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令和3年10月18日 今日もクルクル通信1155号
本ブログは、(株)SURGING中田雅之のブログです。
今日もクルクルうねって、胸にぐっとクル気づきを書いていきます。
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昨日の日曜日は、「生憎」では、「せっかく」の雨。
美術館に行ってみるか。ふと、そんな気持ちが湧きました。
確かに、劇場に007を見に行くという選択肢もあったのですが、わざわざ混んでいる日曜日に行く気もしませんでした。
『燃えよ剣』もちょっと見たいです。私にとっては、あの話(原作)は、組織論の物語でもありました。
「美術館 東京」でググってみると、まぁ、そこには知らない世界が拡がっていました。
まずは、六本木の国立新美術館。なんと、エヴァンゲリオンの『庵野秀明展』が開催されているじゃないですか!?
ファンにとっては当たり前のことであっても、ずぶの素人にとっては、ニュースでしかありません。
『シン・エヴァンゲリオン』はまだ見ていないのですが、ミーハー心もくすぐられ、いきなりテンションが上がりました。
ただ、案の定、チケットは完売御礼笑
今月内の土日は、夕方までは当然のように完売となっていました。
続いて、渋谷の東急Bunkamura。『甘美なるフランス』というモネ、ルノワールなどの作品展がやっていましたが、
こちらも当然のように当日分は販売終了。
上野の東京都美術館では、『ゴッホ展』が開催されていましたが、こちらも当日分は販売終了。
もう諦め始めていたところ、
あの有名な『バンクシー展』が天王洲アイルの寺田倉庫やっていることを発見!
とは言いながら、バンクシーって聞いたことがあるだけでよく分かっていませんが笑
庵野秀明展に負けず劣らず、テンションが上がるものの、案の定…完売御礼。
結局、雨も強いし、美術館作戦は断念しました。
アートファンの方々、申し訳ありません。土日が混雑しているのは、映画館だけじゃないよ、なめんな!って話です笑
リアルに美術館に行くことはできなかったですが、ググって、その世界をちょろっと覗いただけでも、世界が少しだけ広がりました。
「せっかく」の雨の日曜日に何をやったか?というと、
Amazonプライムで、『ハリーポッターと賢者の石』を見てしまいました。
ブラウジング中に、リコメンドが出てきて、ついついクリックしてしまいました笑
公開時以来ですから、もう10年以上見てなかったですが、相変わらず、めちゃ面白いですね。
あのホグワーツの食堂って、現存するオックスフォード大学の食堂らしいんですが、あれがリアル学食ってオックスフォードの歴史、恐るべしです笑
90分ほど見たところ(クリスマス休暇でハリーが、図書館の閲覧禁止の書架に潜入するところ)でトイレ休憩。
これ、もう1時間見たらやばいな。このまま止まらない可能性アリってことで、そこで昨日分は強制終了させました笑
さて、セミナー仲間界隈では、今「100人組み手」なるものが流行っています。
これは何か?
人によって定義がそれぞれあるとは思いますが、一言で言えば、「100人と対話をする」というものです。
私も3年ほど前に「100人プロジェクト」なるものを実施させてもらいました。
このプロジェクトは、「100人にお会いさせてもらって、私(中田)の良いところを聞く」という、とんでもなく、一方的なプロジェクトでしたが笑
(せめてもの罪滅ぼしとして、そこでの会場費は持たせていただきました)
100人と対話するという基本コンセプトは同じです。
これ、やってみると分かるのですが、想像以上に気づきや学びが多いんですよね。
どんな気づきがあるのか?
さすがに100人と対話を繰り返していくと、
自分ってどういう人なのか?
ということが、否が応でも分かるようになっていくんですよね。
他者との対話を通して、自分が相対化されますので、多くの気づきが生まれるのです。
それは何も、
私の良いところはどこだと思いますか?
なんてストレートに聞かなくてもです。私は聞いておりましたが笑
その対話させて頂く相手が、自分と趣味趣向や仕事内容、コミュニティが被っていなければいないほど、その気づきは多くなる傾向にあるとも思います。
なので、可能であれば、共通項が多い人はできるだけ避け、それらが少ない人と対話できると尚良いような気がいたします。
共通項が少なすぎると、話がマジで分からないというリスクもあるかもしれませんが、それはそれでよいんです。
この100人組手の裏テーマ?の一つである、コミュニケーション能力の向上に繋がりますからね。
そもそも共通項が少ない人との会話を盛り上げようとするならば、会話の中で生まれたトピックについての共通理解を生むために、
そのトピックを自分の知っている話に置き換えるとするならば、どういうことか?
と考える必要があり、これを考える行為が抽象度を上げて考えるトレーニングになるんです。
そもそも、他者とサシで、1~2時間の対話を繰り返していれば、コミュニケーション能力は向上していくに決まってもいますよね。
どういうバックグラウンドの人なのか?
どんな仕事をしているのか?
何を大切にしているのか?
やっぱり会話を盛り上げるために、どんなアイスブレイクをするか?
といったことを、少なくとも100回は考え、実行することになりますからね。
時間を頂戴する以上は自分が提供できることはないか?も考えねばならないいですし。
知らない世界を覗くことは気づきが多く、それがそのまま、自己への発見や成長にも繋がるんですよね。
外に出なきゃいけません。
少なくとも、まずはバンクシー展と庵野秀明展は行ってみます。
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【今日のうねり】
自分の知らない世界に触れると、世界が拡がる
他社との対話もそうだろう。
自分との領域が異なれば異なるほど、その発見、世界の拡がり方は大きくなるのだ。
外に出る。これが大事なのだ。