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令和3年7月15日 今日もクルクル通信1049号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日、打ち合わせの合間に、最近利用頻度が急激に上がっている、スタバで、時間調整をしておりました。
本を読んでいると、サラリーマン風の2人組が隣の席に来ました。
席に着くや否や、説教風の話が聞こえてきてしまい、ついつい、本をそっちのけで耳を傾けてしまいました。
まあ、耳を傾けなくても聞こえてくるボリュームではありましたが笑
どうやらこの2人は、同じチームの先輩と後輩のようです。
「A(後輩の名前)、あの案件、今どうなっている?」
「いや、依頼をしている、××から、戻しがなくて動けていません」
「あっ、そうなの。でも、これさ、話をしてから1週間以上経ってるよね?あれから連絡したの?」
「いや、すいません。していません。△△の案件でちょっとバタついてしまっていまして」
「そりゃあさ、追いかけなかったら、貰える戻しももらえないでしょ。ってか、△△のこととか関係ないから。
今話に出た、△△の案件はどうなってんの?契約決まりそう?」
「いや、まだです。C君に任せているんですけど、あんまり動けていないようでして」
「C?そのことって、関係なくない?お前に任せているんだからさ。ちゃんと進捗管理しないとだめっしょ。それがお前の仕事だろ」
「はい。すみません。最近、テンパり気味でして‥」
「そうかもしれないけどさ、忙しいのはみんな一緒だから」
「はい、それも分かっているんですけど…すみません」
「分かっていてもやらなきゃ一緒だし、言い訳ばっかじゃ何も前に進まないよ」
確かに先輩の言っていることは正しいかもしれないけどさ、もうちょっと状況を詳しく聞いたら?ちょいと詰めすぎじゃないですか‥
なんて思っていると、
机の上にあった、ケータイがブルブル振動し始めました。
「んん??誰だ?すまん、D部長からだ!なんだろ??ちょっと待って」
「はい、Bです。お疲れ様です」
と、先輩は上司からの電話を取りました。
「××××××××××××××××??」
「いや、すいません、まだ確認が出来ていません。〇〇の所で止まってしまっていまして。
「××××××××××××××××??」
「はい、すいません。それもわかっているんですけれども。〇〇がなかなか動かないもので」
「××××××××××××××××??」
「はい。やらせます。すみません。そちらの件も、△△のところで止まってしまっておりまして‥すぐに確認して、なるはやでご連絡致します」
その電話中に、後輩の方に目をやると、若干ニヤニヤしながら先輩の顔をちょろちょろ見ていました。
それを確認した、私は、ちょっと嬉しくなってしまいました。といいますか、私も同じように、ニヤッとしちゃいましたよ笑
そうこうしていると、先輩と上司との電話が終わりました。
「Bさん、大変そうですが、大丈夫っすか?」
「大丈夫じゃねぇーよ。なんで俺があいつのことで言われなけきゃいけないんだよ。わるいのはあいつだろ。全くよぉ」
的な事をぶつくさ言いながら再び電話をかけ始めました。
いやー、それにしても、後輩は先輩の姿がおかしかったでしょうね。
先輩、俺に言っていること、全くできてねーじゃんって。
これほどの反面教師事例にはなかなかお目にかかれないですよね。
先輩が後輩に指導していることと全く同じことで、その先輩が上司から指導されているんですから。
その先輩の話を聞け!って言っても、聞く方が難しいですよね。
やることやっていないんだから、当たり前じゃないですか!?って話です。
ちょっとだけかわいそうなことがあったとしたら、その先輩自身が、その事実に気づいていないってことかもしれません。
確かに言ってることは正しいかもしれないけど、自分がそれをやっていなかったら、人を動かすことは動きませんよね。
口だけなんでしょ?あの人って思われても仕方ないですし。
言行一致。
行動で示す。
背中で語る。
自らが動くことなく、人を動かすことはできないのです。
人の振り見て我が振り直せ。
口だけ人間にならないように、行動ありきで行くことを改めて決意しました。
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【今日のうねり】
人を動かすには、まずは自分が行動することだ。
行動をしていない人の話を聞くことなんてできないのだから。
言行一致。行動で示す。背中で語る。
口だけ人間はいらないのです。