『スタンド・バイ・ミー』的な経験を積み重ねる。

==========
令和3年7月18日  今日もクルクル通信1052号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
==========

映画『スタンド・バイ・ミー』を昨日見ました。

『STAND BY ME ドラえもん』ではなく、リバーフェニックス主演の方の『スタンド・バイ・ミー』です。

この映画を見たのは、実に四半世紀以上ぶりでした。

昨日見直すまで、私にとって、『スタンド・バイ・ミー』は、「チンチンをヒルに噛まれる映画」でした笑

そもそも、死体探しの旅に出たというメインテーマも記憶にありませんでした。

森のドブの中に落ちて、体中に大量のヒルがくっついてしまう。

それだけで十分に気持ちが悪いのに、挙げ句の果てにパンツを中にも1匹いて、チンチンを噛まれる。

あの恐怖が映像として鮮明に記憶に残っていました。

ドブに注意。ヒルだけはやばいぞ!!

『スタンド・バイ・ミー』が、おそらく当時幼稚園児だった、私に届けてくれた、メッセージはこれでした笑

 

さて、改めて見た、『スタンド・バイ・ミー』。見ているうちにいくつかの記憶が蘇ってきました。

犬に追いかけられて、フェンスによじ登って逃げるシーン。

橋の上の線路を歩いてる時に、機関車が来て、必死で逃げるシーン。

真っ暗闇の森の中で、コヨーテの泣き声にビビりながら、みんなで一夜を越すシーン。

恐怖シーンではないのですが、最後のパソコンのシーンも、うっすら覚えているのが不思議です。

それはさておき、昨日を経て、そのメッセージが、

「チンチンをヒルに噛まれる映画」から大きく変化をしました。当たり前ですが笑

やはり、ジュブナイル映画の決定版でした。

上記のような、12歳前後の少年にとっての恐怖と思われるものが満載でしたしね。

最も印象的だったのは、2日間の死体探しの旅を終えて、自分たちの町に無事に帰ってきたシーン。ここでのゴーディの

「2日しかたってないのに、なんだか町が変わってみえた。小さく感じた」(We’d only been gone two days, but somehow the town seemed different, smaller.)

というナレーションでした。

補足ですが、この映画は、12歳の少年4人が、死体探しの旅に出るというもので、そのうちの一人のゴーディの回想という形で物語が進んでいきます。

たった2日間ではあったけれども、この旅は、彼らにとっては今までに経験したことがない、ビッグチャレンジだった。だから、それを乗り越えた先に、大きな達成感と成長を手にすることができた。

そのことを、同じ町が小さく見えた。と表現しているのだと思います。

そうなんですよね、成長にはそのようなビッグチャレンジが必要ですよね。

でも、同時に、

そのような経験をどれくらいすることができるのか?

という数も、同じくらいに重要なんだと思うんです。

1回2回3回。数回程度なら誰にでもあるのでしょう。

でも、それが10回を超え、100回となると‥ずいぶん減っていくのではないでしょうか。

この映画でも、4人はこの旅以来、バラバラになっていきます。

1人は、高卒の製材所勤務で、もう一人は、一度刑務所に入って、日雇いに。

そして、主人公のクリス(リバーフェニックス)は、町を出て、努力をして、弁護士になり、ナレーションも担当している、ゴーディは子供の時からの夢である、作家になります。

ところが、弁護士になった、クリスも、喧嘩の仲裁に入ってナイフで切られて、若くして死んでしまいます。

(実際、クリス役のリバー・フェニックスも23歳で他界してしまった、夭折者で、役柄と同じ運命を辿ったというのは、なんとも数奇なものですが。)

4人の仲間は、12歳の時に、同じ町が小さく見えるような経験を一緒にしているんです。

でも、10年以上経過した後の人生は全員バラバラです。歩んでいる人生の質もまるで別物になっています。

その理由の一つが、クリスとゴーディは、目標に向かって、その後も、死体探しの旅的なトライし続けたからではないか?って思うんです。

まあ完全なる勝手な解釈ではありますけれども。

 

私にとっての、死体探しの旅的な経験を振り返ってみると、真っ先に思い浮かぶのが、

大学3年生の時、ラクロスで行った2週間のアメリカ遠征です。

チームの中で20名しか行けない「選抜式」遠征でしたが、私はこれを目標にただひたすら3年間頑張り続け、文字通り”運よく”チケットをゲットすることができました。

メンバーからは漏れていたにもかかわらず、1人が骨折したので、それの繰り上げ当選。大学受験で言えば補欠合格でしたから。

棚からぼた餅とも言いますね。

おかげさまで、一生忘れることができない、最高の経験となりました。

2週間の遠征を終えて、いつもの多摩川の練習グランドに戻って、残っていたメンバーと合流し、一緒に練習をした時に、

「あれ?全然違くない?こんなもんだったっけ?」

なんて思ったことも今でも鮮明に覚えています。

ところが、そんな圧倒的な成長、あるいは、残留組との差を感じるのは、最初の数日くらいなもので、2週間もすれば、それがいつもの日常に戻ってしまいました…

そして、そのまま私は試合に出れない二流選手で終わりました笑

遠征以降、同じような負荷のかかる経験が出来なかったことが、大きな原因の一つであることは間違いないでしょう。

 

叶えたい目標があったり、達成したい世界があるならば、過去の自分を陳腐化させてくれるような、ビッグチャレンジを積み重ねていくことが大事なのですよね。

自分にとっての死体探しの旅。『スタンド・バイ・ミー』的な経験を積み重ねていこうじゃありませんか。
*****
【今日のうねり】
目標を達成し続ける(非連続の成長をし続ける)ためには、ビッグなチャレンジを積み重ねていくしかないのだ。
数回くらいであれば誰にでもあることだろう。でも、数十、百を超えてくるとなると別だろう。
同じところに居続けると、能力は伸長しない。環境なりにしかならないのだから。
自分自身の死体探しの旅。スタンド・バイ・ミー的な経験を積み重ねていくことが大事なのだ。