北斗の拳に学ぶ【偉大なるマンネリ】の力

格闘漫画の古典中の古典、金字塔とも言える、【北斗の拳】をやっと読み終えました。
読み進めるうちに、幼い頃にアニメで見ていた、断片的に漫画でも読んだことがあったことを思い出しましたが、ちゃんと読んだことはありませんでした。

この漫画を
男の美学が詰まっている
という友人もいましたが、まさにそうで、
そもそも、
北斗の拳=格闘技漫画
という自分の先入観、認識が完全に間違っていたことが分かりました。
北斗の拳は、愛の漫画
でした。
親子の愛、男女の愛、兄弟の愛あるいは男同士の熱き友情
そんなことがテーマで、
実は北斗神拳、北斗琉拳、南斗水鳥拳などなどの拳術、その戦いは、それを彩るスパイスに過ぎないのかもしれません。
とは言いつつ、ドラゴンボールをはじめとした、僕が読んできた数々のバトル漫画がたぶんにこの北斗の拳の影響を受けているということは十二分に分かりました。

例えば、超強力なライバルには1回目は大抵勝てない。
主人公が見失っている点を克服して、2回目に勝つ。
表と裏、陰と陽といった対の関係の流派や拳技がある。
などなど
「出典はここかよー」って思うシーンがいくつもありました。
一種の型、フレームですね。(もしかしたら、更なる古典にこういったフォーマットはあるんだろうとも思います)

それはさておき、今回の一番感じたことは、世界で累計1億部売れている、この北斗の拳は、まさに
偉大なるマンネリ
だなってことです。
物語に次々と登場してくる、ケンシロウの強力なライバル達は
親子の愛、恋人の愛、兄弟の愛
といった【愛】のいずれかを失った経験があって、それが理由で悪の道に入ってしまった
愛の力を知っている、ケンシロウが、それをやっつける
というある種のフォーマットで物語が構成されているように感じました。
しかし、その圧倒的な画力、ケンシロウの強さ、キャラの濃さ。そして、熱苦しいと言わざるを得ないほどのハードボイルドさなどが故に、読者は
分かっていても面白いと感じてしまう。ハマってしまう
ファンになってしまう

ですよね。
これがめっちゃすごいと思うのです。

分かっていても、感動させられる、やられちゃう。
この究極のワンパターンやフォーマットを尊敬の念を持って偉大なるマンネリと呼ぶのです。
この偉大なるマンネリは、漫画に限らず、国民的ヒット作品は、非常に多いとは思うんです。ぱっと思いつくところでいうと、
漫画でいえば、ドラえもん、ドラゴンボール、美味しんぼ、こち亀。仮面ライダー、ウルトラマン。
ドラマだと、水戸黄門、寅さん。あるいは火曜サスペンス劇場
などなどでしょうか。
分かっていても、それが見たい!
ってやつです。
古典落語もそうですね。ネタがかかった瞬間にオチまで分かっているのに、何度も聞きたくなる。(これは話が長くなるので別の機会に)
これは一つの究極のクリエイティブの形だと思うのです。
分かっていても…〇〇なんです、
何度体験しても感動するんです
ってやつです。
そんな世界を築きあげられた、クリエーターの方々に敬意を評さずにはいられません。
一方で、毎回新しいものを生み出し続け、ファンに感動を与え続けている人もいますよね。
漫画家で言えば、ハンターハンター(幽遊白書)の冨樫さん。
毎回毎回のストーリーや設定の作りこみが凄すぎる。面白過ぎる。
しかし、休載がめっちゃ多いのは、この
新しいことを生み出し続けることがいかに難しいのか?
ということを物語っているようにも思えるのです。
(休載も含めて「芸風」になっているのも恐るべしところなのですが…)
いずれも人々に感動を与えていることには変わりがないので、どちらもすごいんです。
でも、どちらかと言えば僕は
分かっていても、何度体験しても感動させられる
偉大なるマンネリ
VSOP(ベリースペシャルワンパターン)
を志向している、必殺技に魅かれるようです。
野球で言えば、
野茂英雄のフォーク
大魔神佐々木のフォーク
マーくんのスライダー
藤川球児のストレート
なんでしょうか。(野球詳しくないのですが笑)
個人的には、
イルペンティートのピザ
スタミナ苑の肉
も入りますね。
食べた翌日にはもう食べたくなってしまいますからね!!

北斗神拳にあやかり、自分のフィールドで
毎回お客様を唸らせる秘孔をつけるようになります!
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