感動を「感動」を使わずに伝えてみる。

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令和3年7月22日  今日もクルクル通信1056号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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「よくあんなの毎日書き続けられるよね?」

1,000号を超えた辺りから、お会いした方から言われる回数が増えました。

これには、

よく毎日続けられるよね?

ということと、

よくネタが持つよね?

という二つが含まれていると思います。

前者に関して申し上げれば、

毎日書くと決めたから。

としか言いようがないかもしれません笑

もうちょっと言葉を尽くすことはできるかもしれませんが、今回は後者にフォーカスしたいとと思います。

とは言いながら、前者とも関連するもので、

毎日書くと決めたから、毎日一つネタを見つけて、文章を書かなければならない。

その締め切り効果が、どんな時でも「何かネタはないか?」と探し続ける、常在戦場モードを発動させ、その結果、何かしらが見つかるのだと思っています。

締め切りがなかったら、ネタ探しもし続けないし、その結果、思考の凝縮も生まれない。なので、これらは、

毎日書くと決めるから、毎日ネタが見つかる

という、二つで一つ。ニコイチなのかもしれません。

まあ、ぶっちゃけ、今でもしょっちゅう、書き始めた段階で、ネタがない。「どうするよ、オレ」というライフカード状態になることもありますからね…

それでも、書くと決めるから、何とかなるものなんです笑

そんなことを言うと、

無理くり絞り出してまで書く必要がないんじゃないか?

デキが悪いものを投稿するのは、恥ずかしくないか?

なんてことも言われるんですけれども、毎日出すと決めたことを守ることに比べたら、どうでもよい些細なことです。

そもそも、誰も、自分みたいに真剣に読んでいる人なんていないですから。

万が一、「あれ??今日のやつ、かなりクオリティ落ちてない??」なんて言ってくれる人がいたら、

「ファンがいて下さる」ってことですので、大いに自分も褒めても良いのではないか?とすら思ってしまいます笑

 

とりあえず何か書き始めたいんだけど、何を書いたらいいのかわからない。(公開するかどうかはさておき)

という奇特な人が万が一いるとしたら、とりあえず、

こりゃ、すごい!

これ、面白い!

感動したわ!

心震えたわ!

みたいなものに出会ったとしても、それをその言葉で表現しない。

これから始めるのが良いのではないか?と思うのです。

例えば、「この人、すげえわ」という人に出会ったとしたら、

今日はすげえ人に出会いました。

と書くのではなく、

今日は、放っておいたら朝まで喋り続けているんじゃないか?って感じるくらい良くしゃべる、明石家さんまみたいな人と出会いました。

と書いてみるということです。

つまり、

すげえと感じた理由は何なのか?

それを言葉にするということです。

なぜこれが良いのかというと、その理由が、自分を理解するピースの一つになるからです。

自分が、それはすげえと思ったとしても、別の人は、そう思わないことってありますよね。

その人と解散した後に同席した友人に、「ってか、あの人すごくね?」って言ったとしても、「うーん、どうだろう?俺はそうでもなかった。」なんてこともあるじゃないですか。

でもそれが良いんですよね。人それぞれ、すげえポイントが違うし、それが分かるから。

そのすげえを一つ一つ言葉にしていくことで、

自分はどんなことが好きなのか?

どういうことに惹かれるのか?

どんな価値観を持っているのか?

などが明らかになっていくんです。

すげえと思ったことをすげえで終わらせない。

それはなぜか?を自分の言葉で解釈をしようとするところに、まあ負荷がかかるんですけど、それが書くトレーニングになるのだと思います。

 

大学院1年生の就職活動で、お会いした、電通に勤務するラクロス部の大先輩、小島さん。彼に、初めてエントリーシートを見てもらった時に言われた一言は、

「これさ、形容詞使わないで書き直してくれない?」

でした。

そのインパクトたるや、一生忘れることはないでしょう。

「マジで無理!」って思いましたからね笑

この意図は、

事実の受け取り方って人それぞれ違うよね。大事なのは、受け取り方よりも事実の方なのだから、それを事細かに語りなさい。その方があなたの人柄がよりよく伝わるから。

というものだったと理解しています。

例えば、エントリーシートに、「リーダーシップがある人間です」と書いたとしても、それを説明するエピソードを読んだ時に、

同じように、「リーダーシップがある人だ」と思う人もいるかもしれないし、「行動力がある人だ」と思う人もいるかもしれない。

あるいは、「責任感がある人だ」と思う人もいるかもしれない。

でも、それで良いんですよね。解釈は人それぞれだから。

大事なことは、相手の心をビシバシと打つように、事細かに事実を伝えること。

むしろ、その細部を描写すればするほど、キャラクターが出るんですよね。

だから、形容詞よりも事実の方が大事なのです。

 

自分がすげえと思った理由は何なのか?

そう感じさせられた事実は何なのか?

それを自分なりに考えてみる。この営みは、エントリーシートで形容詞を使わない。ということと、全く同じものなのかもしれません。

毎日一つ、心が動くことにぶつかる。

そして、その理由を考え、書き記してみる。

書き始めるを、ここから始めても良いのかもしれません。

心が反応しなかったことを書くことはできませんからね。
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【今日のうねり】
書く事始めは、感動を明らかにすることからするとよいだろう。
感動することは、人それぞれ全く違うのだから、それを言葉にすることが自分の理解にも繋がるからだ。
ただし、感動したことを「感動した」と書かないこと。
その理由を書き下してみる。そこを事細かに書けば書くほど、理解度も上がるし、負荷も上がるのであろう。
でも、それが書くトレーニングになるのだから。