「あいつ、テスラじゃね!?」って言われるために。

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令和3年8月21日  今日もクルクル通信1098号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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巧遅は拙速にしかず

という言葉があります。

コトバンクによれば、これは、

仕事の出来がよくて遅いよりは、出来はわるくとも速いほうがよい。

という意味です。

英語では、quick and dirtyと言うそうです。

これは私の行動規範の一つとなっておりますが、これが当てはまらないケースもあるとも思っています。

例えば、新しいプロジェクトにジョインする時です。

ましてや、私のような外部委託として参画し、決して安くはない対価を頂戴する場合は、quick and dirtyじゃダメなんですよね。

お客様はそもそも、

この人、何やってくれるの?

この人って、どんだけできるの?

って、思ってこちらを見ているものです。(そりゃ、当たり前ですよね)

なので、動きが遅ければ、

「あの中田さんって人、仕事遅いんですけど?動かないんですけど?」

って思われてしまいますし、

逆に、動きは早いけど、そのデキが悪ければ、

「あの人、仕事が雑なんですよね。」

ってなってしまいます。

「初頭効果」という言葉があるように、ここで形成された、第一印象は、その後の全ての印象を決定づけるものになりますから、序盤のネガ獲得は、大打撃。

リカバリーするのが至難です。

しかも、第一印象=第一評価は、プロジェクトメンバーだけでなく、その組織内にも広まっていってしまいがちです。

中田さんって仕事遅いらしいよ。

中田さんって仕事が雑らしいよ。

ならまだしも、これらがドッキングされて、

中田さんって仕事が遅くて雑らしいよ。

なんてことも起こり得ます笑

こんな展開になってしまったとしたら、リカバリーをするのは超絶困難。

しかも、我々のように基本の契約期間が3ヶ月で解約通知は1ヶ月前。みたいな場合ですと、実質最初の1ヶ月が勝負となりますから、期間内でこのNGをリカバリーするのはほぼ無理かもしれません。

ここからのリカバリーを目指すのは、黒部ダム建設ばりの難プロジェクトとなってしまうことは間違いありません笑

(絶賛ドはまり中の吉村昭の影響です笑 現在、これを題材にした『高熱隧道』を読んでおります。)

ですから、この時ばかりは、quick and dirtyではなく、

quick and beautiful

を目指ししかないです。

この言葉は、YCPに入社した時に、当時の上司に最初に言われたことでもありました。

「中田、一番大切なのは、最初だ。初動だ。それで評価が下る。だからこそ、最初こそ「quick and dirty」ではなく、「quick and beautiful」だ。

最初にここを徹底し、信頼を勝ち得れば、仕事が後々しやすくなる」

この言葉を忘れることは一生ないでしょう。

 

もちろん、これは、外部委託としてのプロジェクト参画でなく、会社内異動においても、そのまま当てはまることです。

異なる点があるとすれば、社内異動の場合は、所属先を含む各所から異動先に、事前情報がより生々しく報告されているということです。

なので、仮に異動前から、

中田って、仕事できないらしいよ。

みたいなネガ情報が出回ってしまうと、めちゃくちゃキツイんですよね。

私自身も経験があるからよくわかるんです笑

しかも、この手のネガ情報(人事の評価というよりは、噂ベース)って、多くの情報源から得たものというよりも、一つ二つのわずかな情報元で、決定されてしまうことも多いんですよね。

まさに、過度の一般化ってやつです。

これに、尾ひれが付いて、ネガが上塗りされていってしまう笑

私の場合は、よほどできない情報が出回ったのか?異動前に異動先の先輩から呼び出され、

「どんなことをやってきたのか?何ができるのか?盛らずに話してくれ」って言われたこともありましたからね笑

結局、こんなマイナス状態からスタートして、ゼロに戻し、プラスにするまでは数年を要しました。

スポーツで言えば、二軍に降格した一軍選手が、再び一軍に返り咲くには、降格した時以上のパフォーマンスが求められる。というようなことに似ているかもしれません。

まあ、リカバリーに数年かかったのも、そもそものネガ情報も全ては、私に実力がなかっただけなんですけどね笑

 

このように考えてみると、少なくとも、次の二つができれば、スタートダッシュを決められると言えそうです。

一つ目は事前情報の整備。

いかにプラス情報を先方に提供することが出来るのか?

これができれば、初っ端からゲタを履いた状態でスタートを決めることができます。自作自演の「ハロー効果」と言えるのかもしれません笑

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ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼ぶ。

心理学の世界では、認知バイアスと呼ばれるものの1つである。

ハロー効果には、ポジティブ・ハロー効果とネガティブ・ハロー効果とがある。

ポジティブ・ハロー効果は、評価者が人材を評価する際に、ある特定の評価が高いと感じた場合に、別の項目も高くしてしまう現象である。また、ネガティブハロー効果は、評価者が人材を評価する際に、ある特定の評価が高いと感じた場合に、別の評価を低くしてしまうという現象である。

ポジティブ・ハロー効果の例として、次のようなものがある。

・Aさんが有名大学を卒業しているということと、ビジネスパーソンとして優れているかどうかは本来関係のないことであるが、実際に確認などをせずに、Aさんを優れたビジネスパーソンであると評価する

・英語ができることと、仕事ができることは本来、関係のないことであるが、実際に確認などをせずに、英語のできる人を優れたビジネスパーソンであると評価する 。
(グロービス経営大学院webサイトより抜粋)
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二つ目は、初っ端にquick and beautifulな仕事を決めること。

事前情報も〇、最初の仕事も〇

となったら、後に多少の失敗をしたとしても、何とかなります。それほど最初が重要なんだと思うのです。

もちろん、これは理想で、例によって、「言うは易し、行うは難し」なことではございますが…望まなければ決してできないものも事実。

そしては、これらは日々の積み上げによってしか生み出させないこともまた事実なんですよね。

GT-Rやポルシェを凌ぐ加速性能を持つと言われる、テスラのモデルS。そんな異次元の初速を目指して、日々取り組んでいこうじゃありませんか。

※早速、お仕事のご相談を下さったお二方、有難うございました! 引き続き、僅かですが、スケジュールに空きがございますので、お気軽にご連絡を下さいませ!!※
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【今日のうねり】
ビジネスのおいて、テスラのモデルSばりの異次元の初速を手に入れるには、二つのことが欠かせないだろう。
一つ目は、事前情報の整備。二つ目は、最初にquick and beautifulな仕事をすることだ。
これが出来れば、下駄を履いた状態でスタートラインに立ち、さらに良いパフォーマンスが発揮できるのだから、爆速スタートができるのだ。
そのためには、日々磨くしかないのだ。