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令和3年9月21日 今日もクルクル通信1129号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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先週、珈琲館で本を読んでいると、ドサッ、ズドンという物音がしました。
周囲を見渡すと半袖白シャツにスラックス。TUMIの3wayバッグよりも大きい、真っ黒なショルダーバッグを持ったサラリーマン風の男性が壁際のソファ席に着席していました。
彼は、メニューを指差しながら注文をし、店員さんがテーブルから離れると、カバンに手を突っ込みました。
パソコンでも取り出すのかと思いきや、なんと、出てきたのは、透明なビニール袋に包また、パンでした。
きっと、すぐそこにある、コンビニで買ってきたものだと思います。水色黄緑白のロゴが見えましたから。
まさか?いや、このタイミングで取り出したのですから、当然。彼は、袋を開け、大きな口を開けて食べ始めました。
そのぼってりした体つきとはかけ離れたその素早さにややびっくりもしました笑
でも、一番ビビったのは、パンを食べ出したことでも、その素早さでもなく、一切、悪びれた素振りを見せない、その堂々とした態度でした。
例えば、壁方向を向いて、それを隠しながら食べるとか、それを机の下やカバンに隠すといった行為があればまだしも、
さも当然と言わんばかりに、スポーツ新聞をテーブルに広げながら食べていたんですよ。
「店員さんがコーヒーを持ってきたら、どうするんだろ?注意するのかな?」って、こっちがソワソワしていたんですが笑
案の定、店員さんが来ても、何事も無かったかのように、というか、何なら、「そこに置いといてよ」って一瞬目合図をして、黙々とパンとスポーツ新聞を楽しんでいました。
注目の店員さんも、案の定?何事も無かったかのように会計札を置いて、その場を立ち去りました。
もしかしたら店員さんも、その自然な立ち居振る舞いに、自分たちの商品と勘違いをしてしまったのかもしれません笑
厚顔無恥
という言葉があります。goo辞書では、
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厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。
「厚顔」は厚かましいこと。ずうずうしいさま。面の皮が厚いこと。
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という意味ですが、体格といい、振る舞いといい、厚顔無恥そのもののような人でした。
一昨日、ドトールコーヒーにでブログを書いていた時のことです。
ポモドーロテクニックの5分休憩時に、ふと隣のテーブル席を見ると、ゆっくりとパンを食べている、シニアな女性がいました。
で、これがまた、コンビニの菓子パンでした。
身体も顔も全く厚くなくというか、むしろ皮と骨ぐらいな感じなのに、その立ち居振る舞いは堂々たるもの。
世の中のカフェや喫茶店は持ち込みOKになったのか?
自分の常識を疑ってしまいました笑
もしかしたら、彼らの常識では、持ち込みOKになっているのかもしれませんが、コロナの感染症対策だけでなく、持ち込みNGの注意喚起もした方が良いのかもしれませんね。
雑居ビルから、携帯電話を取り出し、電話をしようとしている男性が出てきました。
後から2人の男性が出て来て、「いやー、やめた方がいいですよ、お客さん」と声をかけると、
「何がやめた方がいいんだよ、ふざけんな、バカヤロー。俺がなんで悪いんだよ!!」って大声をあげています。
ガニ股で、ポケットに片手を突っ込んでいる仕草と、ドスの効いた声にビビって、駆け足でその場を去りました。
一体、何で揉めているのか?は皆目見当もつかないのですが、彼我の常識にズレがあったことは間違いなさそうです。
先の二つの喫茶店の事例では、店員さんが気づかなかったからなのか?揉め事は起こっていなかったのですが、今回は、店員さんが気づいてしまったので、大揉めになっていたのでしょう。
後者は分かりませんが、ルール違反を問いただすことは、正しいor正しくないで言えば、正しいのですが、身を守るという観点で言えば、正直微妙なところですよね。
私が、店員さんだったら、ドトールの女性はさておき、珈琲館のスポーツ新聞のリーマンに対しては、同じように見て見ぬ振りをしていたかもしれません。
怒鳴られたり、難癖を付けられたら、たまらないですからね。
なので、こういった、常識のズレた人との関りはマジで避けたい。未然に防ぎたいところです。
その一つの手段が、情報発信だと思っています。
常日頃から私、我々はこういうポリシーを持っています。
こういうビジョンを持っています。
大切にしている価値観は、〇〇です。
ということを、発信していていれば、「あの人(会社)はこういう人(会社)たちなのね。」という認知を得ることができますから、それに合わない人は、自ずから近寄って来なくなります。
(まあ、情報発信をしたとて、それを見て頂けるかどうか?は別の話ですが笑)
発信しているメッセージに共感しない人は離れ、共感してくれる人が集まるようになります。
ほら、名だたる企業が掲げ、発信している、クレドや、ウェイといった行動指針もそれの一種だと思います。
例えば、リッツカールトンやP&G、GE、あるいは「電通鬼十則」がそれの代表例ですよね。
お客様や従業員も、それに共感した人が集まっています。
対外的に発信するメッセージが、磁力を生み、人を集め、遠ざけるのだと思うのです。
自分の価値観や行動指針と合致した人が集まれば、摩擦は少なくなるし、行きやすくもなりますよね。
常識のズレによる、思わぬ事故を減らすためには、情報発信は有益な手段となるのです。
仮に、そんな事故が度々起こっているとしたら、それは、事故でもない。
事前に情報を発信していない自分が引き起こしていることと言ってよいのかもしれません。
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【今日のうねり】
常識のズレ、価値観のズレによる、揉め事や事故を防ぐには、情報発信が有益だろう。
発信をしている内容に共感する人が集まり、共感しない人は去っていくだけだから。
情報発信は、生きやすくするための有益な手段と言えるのだ。
もし、思わぬ事故が度々起こっている人がいるとしたら、それは事故ではない。自分が引き起こしているだけなのだ。
全て自分のせいなのだ。
情報発信で磁力生むのだ。