断水でも営業!?商魂、逞し過ぎだぜ!!

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令和3年7月5日  今日もクルクル通信1039号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日は悲しくも、衝撃的な出来事に見舞われました。

よく行くカフェの値上げです。

このカフェには今年に入ってからほぼ毎週末訪れていて、下手したら土日両方、平日も行くならここという感じ、少なく見積もっても、月に5回以上は行っているお店です。

※スタバ的なカフェなイメージお願いします。

キャッシャーの店員さんだけではなく、キッチンの方も挨拶してくれます。

いつもアメリカーノを注文するのですが、店員さんによっては、私がお店に入るのを確認するなり、豆を挽き始め、実際にレジ立つと、「アイスですか?ホットですか?」と前のめりで対応してくれる人もいる、そんな関係でもありました。

そのおかげで、それ以外の注文をしたこともないのですが笑

自分で言うのもなんですが、そこそこの常連でした。

アメリカーノもほのかにミントが香るお水も、美味しい。何より、いつも空いている笑&ハイチェアテーブルがあり、ブログ執筆が捗るので気に入っていました。

そうだっただけに…この価格改定にはがっかりしました。

突然&強烈過ぎましたよ。

 

昨日もいつもと同じように開店早々の8時過ぎにお店に入りました。

唯一のあまり感じの良くない、キャッシャーの方で、

私がお店に入って、「おはようございます」と言っているのに、返事がなし。(あったかもしれませんが、聞こえなければ意味がありません)

相変わらずイマイチな方だったのですが、そして、彼女だったことが余計に印象を悪くしたのか?は分かりませんが、開口一番、

「7月に入りまして、価格改定を行いました。

あと、今日は9時から断水なんですけど、よろしいでしょうか?」

と言いました。一瞬、耳を疑いました。もちろん、断水の方に笑

思わず、

「価格改定の方は分かりましたが、断水って、営業して大丈夫なんですか?」

って質問をしてしまいましたよ。

「はい、オーナーの方針で。12時には終わる予定なので、その間は、ドリップコーヒーを出す予定です」

との回答がありました。

そう言えば、このお店、過去に停電でも営業していたことがあったんですよね。

その時は、「wifiが使えないんですけど、大丈夫ですか?」って聞かれ、普通に滞在させて頂きましたが。

その商魂の逞しさはアリだとは思います笑

一瞬逸れましたが、元に戻しまして、

「あっ、そうなんですね、トイレが使えないってことだけですよね、大丈夫です、分かりました」

そう言ってメニューを見て、おったまげました。

値上げ率が、50%だったんです。

アイスのアメリカーノは、350円⇒500円。(ホットのアメリカーノは600円)

自分のことをケチだとは思いませんが笑 さすがに「むむむむむ」ってなってしまいましたよ。

レジに置かれた、値上げ理由が書かれた、ポップアップに目を向けると、

・増税の時(たぶん8⇒10%のこと)も価格据え置きでやってきました

・原材料費の高騰がありました

大きくこの二つが書かれていました。

増税の時も価格据え置きで頑張ってきたことも分かります。

材料費の高騰もわかります。

で、でもです、

この上げ方ってやりすぎじゃありませんか?

さすがにびっくりしたので、他の商品の価格も見ましたが、例えば、

パンで言えば、200円⇒250円に。

デザートで言えば、ティラミスが500円⇒800円に。

70円だった、ビスケットは120円に。

ってな具合でした。

「おいおいおい」って突っ込まずにはおれませんよね。

そもそも、ティラミス500円も高いと思っていましたが、800円って。

ホテルのラウンジですか?

感じです笑

とはいえ、価格改定は、会社経営における重要な意思決定ですから、たとえ、ここまでの大幅な値上げであったとしても、客の私が是非を申し上げることではありません。

経営上、必要だからやったことですから。

で、でもです。それを実行する以上は、

お客様が納得できる理由の提示する。

説明責任をお客様に対して果たす。

これをやらなきゃいけないですよね。

これも、同じように経営において必須なことですよね。

値上げには説明責任がセットです。

でも、説明責任が果たされていなさすぎ。

このお店にそこそこの愛着がありましたが、これを機会に行くのをやめることにしました。

100年の恋も冷める瞬間ってやつですね。

さすがに、この価格のバリューはないと思ってしまいましたからね。

半個室で、wifi完備の珈琲館の方が良いですもん笑

もし、ここまでの強行策を説明もナシに実行するのであれば、

例えば、アメリカーノに小さなビスケット(ロータスとか)をつけるとか、お客様にとってのマイナス要因を打ち消す要因を持ち込んで、差し引きゼロに近づけるとか。

せめて、やった方が良いのではと思うんです。

全く同じサービスで、50%近い値上げって…どうなんだろって思っちゃいました。

ちなみに、カフェチェーンは、この4年間で、コーヒーが200円から220円に10%アップ(増税含)しています。

これくらいであれば、ユーザーも納得ですよ。仮に、価格改定の理由が、同じように、増税と原材料費の高騰の二つだったとしても。

値上げの理由は多ければ多いほど良い。

というのが、師事している鮒谷さんの教えですが、それを痛感することになりました。

客サイドに立つと、よく分かるものですね。

例えば、

新型コロナウイルスの影響で、特に、原材料を輸入しているイタリアで、価格が軒並み高騰している

とか、ユーザーが与り知らないような、理由でも付け加えれば、それっぽさもあったのになーとも思います笑

後は、

タイミングも重要です。

前触れもなく、ここまでの策を講じるから、お客様が「えっ!?」ってなってしまうんです。

そうならないためにも、事前にアナウンスをしておくとか、

やるなら増税のタイミングにして、どさくさに紛れて、増税率以上の値上げをしてしまうとか。

こういうのも大切なんですよね。

実際、どさくさに紛れて値上げってのは、増税タイミングで、多くのお店が業種を問わずに実行していたと思いますし。

さすがに、今回の値上げは、ヘタッピでもったいないなぁ、って思っちゃいましたよ。

相変わらず、ここのお店のオーナー(イタリア人)は高級車でこのお店に頻繁に乗り付けてますしね笑

これは、貴重な反面教師事例として心に留め、

自分が値上げを実行する際には、

適切なタイミングで、数多くの理由を示し、十分な説明責任を果たすこと

を心に誓いました。
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【今日のうねり】
値上げは説明責任を果たすこととセットで行うべし。
説明責任を果たすうえで大切なことは、理由を沢山示すことだ。これは多ければ多いほど良いのだ。
同じようにタイミングも重要だ。
できることなら事前にアナウンスをして、先方に心の準備をしてもらう方が良いだろう。
タイミング、説明責任。理由は多ければ多いほど良い。
値上げの鉄則なのだ。