また、日常の始まり。
ということで、今日は鹿児島に初上陸してきました。
朝一の羽田空港のラウンジで、お母さんと女の子(推定3.5歳)からこんな声が聞こえてきました。
「だから言ったでしょ!?お母さんは大人なんだから何でも知ってる!
お母さんの言うことを聞かなきゃダメでしょ!!」
大人なんだから、何でも知ってる…
おいおい、その構文、ありえないっしょ!?
ということで、とアサイチから思わず耳がダンボになってしまいました。
見るともなしに見てみると、二人はお弁当を食べていて、そのお子さんの様子に対して、お母さんが、
「まだ、口に入っているから食べるな!」
とか
「箸をちゃんと置きなさい!」
などなど
大きな声で、しかもかなり怒りを露にされています。ご家庭に教育方針もありますし…と思っていたのですが、
数分後、また出ました!
「お母さんは大人なんだから何でも知ってるんだから!!ちゃんと言うこと聞きなさい」
おいおい、勘弁してくれよ。
勘違いも甚だしいっすよね!?
むしろ正しい姿勢は
人は世の中のことを、一生知り得ない。
ですよね!?
というか、むしろ
自分が知らないということを知っているのが、大人なのではないですか!?
とガチで一人ツッコミを入れました。
我以外皆師
と言ったのは宮本武蔵ですが…本当にその通りだと思うのです。
一人の人間なんて、ちっぽけな存在で、ほとんど何も知らないんです。
もちろん、自分の専門分野や経験の中で知っていることも多少あるかもしれないですが、
ほぼ知らないという姿勢で臨んだ方が生きやすい
そう思いませんか?
それを【謙虚】と言ったりするのかもしれませんけれども…
鹿児島の空港からホテルに向かう道中、タクシーの運転手さんを話されていたことも、知らないことばかりでしたよ。
例えば、
今向かっているホテルが、西郷隆盛の最後の場所だった。
そこは昭和天皇も泊まったことがある
とか
鹿児島ラーメンでは、大根の漬物を出すことが流行っている。
ラーメンを待ちながら食べるのが良い。
鹿児島ラーメンとの相性もバッチリでうまい!
などなど
今回は日帰りで、ラーメンをタイミングがなかったのは、残念ですが笑
何も知らないんだ。
って姿勢で生きるからこそ、どんどん自分のアンテナが高く、広くなり、学ぼうという意欲が高まる。
むしろ、
【知っている】という意識は、自分を閉じさせる方向に働くのではないでしょうか。
人生を拡大路線にするためには、古代ギリシャ時代から変わらず
無知の知
より始めることが肝要なんです。
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