「けもの道」を「道」にする。

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令和3年8月16日  今日もクルクル通信1081号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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今朝Yahooニュースを開くと、緑と白のストライプのユニフォームを着た日本人選手の写真が飛び込んできました。

見出しは、「古橋亨梧、セルティック移籍後5試合で5点目!」

古橋?セルティック?なんて思いながら記事をクリックしました。

恥ずかしながらですが、スコットランドで5戦5発。しかも前節はハットトリックという大活躍をしている古橋選手を、知りませんでした。日本代表にも選出されているようですが…

高校まではサッカーにどっぷり浸かり、今ほどポピュラーではなかった、チャンピオンズリーグをWOWOWで毎試合録画し、チームメンバーにそのテープを渡していた、そんな情報通だった私ですが、今ではこの有様です笑

慌てて、先ほどYouTubeで古橋選手の得点シーンを見ましたが…速いっすね!

ドイツのシュツットガルトで、日本代表の遠藤航が得点をしたというニュースを、昨日トレインチャンネルで見たことも思い出しました。

ギリギリ彼の存在は知っていますが、シュツットガルトにいることは知りませんでした笑

オリンピックも一試合も見なかったですし、日本代表からすっかり縁遠くなってしまいましたが、

ここ数年で、信じられないほど海外チームに所属している選手が増えましたよね。

今回の東京五輪の3位決定戦のスターティングメンバーの11人中7人が海外チーム所属。

五輪直前に行われた、日本代表vs五輪代表のテストマッチの日本代表のスタメンは、11人中10人が海外チーム所属でした。

恐るべき、海外比率です。

日本代表が初めて出場した98年フランスW杯のスターティングメンバーは、全員日本のチームに所属していましたからね。

四半世紀で、これほどの変化があるとは、少なくとも、当時の僕には想像できなかったことです。

そんな未来がなぜ生まれたのか?

紛れもなく、初めて世界の扉を開いた、カズこと三浦知良。

そして、それに続いた、中田英寿の活躍があったからだと思うのです。

彼らが実際に、戦えることを示したから。

それが、それ以前にあった、日本人は海外で活躍できない。

とか、

レベルが違いすぎるから無理。

といった、既成概念を、ぶっ壊したから。

それを見た、次世代の若者が、「俺も頑張ればできるんじゃね?」ってリアリティーを持ったからではないか?

って思うんですよね。

人は、鳥を見たから飛べるようになった

と言われるように、見たものには成れるのが人間なのです。

道がなかった山林を歩いた人がいたから、それが「けもの道」となり、それを見た幾人もの人が、「あれ?ここ歩けるんじゃね?」って、歩いたから、踏み固められ、道ができた

ようなものだと思うのです。

ちょうど、カズやヒデが海外で活躍し始めた頃、野球でも野茂英雄がメジャーリーグに挑戦し、3年連続二桁勝利やノーヒットノーランなどの大活躍をしました。

それに、イチローが続きました。

野球もサッカーと同じように、彼らが、それまでのパラダイムをひっくり返しました。

その活躍を見た子供たちが、勘違いをして笑?

プロになるなら、日本ではなく、メジャーで。という新しい基準を持ったのだと思います。

マー君や大谷選手がきっとそうなのでしょう。

 

先週、帰国中の友人と、30分ほどお茶をしました。

アメリカで、ドクターとして大活躍をしている彼は、専門分野においては世界トップクラス(=日本でもトップ)の知見を持っています。

昨年、彼は所属している大学病院に掛け合い、熱意のある若い日本人ドクターを留学させる奨学金制度を作りました。

少なくとも彼の専門分野では、アメリカと日本では大きな差があるようですが、その差を埋めることが自分にできないか?

貢献できる方法はないか?と考え、この制度を作ったそうです。

彼は、日本とアメリカの架け橋となるのが、自分の使命だと感じているそうです。

私から見たら、彼もまたカズや野茂と変わらない、パイオニアそのものです。

今までは、パイオニアの功績は、

自分で新しい道を切り開くという、短期的な個人に留まるもの。

だと思っていました。

でも、彼の話を聞き、一連のサッカー選手の海外での活躍を見て、ちょっと変わったんです。

パイオニアの功績は、

それに刺激され、追う人が現れ、実際にそれが「道」となるという、長期的で社会的なもの。

なのではないか?

だとすれば、真に讃えられるのは、その行為から十年以上の月日を経てからなのかもしれない、

と。

言い換えれば、

自ら歩いた「けもの道」を、後進を導き、「道」にすること。

なのです。

今はけもの道を歩き始めたばかりの私ですが、友人のように、「道」を作れるように精進していきます。
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【今日のうねり】
パイオニアの功績は、自ら歩いた「けもの道」を後進を導き、「道」にすること。
短期的ではなく、長期的で真の功績が問われるものなのだ。
道を作るべく、精進するのだ。