ってしまいましたよ。
北斗神拳ならぬ「北斗セールス拳」のことに、昨日触れたばかりでしたから。
このセールス方法は、お客様を「お前はもう買っている」という状態にしてしまう方法のことですが、
このセールスの真髄も、北斗神拳と同じように、
お客様の内側から破壊することにあるのかもしれない。
なんて、勝手な想像を膨らましてしまいました笑
つまり、ある商品をセールスする時、確かにお客様にお買い上げ頂いたものは商品なのですが、
真にお客様にお買い求めくださっているものは、セールスする人間の思想や信念といった、その人そのもの。
これが、お客様のそれとがっちり符合するからこそ、お客様は経絡秘孔を付かれたかのごとく、買ってしまう。
お客様のハートをがっちりと捉えてしまう=内側から破壊している
ということと考えることもできなくもありません。
そういえば、「北斗セールス拳」の開祖である、鮒谷周史さんも、
お客様に商品をご案内する前から、「買います!」と言ってもらうことが、幾度となくある
という話をされていましたから。
まさに北斗神拳ならぬ「北斗セールス拳」の極意とは、相手の内側から破壊すること。にあるのかもしれません。
って、これは勝手な私の解釈なだけですが笑
そう言えば、孫子も内側に入り込むこと=間諜(スパイ)は戦争において、めちゃ重要だと言っていましたね。
Google keepの【孫子】のメモを検索してみると、こんな言葉がありました。
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・この間諜こそが戦争の要であり、全軍がそれに頼って行動するものである。
・戦争を行う上で大切なことは、敵の意図を十分に把握することである。
敵の意図を呑み込んで直進し、千里のかなたでその将軍を打ち取る。それを巧妙に戦争を成し遂げたというのである。
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敵の意図を十分に把握する。スパイを上手く活用する。
セールスも戦も、「戦わずして勝つ」ための極意は変わらないのかもしれません。
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【今日のうねり】
最強のセールス方法とは、相手の思想や信念をがっつりにぎってしまうことだ。
そこが握れさえいれば、どんな商品であれ、自動的に売れていくのだろう。
それを握るということは、相手に内側に入り込むこと、これはスパイを入れているのと同じと言える。
孫子は、間諜こそ戦争の要とも言っている。
セールスも戦の極意も、敵の意図を理解し、スパイを活用することにあるのだ。