品があること=破壊的コミュニケーション力があること

今日は、新橋でランチミーティングがありました。
15時前ぐらいに終わったのですが、どうも微妙に小腹が減っている。
そう感じた途端に、
なぜか無性にポンヌフに行きたくなってしまい…
微妙な時間だったのですが、
今日は夕食をこれにしよう!
という許しを自らに与え、行ってしまいました笑

いつも通り、【バーグスパの白】を注文して、完食。
【思い出補正】がたんまり入った味に満足をして、いざ会計へ。
財布の中に1000円札がなく5050円を出しました。
(バーグスパは850円)
ポンヌフをご存知でない方には申し訳ないのですが、
数年前まで、スパ(ゲッティー)を作っていた、あのマスター。
首がかなり急な角度で曲がって、ずっと下を向き気味なあのマスターが今ではお会計担当です。
1000円札が無かった時に、
「こりゃ、参ったな。めちゃ時間がかかるぞ」
なんて思ってしまっていました。
そう、あのマスターは動作がかなり遅めです。
お会計の処理速度も普通の人の1/10くらいな印象ですから、
ランチタイムには長蛇の列の人気店なので、レジが会計が遅いっていうのはそれなりに大きな問題ではないか?なんて思って見てしまっていました。

マスターは私が5000円札を出したことを確認すると、
そのゆっくりとした動作で1000円札を4枚取り出しました。
レジの上に置いてある台布巾で、しっかり指先を湿らせてからもう一度、4枚あることを確認しました。
そのまま、その4枚を渡してくれるのか?と思いきや、
1枚だけ向きがずれていた1000円札を同じ向きに揃え直し、さらに端っこをびしっと揃えて僕に渡してくれました。
その動作を見た時に、電流が走りました。
何度も、このポンヌフに来たことはありましたが、もちろん、このマスターと会話したことは1度もありません。
もういい年なんだし、引退してもいいんじゃないか?
こんなに会計に時間かかるんだったら誰かにバトンタッチをした方がよいのではないか?
周りが言っても聞かない、頑固オヤジなんだろうか?
などなど、勝手な想像をしていた、自分の恥じました。
この遅くとも、この丁寧な、品のある動作を見て、このマスターがマスターたる所以を見たような気がしました。
ポンヌフが数10年にも渡り、新橋のサラリーマンに愛されている理由をまざまざと見た気分になりました。
お客様に紙幣を返す時は向きと端を揃えて出す
先代に叩き込まれたのか?
体に染み付いた無意識の動作に美しさすら感じました。
礼儀正しさに優る攻撃力はなし
その言葉の意味をリアルにまざまざと見せつけられました。

こんな姿を見たところで、
「そんなことをしなくても良いから!お釣りを早くくれよ!」
って思う人が、もしかしたらいるかもしれません。
でも、僕は痺れたんですよね。

当たり前のことを当たり前にできること
基本的なことを正確にできること
礼儀正しくあること
品があること
そんな人間でありたいと思うことを改めて理解できました。
同時に、今まで以上に、ポンヌフファンになりました。
そう、品があることは、人をファンにしてしまう破壊的なコミュニケーション力があるってことなんですね。
今の時代、そんなことは流行らないかもしれませんが、あえてそれを大切にしていこうと思うのです。
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